クメールの遺跡は、たくさん点在しています。
アンコール・トムが巨大な都市ですから、その他に必要なものが、
廻りに設けられているようです。
これから行く場所は、街を造った王 ジャヤバルマン7世 が、
亡き父の供養の為に造った寺院です。
ナーガの欄干の並ぶ参道を、進んでいきます。
3つ並んだ棟には、それぞれ門が設けられています。
その中央の門を進んでいきます。
内部にも彫刻が彫り込まれています。
子供たちが、楽しそうに遊んでいました。
物を売る子供たちを見ると、もっとやりたいことが、
あるんじゃないのって感じてしまいます。
これが本来の姿に感じます。
ブリヤ・カーン です。
” 聖なる劔 ” という意味だそうです。
権力の象徴である剣が、ここで発見されています。
現在はプノンペンにある国立博物館に、納められているそうです。
元々は仏教寺院として造られています。
今まで見てきたものと違った建物です。
下の部分は円柱で支えられています。
西洋建築やエジプトなどでは見られますが、クメール遺跡では珍しい建造物です。
廻りには、こんな遺跡の一部が転がっています。
ここは一度、ヒンドゥー教を信仰するジャヤバルマン8世によって破壊されています。
現在では、ヒンドゥー教と仏教の融合した寺になっていますが、
国教である仏教の寺院として、使用されているようです。
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