
旧市街で、とりあえずピンチョスをいただいてきました。
ショップなどは閉まっているようですので、次へと移動することにしました。
近年都市整備されたこの街には、地下鉄以外にトラムも存在します。
ホテル前にトラムの駅があるので、便利に使えます。
旧市街からトラムに乗ろうと、停留所に向かいました。
しかし、チケットの買い方がわからずに戸惑っていると、地元の方が話しかけてくれました。
残念ながらバスク語なのか、まったく意味が分かりません。
そのうちトラムがやってくると、乗るように言われました。
中で買うのかと思って乗ると、すぐに目的地に着いてしまいました。
まぁ、2駅ですから、すぐではあります。
また、タダ乗りをしてしまいました。
説明してくれたおばさんは、チケットを買うのではなく、
トラムに乗るように、ずっと言われていたように思います。
土日はきっとタダなんでしょう、って勝手に解釈しました。
やってきたのは、ビルバオ川に架かるもう一つの美しい橋です。
ズビズリ橋
バスク語で、 ” 白い橋 ” という意味だそうです。
白いフレームと、ワイヤーで構成されています。
非対称の形状 は、片方に向かって傾けられています。
このような形状の橋を、以前に見たことがあります。
アラミョ橋
以前 セビリア へ行った時に、AVE の中から見ました。
http://blog.goo.ne.jp/joearchi/e/be43c31bf795a9c65b4131b1ce822824
サンティアゴ ・ カラトラバ の設計によるものです。
建築だけでなく、橋梁なども数多く手掛けています。
アテネオリンピックのメイン会場は、彼の作品です。
ハープのような形状 は、とても美しく川面に映えます。
逆さ富士のように、写りこんでくれるともっと美しいのでしょう。
私が以前見た写真では、床面全体がガラス面でした。
安全面の為か、現在は黒い滑り止めが敷かれていました。
少し残念な、気がしました。
橋だけではなく、上がってくる階段やスロープまでもが美しく造りこまれています。
私の感性には、直線を強調したものよりこういったラウンドのデザインの方が響く気がします。
そういう意味では対照的な、この川に架かる新旧2本の橋。
この辺が、バスクの奥深いところかもしれません。
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