スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

’18 夏 ランペドゥーザ 85

2018年12月06日 | ’18 ランペドゥーザ

 

 

 Teatro alla Scala

 

初代宮廷劇場以来の伝統を持つ、世界三大歌劇場のひとつです。

元々の宮廷劇場は、1776年に火事で焼失しています。

その後、現在の場所に立て直されています。

この場所には、元々サンタ・マリア・アラ・スカラ教会が建てらていて、

教会の名前から、スカラ座と名付けられたそうです。

この劇場は、1778年に完成しています。

現在の建物は、2002年から2年間かけて大改修をされています。

 

 

 

 

目の前のスカラ広場には、ダ・ヴィンチ像が建てられています。

 

30歳の頃から17年間、この街で暮らしています。

1499年に起こった第2次イタリア戦争を機に、

ヴェネツィアへ避難しています。

最後の晩餐は、避難する前年に書き上げられたそうです。

 

 

 

 このスカラ広場の横には、ガッレリアの入口があります。

 

ここを抜けるとドゥォーモ広場に出ますから、見どころのある場所が、

この辺りに固まっている感じです。

ダ・ヴィンチ見つめる広場で、のんびり過ごすのも悪くないかもしれません。

 

歩いて見ると、この街が素敵なことがよくわかります。

この街にも、住んでみたくなりました。

 

 

 

 

夏のヴァカンスの時期のせいなのか、平日ですが多くの人が歩いています。

高さのある美しい空間です。

 

 ここも ” 人から教わった場所 ” のひとつです。

ずっと来てみたかった場所でした。

 

 

 

 

現在では、高級ブティックが並ぶアーケードです。

カフェなどもあり、ここで寛ぐこともできそうです。

入ってみたい気がするのですが、ランチをいただいたところですので....

 

この通りで、やってみたいことが1つありました。

 

 

 

 

ガッレリアが十字に交差する部分に、それはあります。

 

上を見上げると、こんな美しいドームが見えます。

1877年の完成から、約150年間この街を見続けています。

ちょうどこの真下に、美しいモザイクタイルが貼られています。

 

 

 

 

これです。

 

ここには、5つのモザイク画が造り込まれています。

中央にイタリア王国の紋章、その廻りを囲むように、

4つの街の紋章が配置されています。

ローマ、フィレンツェ、この街ミラノ、そして昨日訪れたトリノの紋章です。

 

この牡牛の紋章が、トリノの紋章です。

よく見ると牡牛の股間の部分が、少し窪んでいます。

 

 

 

 

 そこに踵を乗せて3回廻ると、幸運が訪れるそうです。

 

私が見た紀行番組では、そう放送されていました。

1回転と書かれている情報もあります。

私的には、自分が見たものを信じて、3回廻ってみました。

 

きっといつか、幸運が訪れるはずです。

信じる者は、救われます。



post a comment