Teatro alla Scala
初代宮廷劇場以来の伝統を持つ、世界三大歌劇場のひとつです。
元々の宮廷劇場は、1776年に火事で焼失しています。
その後、現在の場所に立て直されています。
この場所には、元々サンタ・マリア・アラ・スカラ教会が建てらていて、
教会の名前から、スカラ座と名付けられたそうです。
この劇場は、1778年に完成しています。
現在の建物は、2002年から2年間かけて大改修をされています。
目の前のスカラ広場には、ダ・ヴィンチ像が建てられています。
30歳の頃から17年間、この街で暮らしています。
1499年に起こった第2次イタリア戦争を機に、
ヴェネツィアへ避難しています。
最後の晩餐は、避難する前年に書き上げられたそうです。
このスカラ広場の横には、ガッレリアの入口があります。
ここを抜けるとドゥォーモ広場に出ますから、見どころのある場所が、
この辺りに固まっている感じです。
ダ・ヴィンチ見つめる広場で、のんびり過ごすのも悪くないかもしれません。
歩いて見ると、この街が素敵なことがよくわかります。
この街にも、住んでみたくなりました。
夏のヴァカンスの時期のせいなのか、平日ですが多くの人が歩いています。
高さのある美しい空間です。
ここも ” 人から教わった場所 ” のひとつです。
ずっと来てみたかった場所でした。
現在では、高級ブティックが並ぶアーケードです。
カフェなどもあり、ここで寛ぐこともできそうです。
入ってみたい気がするのですが、ランチをいただいたところですので....
この通りで、やってみたいことが1つありました。
ガッレリアが十字に交差する部分に、それはあります。
上を見上げると、こんな美しいドームが見えます。
1877年の完成から、約150年間この街を見続けています。
ちょうどこの真下に、美しいモザイクタイルが貼られています。
これです。
ここには、5つのモザイク画が造り込まれています。
中央にイタリア王国の紋章、その廻りを囲むように、
4つの街の紋章が配置されています。
ローマ、フィレンツェ、この街ミラノ、そして昨日訪れたトリノの紋章です。
この牡牛の紋章が、トリノの紋章です。
よく見ると牡牛の股間の部分が、少し窪んでいます。
そこに踵を乗せて3回廻ると、幸運が訪れるそうです。
私が見た紀行番組では、そう放送されていました。
1回転と書かれている情報もあります。
私的には、自分が見たものを信じて、3回廻ってみました。
きっといつか、幸運が訪れるはずです。
信じる者は、救われます。
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