
渡りきった側の橋の全面には、こんな部分がありました。
中央にはどなたかの像が見えます。
橋を遠くから見つめるのは、 設計者のアルベルト ・ パラシオ でしょうか?
この人はエッフェルの弟子で、 バスク出身 の方です。
高さ 50m 、 長さ 164m の巨橋梁は、こんな巨大なアンカーで支えられていました。
高い橋脚部分を、両端部から引っ張っているようです。
感覚的には、かなりワイヤーが細く感じます。
こちら側は、渡ってすぐに山があり、その手前には建物が並んでいます。
50mの橋脚を、正面の山に打ちこんだアンカーが、引っ張っています。
120年前の工事としては、かなりの技術力だったと思います。
運河の河口部分です。
渡し船の方が、はるかに簡単で安価に感じますが、運河の往来には邪魔だったのでしょう。
この計画を現代で提案しても、予算がつくとは少し考えにくい気がします。
技術者の自己満足的な気が少ししますが、なんとなく夢のある計画です。
新国立競技場の計画が、予算がかかり過ぎると問題になっているようです。
あくまでも個人的な意見ですが、プレゼンしたものを今更変えるのはどうかと....
プランした側からすると、非常に残念な気がします。
関空のプランも予算の関係で、変更されそうになった経緯があります。
この時は、設計者の反対により、ターミナルの計画に変更は出ませんでした。
はたして7年後には、どんなメイン会場が完成しているのでしょうか?
8分間隔で運行されるゴンドラ は、ひっきりなしに川を行き来しています。
対岸から見ると主脚は、後ろだけはなく左右からも、ワイヤーで引かれています。
単純ではありますが、一番確実な固定方法に見えます。
場所が取れなければ、できない方法ではありますが。
50m 上では人が歩いて渡っています。
帰りは、あそこを通って戻ろうと思います。
観光用で、地元の人用ではなさそうです。
ゴンドラで渡ると 0.35ユーロ。
歩いて渡ると 5ユーロ かかります。
まぁ、両端のエレベーターの2回分の料金と考えた方が、よさそうです。
なにせ、横浜ランドマークタワーのエレベーターは 1,000円しますから....
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