スターアライアンスNote

世界を旅するために働く、Architectによる旅日記

大切なピースが戻ってくるようです

2019年05月30日 | 日記

 

 

2016年の10月末に、私にとって衝撃的なニュースが流れました。

 

” 2017年2月より、ターキッシュエアラインズ 関空 ~ イスタンブール運休 ”

 

私にとっての大事な、南廻りの欧州への玄関口でした。

深夜に関空を飛立ち、イスタンブールには早朝に到着していました。

この便を利用すると、仕事終えた後に飛立ち、

翌日のうちに欧州のほとんどの場所へと乗り継げました。

但し、かなり体力を要しますが....

 

 

 

 

元々スターアライアンスメンバーでは無かった、ターキッシュエアラインズ。

その後、2008年4月に加盟します。

 

最初、週4便だった関空便は、少しずつ就航数を増やし、デイリー運航となりました。

関東在住時も、関空ルートは便利に利用していました。

 

ですが、2016年6月のアタチュルク国際空港内でのテロの影響により、

観光客が激減してしまいました。

私的には、この時がねらい目とばかりに、2016年8月に2017年夏の手配を、

ターキッシュエアラインズでマイル手配をしました。

 

ですが、この運休により予定が変更されてしまいました。

私的には利用の増える夏スケジュールには復活すると踏んでいたのですが、

その後もやはり空港内でのテロという衝撃的な内容に、観光客は戻らなかったようです。

 

その結果、関空 ~ イスタンブールが、関空 ~バンコク ~ イスタンブール、

へと変更されてしまいました。

この時はなんとか別ルートが見つかり、事なきを得ましたがやはりこのルートは大切です。

現在は成田との間で飛ばしています。

当初は成田にも便が無く、仕方なく空いている関空へと就航していたようです。

2020年4月、東京オリンピックに合わすかのように成田へも1便増えます。

 

 

 

 

それに合わせるかのように、関空ルートが復活します。

 

私的には、観光地に近い関空に入ってくるのがいい気がしますが、

やはり東京というブランドには勝てないのでしょうか。

私は見たいところが優先ですので、首都へ訪れていない国にはたくさんあります。

 

最終的には週5便、月火木金土 に運行されます。

イスタンブール便で一つだけ問題点があるのが、運行時間が長いこと。

13時間を超えています。

関空からミュンヘンまでは、11時間50分ですので、1時間以上長いことになります。

まぁ、これは言っても仕方が無いことなのでしょうか。

 

ですが、ターキッシュエアラインズの利点は他にもあります。

イスタンブールから先の就航地が多いこと。

この朝の時間帯に到着すると、ほぼ欧州全域へと飛んでいくことができます。

 

帰りも深夜発ですので、時間が有効に使えます。

また空港も施設が充実していました。

 

 

 

 

していましたと過去形なのは、今年の4月6日より新空港が開港しています。

 

東京と争った2020年の夏のオリンピックへ向けて、建設されました。

アタチュルク国際空港から完全移設され、

空港コード ” IST ” もそのまま引き継いでいます。

ですが残念ながら、インフラの整備はまだ追いついていないようです。

空港バスで、旧市街まで約110分と結構かかります。

元々の空港も地下鉄とトラムを乗り継いで、あまり便利とは言えませんでしたが、

やはり110分は遠い気がします。

今後は地下鉄が建設され便利になるそうですが、イスタンブールも古い街ですので、

工事は遺跡などの事もあり大変な気がします。

 

 

 

 

ですがターキッシュエアラインズは評価の高いエアラインですし、

ハブ空港としては就航先も多く、やはり便利に使えそうな気がします。

オリンピック招致は、色々な面で便利に変えていってくれそうです。

 

大阪には万博がやってきますので、そういった面でも今後の関空に期待します。



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