2016年の10月末に、私にとって衝撃的なニュースが流れました。
” 2017年2月より、ターキッシュエアラインズ 関空 ~ イスタンブール運休 ”
私にとっての大事な、南廻りの欧州への玄関口でした。
深夜に関空を飛立ち、イスタンブールには早朝に到着していました。
この便を利用すると、仕事終えた後に飛立ち、
翌日のうちに欧州のほとんどの場所へと乗り継げました。
但し、かなり体力を要しますが....
元々スターアライアンスメンバーでは無かった、ターキッシュエアラインズ。
その後、2008年4月に加盟します。
最初、週4便だった関空便は、少しずつ就航数を増やし、デイリー運航となりました。
関東在住時も、関空ルートは便利に利用していました。
ですが、2016年6月のアタチュルク国際空港内でのテロの影響により、
観光客が激減してしまいました。
私的には、この時がねらい目とばかりに、2016年8月に2017年夏の手配を、
ターキッシュエアラインズでマイル手配をしました。
ですが、この運休により予定が変更されてしまいました。
私的には利用の増える夏スケジュールには復活すると踏んでいたのですが、
その後もやはり空港内でのテロという衝撃的な内容に、観光客は戻らなかったようです。
その結果、関空 ~ イスタンブールが、関空 ~バンコク ~ イスタンブール、
へと変更されてしまいました。
この時はなんとか別ルートが見つかり、事なきを得ましたがやはりこのルートは大切です。
現在は成田との間で飛ばしています。
当初は成田にも便が無く、仕方なく空いている関空へと就航していたようです。
2020年4月、東京オリンピックに合わすかのように成田へも1便増えます。
それに合わせるかのように、関空ルートが復活します。
私的には、観光地に近い関空に入ってくるのがいい気がしますが、
やはり東京というブランドには勝てないのでしょうか。
私は見たいところが優先ですので、首都へ訪れていない国にはたくさんあります。
最終的には週5便、月火木金土 に運行されます。
イスタンブール便で一つだけ問題点があるのが、運行時間が長いこと。
13時間を超えています。
関空からミュンヘンまでは、11時間50分ですので、1時間以上長いことになります。
まぁ、これは言っても仕方が無いことなのでしょうか。
ですが、ターキッシュエアラインズの利点は他にもあります。
イスタンブールから先の就航地が多いこと。
この朝の時間帯に到着すると、ほぼ欧州全域へと飛んでいくことができます。
帰りも深夜発ですので、時間が有効に使えます。
また空港も施設が充実していました。
していましたと過去形なのは、今年の4月6日より新空港が開港しています。
東京と争った2020年の夏のオリンピックへ向けて、建設されました。
アタチュルク国際空港から完全移設され、
空港コード ” IST ” もそのまま引き継いでいます。
ですが残念ながら、インフラの整備はまだ追いついていないようです。
空港バスで、旧市街まで約110分と結構かかります。
元々の空港も地下鉄とトラムを乗り継いで、あまり便利とは言えませんでしたが、
やはり110分は遠い気がします。
今後は地下鉄が建設され便利になるそうですが、イスタンブールも古い街ですので、
工事は遺跡などの事もあり大変な気がします。
ですがターキッシュエアラインズは評価の高いエアラインですし、
ハブ空港としては就航先も多く、やはり便利に使えそうな気がします。
オリンピック招致は、色々な面で便利に変えていってくれそうです。
大阪には万博がやってきますので、そういった面でも今後の関空に期待します。
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