初登場。
TOMIX製JR E231系0番代ラシ104F(Tc4)が出場した。
在籍中の209系500番代,E231系列は習志野区仕様:標準形スカート装着編成,三鷹車両センター仕様:強化形スカート装着編成に区分している。
ミツB16F(Tc16)以来の増強となったE231系0番代は部品交換により習志野区仕様へ改められた。
↓
JR E231系0番代ラシ104F。
[ラシ 104F]:Tc4-T10-M7-M'7-T'4-T11-T12-M8-M'8-T'c4。
※再生産品:2010年LOT+2018年LOT。
◆クハE231-4,クハE230-4 標準形スカート(PZ6285)交換。
103系の牙城だった習志野区は1998年11月に登場した209系500番代により淘汰が始まる。
当時は209系0番代に代わる新形式の開発が進んでいた。
しかし103系の故障が続出し広幅車体化された209系500番代が先行投入される。
同時に三鷹区へ209系950番代が配属されE231系列の礎となった
E231系0番代の新製配置は2000年3月から開始された。
津田沼~習志野区は209系500番代が現れるまで編成単位の新規配置は103系ツヌ307F~ツヌ310Fに限られた。
209系500番代は久し振りの新車となったが派生番代区分だった。
それまでの慣例を打ち破るE231系0番代投入は異例の措置だったと思える。
編成番号は101系を彷彿とさせる[ラシ1XX]が与えられた。
2001年3月までに所定の27編成が出揃い103系は2001年3月27日を以て運用から離脱している。
なおラシ106F~ラシ109Fは201系捻出名目で一旦三鷹区(ミツ31F~ミツ34F)を経た後に習志野区へ転入した。
習志野区時代に於ける外観変化は無く2003年12月の同区廃止により全編成が三鷹区へ転出となった。
三鷹区では209系950番代を編入したE231系900番代(ミツ901F)を含めた43編成体制の大所帯を形成する。
その後ミツ57F(2002年11月),ミツ80F~ミツ82F(2006年10月~11月]が増備され総勢47編成まで達した。
この4編成は301系廃車による運用移管と209系500番代の浦和区転出が絡んだものである。
ミツ80F~ミツ82Fは車外スピーカー設置準備工事が目新しかったが客室設備は手が加えられなかった。
強化形スカートへの取り替えは2008年までに行われている。
これに並行して前面車体裾両端へホーム検知装着が追設された。
安定期に入ったE231系0番代だったがその期間は短かった。
2010年1月付でミツ27FがサハE231形600番代,サハE231形4600番代配給用として東京総合車両センターに異動した。
更に2015年に入るとE231系500番代の転属が開始されミツA520Fが登場する。
これによりミツB20F,ミツB21F,ミツB22Fの一部が松戸車両センターへ転出となった。
以後もE231系500番代の転入が相次ぎE231系0番代は徐々に勢力を縮小していく。
但し一部は6M4Tに組み換えた上で残存する模様で三鷹車両センターでの活躍は続くと思われる。
◆新ミツB11F:Tc11-M21-M'21-T32-M9-M'9-T33-M22-M'22-T'c11。
◆新ミツB14F:Tc14-M27-M'27-T41-M11-M'11-T42-M28-M'28-T'c14。
ミツB16F。
※再生産品:2010年LOT。
TOMIX製E231系0番代三鷹車両センターミツB16Fは2010年の再生産で金型修正が行われた。
それまで中央寄に位置していた側扉窓は209系500番代と同様の形態へ改められ見附が改善されている。
プロトタイプも標準形スカートから強化形スカートへ変更されており実質的な改良品と言えよう。
投入は旧製品から代わり映えしなかった試作品の影響により2011年7月まで遅れた。
後にJR形式内に於ける西行,東行の配分調整を狙いクハE231-16+モハE231-31+クハE230-16(ミツB16F:二代目)を投入した。
ところがサハE231-46以下7両の欠品で10両編成化を果たせないまま長期休車となる。
行先配分調整は2015年4月に増備されたTOMIX製E231系500番代三鷹車両センターミツA520F(Tc520)が代役を務めた。
E231系500番代ミツA520F。
用途を失い存在さえ忘れ掛けたミツB16Fだったが2018年11月の再生産により復帰への道が拓ける。
しかし待望のサハE231-46以下7両(ミツB16F)は予想と異なる仕上げで唖然とした。
厚みを帯びた塗装に強い艶が加えられ2010年LOTと大きな外観差が生じている。
TOMIX製品の再生産品でここまでLOT差が激しくなった形式は思い浮かばない。
鋼製車体ならまだしもステンレス車体での差異は理解に苦しむ。
ミツA520Fまでは違和感の無い仕上がりを持っており異LOT混結編成でも誤差の範囲に収まると考えていた。
各々のLOTで対策を打ったものの思うような結果を得られないまま終わってしまった。
特にモハE231-7+モハE230-7(←モハE231-31+モハE230-31)はユニット見附が乱れての竣工を余儀なくされている。
モハE231-7+モハE230-7 (2010年LOT+2018年LOT)。
E231系500番代モハE231-560+モハE230-560 (ミツA520F)。
またサハE230-4(←サハE230-16:ミツB16F)は大外れを引いている。
2018年LOTのサハE231-46以下6両より塗装被膜が極端に厚く編成から浮く存在となった。
現状では手の施しようが無く早くも車体更新が検討課題に挙がる。
5号車へ配されるサハE230形0番代は2018年LOTに挟まれるためセットバラし品に頼るしかない。
2010年LOTを組み込むと1号車から5号車まで交互配置になってしまう弱点が待つ。
少しでも状態が良い個体に出会えれば良いが2018年LOTは全て似たり寄ったりの状態かもしれない。
取り敢えず車体更新を施す方向ではいるが流動要素を含んだものになるだろう。
サハE230-4(ラシ104F)。
※再生産品:2018年LOT。
サハE230-16(ミツB16F)。
※再生産品:2010年LOT。
行先表示類は製品印刷の[ 913B 中央・総武線]表示から[1822C 津田沼]表示へと改めた。
製品付属ステッカーの[津田沼]表示用運行番号は[ 882B],[1822C]表示が選択できる。
比較検討した結果運行番号表示器に間が生じる[ 882B]表示より[1822C]表示が勝りサフィックスは[C]となった。
先発入場したクハE230-4では表示器類ステッカーの切り出しに失敗している。
これはクハE231-4にて修正を図りクハE230-4へ返した。
ステッカー切り出し方法の変更により両表示器からの漏光が抑止され点灯具合の向上へと繋げられた。
なおクハE231-16,クハE230-16を取り違えた可能性が残る。
但し同一車体でありその影響は一切伺えない。
製作方法が確定したTOMIX製台車用KATOカプラー(サハE231-11)。
所有するTOMIX製車両ではHigh-Grade製品を除きKATOカプラーを主力に据えている。
ミツA520Fまでは現物合わせに頼り続けてきたがラシ104Fにて成形手順が定められた。
KATOカプラーは組み立て前に凸形成形部を切り落とす。
これにより基部の嵌合孔は原形を失うため流し込み接着剤で実質一体化を施した。
カプラーポケットのリブがKATOカプラーの支点となり多少の施工誤差は許される。
移動猶予は殆ど無いもののカプラースプリング存置を踏襲した。
209系500番代ラシ52F,ラシ104F (標準形スカート装着編成)。
ミツB16F,ラシ104F (強化形スカート装着編成,標準形スカート装着編成)。
ミツB16Fには[1504C 千葉]表示を採用している。
そのためラシ104Fの[1822C 津田沼]表示は東行が重複要素となった。
これは標準形スカートを履くTOMIX製209系500番代ラシ52F(Tc502:旧製品)を主な離合相手に据えたためである。
TOMIX製209系500番代は三鷹車両センターミツC511F(Tc511:再生産品)との2編成体制で均衡が取れていた。
一方E231系0番代は旧製品の導入を見送った都合で原形と言える仕様が在籍していなかった。
標準形スカートはE231系800番代増強用に手配したものである。
しかしE231系800番代の増備が流れラシ104Fへの起用に至った。
その結果旧製品に近い見附を有する再生産品が登場している。
なお強化形スカートへの交換は時差がありラシ104Fをミツ4Fとしても扱える。
深夜帯には千葉発津田沼行が存在し[津田沼]表示を西行運用に見立てても構わないと思う。
ラシ104Fサイドビュー(クハE231-4:標準形スカート装着車)。
ミツB16Fサイドビュー(クハE231-16:強化形スカート装着車)。
異LOT混結に目を瞑るとミツB16Fとの差異はスカート形状のみに限られる。
初期計画は西行運用充当だけの予定であった。
標準形スカートの入手はE231系800番代が再生産される直前であり回着時に行えなかったはずの仕様変更が実現した。
約7年に渡る休眠期間を経たが待っただけの甲斐はあったと思える。
それだけに2010年LOTと2018年LOTの外観差は痛かった。
ミツB16F(→ラシ104F)の10両編成化は長年の悲願であったが微妙な結果と言わざるを得ない。
TOMIX製JR E231系0番代ラシ104F(Tc4)が出場した。
在籍中の209系500番代,E231系列は習志野区仕様:標準形スカート装着編成,三鷹車両センター仕様:強化形スカート装着編成に区分している。
ミツB16F(Tc16)以来の増強となったE231系0番代は部品交換により習志野区仕様へ改められた。
↓
JR E231系0番代ラシ104F。
[ラシ 104F]:Tc4-T10-M7-M'7-T'4-T11-T12-M8-M'8-T'c4。
※再生産品:2010年LOT+2018年LOT。
◆クハE231-4,クハE230-4 標準形スカート(PZ6285)交換。
103系の牙城だった習志野区は1998年11月に登場した209系500番代により淘汰が始まる。
当時は209系0番代に代わる新形式の開発が進んでいた。
しかし103系の故障が続出し広幅車体化された209系500番代が先行投入される。
同時に三鷹区へ209系950番代が配属されE231系列の礎となった
E231系0番代の新製配置は2000年3月から開始された。
津田沼~習志野区は209系500番代が現れるまで編成単位の新規配置は103系ツヌ307F~ツヌ310Fに限られた。
209系500番代は久し振りの新車となったが派生番代区分だった。
それまでの慣例を打ち破るE231系0番代投入は異例の措置だったと思える。
編成番号は101系を彷彿とさせる[ラシ1XX]が与えられた。
2001年3月までに所定の27編成が出揃い103系は2001年3月27日を以て運用から離脱している。
なおラシ106F~ラシ109Fは201系捻出名目で一旦三鷹区(ミツ31F~ミツ34F)を経た後に習志野区へ転入した。
習志野区時代に於ける外観変化は無く2003年12月の同区廃止により全編成が三鷹区へ転出となった。
三鷹区では209系950番代を編入したE231系900番代(ミツ901F)を含めた43編成体制の大所帯を形成する。
その後ミツ57F(2002年11月),ミツ80F~ミツ82F(2006年10月~11月]が増備され総勢47編成まで達した。
この4編成は301系廃車による運用移管と209系500番代の浦和区転出が絡んだものである。
ミツ80F~ミツ82Fは車外スピーカー設置準備工事が目新しかったが客室設備は手が加えられなかった。
強化形スカートへの取り替えは2008年までに行われている。
これに並行して前面車体裾両端へホーム検知装着が追設された。
安定期に入ったE231系0番代だったがその期間は短かった。
2010年1月付でミツ27FがサハE231形600番代,サハE231形4600番代配給用として東京総合車両センターに異動した。
更に2015年に入るとE231系500番代の転属が開始されミツA520Fが登場する。
これによりミツB20F,ミツB21F,ミツB22Fの一部が松戸車両センターへ転出となった。
以後もE231系500番代の転入が相次ぎE231系0番代は徐々に勢力を縮小していく。
但し一部は6M4Tに組み換えた上で残存する模様で三鷹車両センターでの活躍は続くと思われる。
◆新ミツB11F:Tc11-M21-M'21-T32-M9-M'9-T33-M22-M'22-T'c11。
◆新ミツB14F:Tc14-M27-M'27-T41-M11-M'11-T42-M28-M'28-T'c14。
ミツB16F。
※再生産品:2010年LOT。
TOMIX製E231系0番代三鷹車両センターミツB16Fは2010年の再生産で金型修正が行われた。
それまで中央寄に位置していた側扉窓は209系500番代と同様の形態へ改められ見附が改善されている。
プロトタイプも標準形スカートから強化形スカートへ変更されており実質的な改良品と言えよう。
投入は旧製品から代わり映えしなかった試作品の影響により2011年7月まで遅れた。
後にJR形式内に於ける西行,東行の配分調整を狙いクハE231-16+モハE231-31+クハE230-16(ミツB16F:二代目)を投入した。
ところがサハE231-46以下7両の欠品で10両編成化を果たせないまま長期休車となる。
行先配分調整は2015年4月に増備されたTOMIX製E231系500番代三鷹車両センターミツA520F(Tc520)が代役を務めた。
E231系500番代ミツA520F。
用途を失い存在さえ忘れ掛けたミツB16Fだったが2018年11月の再生産により復帰への道が拓ける。
しかし待望のサハE231-46以下7両(ミツB16F)は予想と異なる仕上げで唖然とした。
厚みを帯びた塗装に強い艶が加えられ2010年LOTと大きな外観差が生じている。
TOMIX製品の再生産品でここまでLOT差が激しくなった形式は思い浮かばない。
鋼製車体ならまだしもステンレス車体での差異は理解に苦しむ。
ミツA520Fまでは違和感の無い仕上がりを持っており異LOT混結編成でも誤差の範囲に収まると考えていた。
各々のLOTで対策を打ったものの思うような結果を得られないまま終わってしまった。
特にモハE231-7+モハE230-7(←モハE231-31+モハE230-31)はユニット見附が乱れての竣工を余儀なくされている。
モハE231-7+モハE230-7 (2010年LOT+2018年LOT)。
E231系500番代モハE231-560+モハE230-560 (ミツA520F)。
またサハE230-4(←サハE230-16:ミツB16F)は大外れを引いている。
2018年LOTのサハE231-46以下6両より塗装被膜が極端に厚く編成から浮く存在となった。
現状では手の施しようが無く早くも車体更新が検討課題に挙がる。
5号車へ配されるサハE230形0番代は2018年LOTに挟まれるためセットバラし品に頼るしかない。
2010年LOTを組み込むと1号車から5号車まで交互配置になってしまう弱点が待つ。
少しでも状態が良い個体に出会えれば良いが2018年LOTは全て似たり寄ったりの状態かもしれない。
取り敢えず車体更新を施す方向ではいるが流動要素を含んだものになるだろう。
サハE230-4(ラシ104F)。
※再生産品:2018年LOT。
サハE230-16(ミツB16F)。
※再生産品:2010年LOT。
行先表示類は製品印刷の[ 913B 中央・総武線]表示から[1822C 津田沼]表示へと改めた。
製品付属ステッカーの[津田沼]表示用運行番号は[ 882B],[1822C]表示が選択できる。
比較検討した結果運行番号表示器に間が生じる[ 882B]表示より[1822C]表示が勝りサフィックスは[C]となった。
先発入場したクハE230-4では表示器類ステッカーの切り出しに失敗している。
これはクハE231-4にて修正を図りクハE230-4へ返した。
ステッカー切り出し方法の変更により両表示器からの漏光が抑止され点灯具合の向上へと繋げられた。
なおクハE231-16,クハE230-16を取り違えた可能性が残る。
但し同一車体でありその影響は一切伺えない。
製作方法が確定したTOMIX製台車用KATOカプラー(サハE231-11)。
所有するTOMIX製車両ではHigh-Grade製品を除きKATOカプラーを主力に据えている。
ミツA520Fまでは現物合わせに頼り続けてきたがラシ104Fにて成形手順が定められた。
KATOカプラーは組み立て前に凸形成形部を切り落とす。
これにより基部の嵌合孔は原形を失うため流し込み接着剤で実質一体化を施した。
カプラーポケットのリブがKATOカプラーの支点となり多少の施工誤差は許される。
移動猶予は殆ど無いもののカプラースプリング存置を踏襲した。
209系500番代ラシ52F,ラシ104F (標準形スカート装着編成)。
ミツB16F,ラシ104F (強化形スカート装着編成,標準形スカート装着編成)。
ミツB16Fには[1504C 千葉]表示を採用している。
そのためラシ104Fの[1822C 津田沼]表示は東行が重複要素となった。
これは標準形スカートを履くTOMIX製209系500番代ラシ52F(Tc502:旧製品)を主な離合相手に据えたためである。
TOMIX製209系500番代は三鷹車両センターミツC511F(Tc511:再生産品)との2編成体制で均衡が取れていた。
一方E231系0番代は旧製品の導入を見送った都合で原形と言える仕様が在籍していなかった。
標準形スカートはE231系800番代増強用に手配したものである。
しかしE231系800番代の増備が流れラシ104Fへの起用に至った。
その結果旧製品に近い見附を有する再生産品が登場している。
なお強化形スカートへの交換は時差がありラシ104Fをミツ4Fとしても扱える。
深夜帯には千葉発津田沼行が存在し[津田沼]表示を西行運用に見立てても構わないと思う。
ラシ104Fサイドビュー(クハE231-4:標準形スカート装着車)。
ミツB16Fサイドビュー(クハE231-16:強化形スカート装着車)。
異LOT混結に目を瞑るとミツB16Fとの差異はスカート形状のみに限られる。
初期計画は西行運用充当だけの予定であった。
標準形スカートの入手はE231系800番代が再生産される直前であり回着時に行えなかったはずの仕様変更が実現した。
約7年に渡る休眠期間を経たが待っただけの甲斐はあったと思える。
それだけに2010年LOTと2018年LOTの外観差は痛かった。
ミツB16F(→ラシ104F)の10両編成化は長年の悲願であったが微妙な結果と言わざるを得ない。