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試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3343[3344F] 標準色 晩年仕様 回着 (動力ユニット搭載)

2016-02-29 21:12:26 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3343標準色晩年仕様(3344F)を増備しました。
導入名目は宙に浮いてしまったモハ3304標準色後期仕様(3304F-4)の救済です。
一旦モハ3305標準色前期仕様(3308F)への改装に落ち着きかけましたが一旦棚上げしました。


京成3300形モハ3343標準色晩年仕様(3344F)。

ひとまずモハ3304モハ3343でユニットを組ませる方向に切り替えます。
モハ3343はセットバラし品でFS-329D台車を履く非動力車でした。
車体は文句なしですが1次車へ変更するにはFS-361A台車への換装を要しました。


入工中のモハ3343

保管品には前モハ3303用動力ユニットが残っていました。
これを利用してFS-361A台車装着車へと改めました。
今のところモハ3307(3308F)への充当が濃厚です。


TNカプラーSPを採用した成田寄。

モハ3306(3308F)の現状に合わせカプラーを取り付けました。
従って上野寄:KATOカプラー,成田寄:TNカプラーSPと組み合わせが異なっています。
動力ユニットは回着当時のままであり簡易的な整備を行いました。


モハ3343用床板。

押し出された前モハ3343用床板は保管品に回しました。
勢力が拡大している同社製3300形ですが予備品は手薄な状態です。
特にM1車非動力車用床板不足が続いており救世主になると思います。




モハ3343(動力ユニット搭載施工)。
※FS-361A台車装着車。

ひとまずモハ3343の1次車改装準備を終えました。
今後は[K'SEI]マークと[モハ3343]標記消去が控えています。
ただ流動要素が多く気が変わるかもしれません。


モハ3343+モハ3306 (3308F:元モハ3343+元モハ3318)。

まだ3308F組成準備車は3両だけです。
成田寄M2車を確保しない限り4両編成化は望めません。
以後の展開はセットバラし品若しくは中古製品が鍵を握りそうです。

※改訂:2024年10月23日

京成3300形モハ3306[3308F] 標準色 前期仕様 (モハ3318[3320F'] 改番,改装)

2016-02-06 21:43:28 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形標準色には保留車が2両発生しています。
モハ3318後期仕様,モハ3304後期仕様(3304F-4)ですが各々2次車,1次車でした。
これらの戦列復帰に向けて作業を開始しました。


京成3300形モハ3318標準色後期仕様(3320F-2:FS-361A台車振替車)。
※動力ユニット振替車。

現状のままではユニットが組めません。
そこでモハ3304を方転し成田寄M2車へ改装します。
上野寄M2車と構造が同一であり違和感なく竣工させられると予想しました。


入工中のモハ3318

モハ3318は旧モハ3335標準色8両編成仕様(旧3320F-2)を原番号へ復帰させた車両でした。
塗装を剥がしてしまいモハ3303との車体振替を行いました。
この時に屋根上機器を載せ替えその後モハ3302用動力ユニットを移設しました。


非動力車へと変更したモハ3318

先ずモハ3318を入場さぜした。
増結用であり原則動力ユニットは必要としません。
そのため捻出済だった3200形モハ3211試験塗装色(3212F)用床板を転用しました。




剥離した[K'SEI]マーク。

まだ増結対象編成は決定していませんが新赤電色が濃厚です。
従って[K'SEI]マーク印刷消去が工程に加わりました。
被膜段差が殆どなく印刷剥離用の爪楊枝を慎重に押し当てています。


モハ3302,モハ3306 (3316F-4,3308F)。

その結果車体へ傷付けることなく[K'SEI]マークが剥がれてくれました。
なお再改番となるため既に[モハ3318]標記印刷は消去済でした。
ここでプロトタイプを3308Fに定め[モハ3306]を転写しました。
インレタの組み合わせは[モハ330]+[6]です。




モハ3306標準色前期仕様(3308F:床板振替施工)。

方転して旧モハ3335を仕立てた際にドアコック標記位置を変更していました。
モハ3318復帰以降から無標記となっていましたが復旧を図っています。
[▽]標記にはジオマトリックス製インレタを使用しました。


モハ3301+モハ3306 (3304F-1+3308F)。

プロトタイプ時期に合わせカプラーは黒色成形品を使用しました。
モハ3303標準色後期仕様(3316F-4)と同様上野寄のみTNカプラーSPを取り付けています。
なお1次車の塗装変更順は3308F→3304F→3312F→3316Fでした。


モハ3309+モハ3306 (3312F-1+3308F)。

新赤電色編成との併結にはサックスブルー成形台車が有利だと思います。
しかし製品化はKS-121A台車装着車に限られています。
また混色編成を組むにはFS-361A台車装着車が必要条件でした。
そのためFS-361A台車編成かつ車両番号が重複しない3308Fがプロトタイプに決定しています。


モハ3313+モハ3306 (3316F-1+3308F)。

モハ3306標準色前期仕様(3308F)が竣工しました。
[K'SEI]マークがない3300形はリリースされていません。
従って当方でも初登場であり新鮮に感じました。

※改訂:2024年10月15日

京成3300形1次車 3316F 標準色 中期仕様 4+2編成 (モハ3302+モハ3301 竣工)

2016-02-05 21:43:00 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3316F標準色中期仕様4+2編成(3316F-4)が出場しました。
竣工したモハ3302+モハ3301(3316F-4)は3316F標準色中期仕様(3316F-3)の成田寄へ増結します。
この半ユニットは増結専用であり2両口としました。


京成3300形1次車 3316F 標準色 中期仕様 4+2編成。
[3316F-4]:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]+[3302]-[3301]。
※3304F標準色中期仕様2両口増結。

種車は3304F標準色後期仕様(3304F-4)です。
改番の必要がなく車両番号標記印刷消去は行っていません。
モハ3302には前モハ3303用床板を転用して非動力車へと改めました。


3316F-3。

3316F-3も3304F-3を改番した編成です。
従って2両口とはLOT差がなく整った編成見附に至りました。
行先表示類は[B43 普通 津田沼]を踏襲しました。




モハ3313+モハ3302 (KS-121A台車装着車+FS-361A台車装着車)。

改番回避が先に決定し2両口はFS-361A台車の維持が決定しました。
KS-121A台車編成が対比要素となる3316F-3は増結対象に打って付けでした。
なおモハ3316,モハ3313を3304F/3344F用床板へ交換し編成見附を整えています。


3200形3298F-1,3316F-3。

マイクロエース製3300形では2本目となる4+2編成が登場しました。
初陣は奇しくも3316F新赤電色クロスシート試作車(3316F-2)でした。
但し実質固定編成の3316F-2とは異なり基本組成は3316F-3です。


3316F-4サイドビュー(モハ3301:FS-361A台車装着車)。


3316F-3サイドビュー(モハ3313:KS-121A台車装着車)。

また3300形標準色6両編成としても2本目となりました。
3320F後期仕様(3320F-1)以来で約3年10箇月ぶりの増備が実現しました。
1次車の6両編成は増結が伴うため製品化は難しいかもしれません。
そこを3316F-4で突けたと思います。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年10月15日

京成3300形モハ3301[3316F] 標準色 中期仕様 (モハ3301[3304F'] 改装)

2016-02-04 21:36:09 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3301標準色後期仕様(3304F-4)を入場させました。
ユニット相手のモハ3302と共に3316F標準色中期仕様(3316F-3)増結用となります。
従って行先表示類は[B43 普通 津田沼]に決定しています。


京成3300形1次車 3304F 標準色 後期仕様。
[3304F-4]:[3304]-[3303]-[3302]-[3301]。

3304F/3344F標準色では流し込み接着剤使用箇所及び投入量が増えたように感じます。
これまで行先表示器用窓セルや種別表示器窓セルの撤去修正に手を焼いてきました。
取り敢えず前者はモハ3301での工程へ加える必要がない状態でした。


入工中のモハ3301

種別表示窓を押し込んでみたところ貫通扉が傾きました。
貫通路への接着剤流入はなかった模様で塗装剥離は発生しませんでした。
続けて前面窓セルも脱落しています。


種別表示窓セルを撤去した貫通扉。

肝心の種別表示窓セルにも余り接着剤が使われていませんでした。
デザインナイフで四辺に切り込みを入れただけで撤去できています。
破砕が必要なほど固められている個体が大多数を占めてきたため拍子抜けしました。


[普通 津田沼]。

貫通扉裏面の接着剤痕も殆ど残っていません。
現状のまま[普通]種別幕を取り付けました。
[普通]幕,[津田沼]幕はマイクロエース製3316F新赤電色クロスシート試作車用です。


1台だけ浮いていたクーラーキセ。

作業は捗っていましたがクーラーキセで抑止が掛かっています。
上野寄の1台だけ屋根板と接していません。
しかも車体内側には接着剤痕がありました。


変形したクーラーキセ取付脚。

原因が嵌合の固さか取付脚の不具合か分かりません。
取り敢えずクーラーキセ取付脚周りの屋根板を抑えながら押し込んでみました。
結果的に接してくれましたが取付脚が歪んでしまい真円から楕円へと変わっています。


モハ3301 点灯試験[B43 普通 津田沼]:ライトケース漏光対策車。

[普通]種別幕は富士川車輛工業製ステッカーも選べました。
しかし3316F-3へ揃えるため敢えてマイクロエース製にしています。
なおライトケースにはアルミテープでの漏光対策を施しました。




モハ3301標準色中期仕様(3316F-4)。

モハ3301標準色中期仕様(3316F-4)が竣工しました。
改番を避けたため外観はモハ3301時代と殆ど変わっていません。
クーラーキセ修正こそ余計でしたが作業効率はモハ3316(3316F-3)を遥かに上回ったと思います。

※改訂:2024年10月15日

京成3300形モハ3316[3316F] 標準色 中期仕様 前面行先表示器窓セル位置修正

2016-02-03 21:54:25 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3316F標準色中期仕様(3316F-3)は4+2編成(3316F-4)対応化が進行中です。
4次車3344F標準色後期仕様(3344F-1)との床板相互交換が完了しましたがモハ3316のみ作業を続けます。
種車はモハ3304標準色後期仕様(3304F-3)でした。




京成3300形1次車 3316F 標準色 中期仕様。
[3316F-3]:[3316]-[3315]-[3314]-[3313]。
※英大文字併記種別幕編成。
◆モハ3316 行先表示器窓セル位置修正。

3304F/3344Fでは前面行先表示器窓セルが傾いた個体を多く引き当ててきました。
未対策で竣工させましたが順次修正を図っています。
床板振替入場に乗じてモハ3316の前面見附改善を図ります。


入工中のモハ3316。

行先表示器窓セルは奥まで嵌っている様子ですが運転台側が張り出していました。
一度取り外すと嵌合に手こずる事例が多く微調整で済ませる計画でした。
しかしクロスで包んだプラスチックドライバーを当てても全く動いてくれません。
他の方法が思い浮かばず強引に押し出すしか術がなくなっています。


取り外した行先表示器窓セル。

車体内側と行先表示器窓セルを清掃した後に再挿入へ移りました。
装着部付近が狭隘なうえ嵌合精度が高く平行を保たないと嵌められません。
撤去と取付を繰り返しながらようやく最初の位置に戻せています。


角度を修正した行先表示器。

ここからは微妙な位置調整を続けました。
やはり最後まで押し込むと運転台側が張り出してしまいます。
そこで先ず助士側位置を定めてから運転台側の平行を合わせました。
この加減が難しく何度も修正を迫られています。




モハ3316 点灯試験[B43 普通 津田沼]:ライトケース漏光対策車。

[津田沼]表示の変更予定はなくステッカーを保全する必要がありました。
修正の都度クロスとプラスチックドライバーを持ち出しています。
なお角度が変わっただけであり点灯具合には影響を及ぼしていません。




モハ3316(床板振替施工)。

モハ3316が竣工しました。
傾斜が著しかった車両はモハ3316とモハ3333標準色後期仕様(3320F-2)でした。
2両とも位置修正を終えたため見附に劣る車両は消滅しています。

※改訂:2024年10月15日

京成3300形モハ3341[3344F] 標準色 後期仕様 床板振替

2016-02-02 21:36:06 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形4次車3344F標準色後期仕様(3344F-1)はユニット間のLOTが異なります。
成田寄ユニットにはモハ3342+モハ3341標準色後期仕様(3320F-2)を充当しました。
更にモハ3341へモハ3333標準色晩年仕様(3344F-1)用床板を移設しモハ3344と合わせました。


京成3300形モハ3341標準色後期仕様(3344F-1)。

初竣工時からMG抵抗器は成形色再現でした。
再び床板相互交換を行い黄色再現へと変更します。
振替相手はモハ3313標準色中期仕様(3316F-3)です。


入工中のモハ3313,モハ3341 (3316F-3,3344F-1)。

モハ3313にはモハ3309復活新赤電色(3312F-2)用床板を取り付けていました。
各々の床板は二度目の台車交換を迎えています。
個別に分解して締結ビスの混同を防ぎました。


床板振替中のモハ3341。

他車両ですが締結ビスが変わり台車を止められなくなる個体がありました。
これ以降床板との組み合わせを維持するよう心掛けています。
その後現在まで発症事例は皆無に抑えられています。


歪みの無い床板。

やはり運転台側台車の浮きはモハ3344と同程度でした。
TNカプラーSPを整形すれば修正できます。
しかし剛性に関わる箇所を削る必要があるため施工予定はありません。


モハ3341,モハ3341 (3320F-1,3344F-1)。

3312F用床板と3320F用床板は同一に見えます。
当方ではこれまでに3両のモハ3341を竣工させました。
今入場により全車とも側面見附が統一されています。


モハ3341 点灯試験[B63 普通 高砂]:ライトケース漏光対策車。

ライトケースは3304F/3344F用です。
モハ3344用と同様漏光対策は施工済でした。
なお点灯具合に変化はありません。




モハ3341(床板交換施工)。


モハ3341標準色晩年仕様(3320F-4:床板未交換車)。

モハ3341が竣工しました。
回着当時以来久し振りに黄色再現MG抵抗器が復活しました。
また3344F-1はプロトタイプ時期が被る3320F標準色後期仕様(3320F-2)と見附が揃っています。

※改訂:2024年10月14日

京成3300形モハ3344[3344F] 標準色 後期仕様 床板振替

2016-02-01 21:28:41 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3304F/3344F標準色からMG抵抗器への黄色再現が廃止されました。
当方では多くの車両で部品を組み替えながら竣工させてきました。
組成変更を経た4次車3344F標準色後期仕様(3344F-1)も3320F用床板で統一しています。


京成3300形4次車 3344F 標準色 後期仕様。
[3344F-1]:[3344]-[3343]-[3342]-[3341]。
※英小文字併記種別幕4両編成。

3316F標準色中期仕様(3316F-3)を4+2編成(3316F-4)対応とする整備を進めています。
増結用車両はモハ3302+モハ3301標準色後期仕様(3304F-4)を充当します。
ただ3316F-3には3312F新赤電色(3312F-2)用床板を組み合わせていました。


入工中のモハ3316,モハ3344 (3316F-3,3344F-1)。

このまま3316F-4を出場させると床板の相違が発生してしまいます。
予備品がないため3344F-1と3316F-3で床板相互交換を行います。
さっそくモハ3344とモハ3316を入場させました。


殆ど構成が変わらない部品 (モハ3316,モハ3344)。

モハ3344は3320F用床板と3304F/3344F用ライトケースの組み合わせとなりました。
今までに座席部品とライトケースが競合し床板を湾曲させる事例が複数回発生しました。
既に座席部品運転台側を詰めており嵌合への不具合は生じていません。


3320F用床板へ取り付けたFS-329D台車。

一方モハ3316は3304F/3344F用床板に戻りました。
よってほぼモハ3304標準色後期仕様(3304F-3)時代へと回帰しています。
なお両車とも運転台側台車が若干浮いているように見えました。


モハ3333+モハ3344 (3344F-2+3344F-1)。

原因を探ったところTNカプラーSPジャンパ連結器モールドが車体裾に当たっていました。
新たな症状かと思いましたが製品原形を保つモハ3333標準色晩年仕様(3344F-2)も同様でした。
今更気付く有り様で余り気にならないと思います。


モハ3344 点灯試験[B63 普通 高砂]:ライトケース漏光対策車。

ライトケース漏光対策は施工済です。
床板交換後も点灯状態は安定していました。
同一LOT品であり相性は良い模様です。




モハ3344(床板交換施工)。


モハ3344標準色晩年仕様(3344F-2:床板未交換車)。

モハ3344が竣工しました。
やはり黄色再現MG抵抗器が際立ちます。
モハ3344標準色晩年仕様(3344F-2)との差別化にも貢献していると思います。

※改訂:2024年10月14日

京成3300形モハ3302[3316F] 標準色 中期仕様 (モハ3302[3304F'] 床板振替)

2016-01-31 21:43:26 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形1次車3304F標準色後期仕様(3304F-4)は保留車に廻していました。
モハ3303用車体はモハ3335標準色後期仕様(3320F-2)へ転用済です。
ユニット構成が崩れており既に4両編成が組めなくなっていました。


京成3300形1次車 3304F 標準色 後期仕様。
[3304F-4]:[3304]-[3303]-[3302]-[3301]。

旧モハ3335(旧3320F-2)はモハ3318標準色後期仕様(3320F-2)に復帰しました。
上野寄ユニットが成立不能のため先ず成田寄ユニットだけを竣工させます。
4+2編成を組む相方は3316F標準色中期仕様(3316F-3)に決定しました。


モハ3302
※動力ユニット搭載車。

3316F-3はKS-121A台車編成です。
増結車2両の差別化を図るためFS-361A台車装着車にしました。
また工程簡略化を狙い改番は行いません。


入工中のモハ3318,モハ3302 (3320F-2,3304F-2)。

先発入場車はモハ3302(動力ユニット搭載車)です。
用途が増結用に変わる関係上動力ユニットは必要ありません。
そのためモハ3318用床板と振り替えます。


カプラー交換を終えたモハ3302

結果的にモハ3303用床板がモハ3302用となりました。
上野寄はモハ3313と常時連結します。
よってKATOカプラーではなくTNカプラーSPを取り付けました。


剥がれたスライダー印刷。

3304F/3344Fでは繁く見受けられるパンタグラフの不具合に再び襲われました。
全く摺動抵抗がなく座屈するため上昇姿勢が保てません。
過去の修正例に倣い上枠を[/]形へ圧縮したうえで歪んだ下枠の平行を合わせて復旧させました。


流し込み接着剤で固定したパンタグラフ取付脚。

この時端部を残してスライダー印刷再現が失われてしまいました。
更にパンタグラフ取付脚が1本外れています。
先ず油性ペイントマーカーでスライダーを復活させました。


復旧したパンタグラフ。

次に車体内側からパンタグラフ取付脚へ流し込み接着剤を投入しました。
何れもこれまでに施工済だった対策です。
従って当面は現状が保たれると思います。

 .


モハ3302標準色中期仕様(3316F-4:床板交換施工)。


モハ3302標準色特急成田山号仕様(3344F-3:床板交換車)

モハ3302標準色中期仕様(3316F-4)が竣工しました。
動力ユニット搭載車ではなくなったため床下見附が変化しました。
なおモハ3302標準色特急成田山号仕様(3344F-3)とは成田寄KATOカプラーで識別できます。


モハ3313+モハ3302 (KS-121A台車装着車+FS-361A台車装着車)。

モハ3335の車体振替は失策が切っ掛けでした。
この計画を組んでなければモハ3303用床板は捻出できませんでした。
名目自体がなくなるため3304F-4は導入していなかったかもしれません。




モハ3318標準色後期仕様(3320F-2:動力ユニット搭載施工)。

残るモハ3304の措置は決まっていません。
よってモハ3302用動力ユニットと取り付けたモハ3318と共に保留車へ廻しました。
なおモハ3318は引き続きFS-361A台車装着車となっています。

※改訂:2024年10月15日

京成3300形3,4次車 3344F 標準色 晩年仕様 色地種別幕4両編成

2016-01-14 21:25:51 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3,4次車3344F標準色晩年仕様(3344F-2)が出場しました。
今までに3344F標準色晩年仕様を3編成投入しました。
初めて製品原形を保つ編成が登場しています。




京成3300形3,4次車 3344F 標準色 晩年仕様。
[3344F-2]:[3344]-[3343]-[3334]-[3333]。
※色地種別幕編成。

プロトタイプは色地種別幕へ交換後の晩年仕様です。
2010年6月頃~2015年2月に該当します。
行先表示類は[B63 普通 (千葉) ちはら台]に設定しました。


3344F-1。

[B63 (千葉) ちはら台]表示は旧3344F-1に設定していました。
これを承継させるために前面窓セル,行先表示器用窓セルを移設しました。
3344F-1は英小文字併記種別幕編成であり3344F-2とは印象が異なります。


3344F-3。

また3344F-1:FS-329D台車編成,3344F-2:FS-329D台車+KS-131台車混結編成と差別化が図られています。
特急成田山号仕様(3344F-3)とはがプロトタイプ時期が近接しています。
そのため基本仕様に変わりはありません。


3320F-4,3344F-2。

3300形標準色色地種別幕編成は3304F後期仕様(3304F-2)の他に3320F後期仕様(3320F-4)を出場させました。
こちらはLOTが異なっており3320F後期仕様6両編成を短縮しました。
そのため濃灰色成形屋根上機器が特徴です。


3344F-2サイドビュー(モハ3333:KS-131台車装着車)。


3304F-2サイドビュー(モハ3301:FS-361A台車装着車)。


3320F-4サイドビュー(モハ3341:FS-329D台車装着車)。

色地[普通]種別幕4両編成が3本に増えました。
種車の3344F-3は同発だった3304F-1よりも投入が遅れました。
約4箇月を置いてようやく戦列に加わっています。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年10月10日

京成3300形モハ3334[3344F] 標準色 晩年仕様 (動力ユニット整備)

2016-01-13 21:37:50 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3334標準色晩年仕様(3344F-3)を入場させました。
成田寄M1車で動力ユニットとPT-43形パンタグラフを搭載しています。
このパンタグラフですが上昇姿勢を保持できないと判明しました。


京成3300形モハ3334標準色晩年仕様(3344F-3)。
※動力ユニット搭載車。

外観には問題なくパンタグラフ台枠も傾いていません。
そのため分解のうえ主枠修正を要すると予想しました。
先行して動力ユニットを整備します。


入工中のモハ3334

当方ではプロトタイプ変更に伴う動力ユニット異動を行っています。
偶然が重なり3304F/3344F用は整備対象から外れていました。
また新製投入とは言えリリースからある程度時間が経過した製品でした。


中程度だったモハ3334用動力ユニット。

従って初の整備機会にも関わらず状態には余り期待していませんでした。
やはり導電板は酸化しており特に2箇所は黒色に変わっていました。
ご多分に漏れず全区間に渡り指紋痕が散在していました。


変形していた導電板。

更に海側導電板の屈曲痕まで発見してしまいました。
何となく焼き潰し前に変形させた雰囲気が漂います。
研磨こそ行えましたが修正は不可能でありやや不安が残ります。




整備を終えたKS-131動力台車(成田寄)。

KS-131動力台車も予想通りで大量に純正グリスが投入されていました。
分解清掃を行いタミヤ製グリスを添加しています。
併せてKATOカプラーAタイプへ交換しました。




上昇するようになったパンタグラフ。

座屈するパンタグラフは上枠だけを修正しています。
[/]形を[/]形へ圧縮し上枠で下枠を挟みつけるようにしました。
多少強引ながらも動作は改善されています。




モハ3334標準色後期仕様(3344F-2:動力ユニット整備施工)。

モハ3334標準色晩年仕様(新3344F-2)が竣工しました。
パンタグラフ修正方法はモハ3318標準色後期仕様(3320F-2)と同様です。
未使用品で同一症状が生じるとは思いませんでした。

●動力ユニット整備
※改訂:2024年10月10日

京成3300形モハ3344[3344F] 標準色 晩年仕様 (種別表示器交換)

2016-01-12 21:46:09 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3344標準色晩年仕様(3344F-3)を入場させました。
モハ3333標準色晩年仕様(新3344F-2)への色地[普通]種別幕再用を諦めました。
二度手間を防ぐためモハ3344にも予備品を卸します。


京成3300形モハ3344標準色晩年仕様(3344F-3)。

モハ3344も種別表示窓セル撤去が待ち構えます。
ある程度の難航は予期していました。
ところが予想を上回る事態を迎えてしまいました。


入工中のモハ3344

爪楊枝で押し込んだところ貫通扉ごとずれました。
ところがそこから状態が変わらず取り外せなくなりました。
まさか貫通扉上部へ流し込み接着剤が侵出しているとは思いませんでした。


ずれた貫通扉。

無理に撤去すると塗装を剥がしかねません。
このまま種別表示窓セル撤去に突入しました。
デザインナイフを持ち出しましたが乗務員室側からの作業となります。


撤去した種別表示窓セル。

不可抗力で車体塗装を傷つけないよう留意しました。
幸いモハ3333よりも早く外れています。
開削は内側枠の半分程度で済みました。


印象が異なる色地[普通]種別幕ステッカー(3304F/3344F用,3312F/3324F/3356F用)。

3304F/3344F用ステッカーは一度も使用していません。
これには色地[普通]種別幕が含まれています。
ただフォントや配置が異なるように感じており今後も使用しない方向です。




新規製作した色地[普通]種別幕。

手持ち最後の色地[普通]種別幕ステッカーを切り出しました。
モハ3333(3344F-3)と同じくt0.3mmプラ板へ貼り付けています。
ステッカー周囲をマッキーで塗り潰しましたが完全な遮光は期待していません。


[B59 普通 (千葉) ちはら台]。

またこの措置を施すと位置調節が難しくなります。
そのためLEDライトが欠かせませんでした。
なおライトケースの光源対策はモハ3333を踏襲しています。


カプラー交換を終えたモハ3333。

貫通扉上部だけが車体に溶着されています。
しかし不安定要素が拭えないため前面窓セルは固定しました。
最後にKATOカプラーへの交換を行いました。


モハ3344 点灯試験[B59 普通 (千葉) ちはら台]:ライトケース漏光対策車。


モハ3301 点灯比較[B51 普通 千葉中央]:ライトケース漏光対策未施工車(3304F-2)。

ライト基板は強力発光が旧LOT品からの大きな変更点です。
それでも種別表示器導光口へのタックラベル貼付により[普通]表示は飛んでいません。
なおt0.3mmプラ板とt0.5mmプラ板の差は分かりませんでした。




モハ3344標準色晩年仕様(3344F-2)。

モハ3344標準色晩年仕様(新3344F-2)が竣工しました。
当初はモハ3344標準色後期仕様(3344F-1)と作業を同時進行させるつもりでした。
結果的に分割して正解だったと思います。

※改訂:2024年10月10日

京成3300形モハ3333[3344F] 標準色 晩年仕様 (種別表示器交換)

2016-01-11 21:40:59 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形モハ3333標準色晩年仕様(3344F-3)を入場させました。
先に一部部品をモハ3341標準色後期仕様(3344F-1)と振り替えています。
再入場に備え貫通扉やライトケースは外しておきました。


京成3300形モハ3333標準色晩年仕様(3344F-3)

運行番号表示器,行先方向幕は整備済です。
他は回着当時のままでした。
主工程は種別表示器設定,ライトユニット加工,カプラー交換です。


入工中のモハ3333

種別表示器には流し込み接着剤が大量に使用されていました。
もはや3304F/3344Fでは当たり前の光景で慣れつつあります。
これまでに都合6編成を出場させましたが3304F-3を除いて手を焼かされました。


撤去済だった部品一式。

前面窓セル振替時に貫通扉が脱落してくれました。
やはり種別表示器窓セルは強固に固定され押しても微動だにしません。
当初から難航が前提だったため用意していたクラフトナイフを持ち出しました。


種別表示器窓セルを撤去した貫通扉。

原形を残すつもりはなく貫通扉内側から徐々に薄くしていきました。
内側の枠がなくなったところでようやく窓セルが外れました。
また接着剤痕やプラスチック片付着が夥しくデザインナイフで除去しています。


固定した貫通扉と前面窓セル。

種別表示器は色地[普通]種別幕としました。
ここで3356F復活青電色撤去品を起用しています。
但し糊面に残るマッキーが気掛かりでした。


光源対策を施したライトユニット。

念のため種別表示器用プラ板をt0.5mmからt0.3mmへ薄くしています。
LOTが異なるせいか貫通扉と前面窓セルの嵌りが甘くなりました。
前面窓後傾防止のためゴム系接着剤で固定しています。


カプラー交換を終えたモハ3333

種別表示器導光口には減光用タックラベルを貼り付けました。
色地[普通]種別幕ですがt0.3mmプラ板への変更代を加味しています。
また漏光防止用アルミテープの全長を短縮しました。


モハ3333 点灯試験[B59 普通 (千葉) ちはら台]:再用種別幕取付車。

KATOカプラーへの交換を済ませ点灯試験に移りました。
するとマッキーの遮光力が思いの外強く出てしまいました。
一部が欠けて[普]表示に見えるため使用を見合わせています。


用途不要になった再用[普通]種別幕。

マッキーで塗り潰したプラ板は再用せず新たに切り出しました。
3304F標準色後期仕様(3304F-2)との比較を込め引き続きt0.3mmを採用しています。
色地[普通]種別幕ステッカーは3312F復活新赤電色用です。


状態確認中の種別表示器。

前面窓セルと貫通扉を固定した後の種別幕再交換となりました。
そのため貫通扉を取り外さずに取り付けました。
ゴム系接着剤は貫通扉裏面ではなくプラ板へ塗布しています。


整備が完了したモハ3333。

最後にLEDライトで照らしながら位置を調整しました。
行先表示類は[B59 普通 (千葉) ちはら台]です。
そして再び点灯試験を行いました。




モハ3333 点灯試験[B59 普通 (千葉) ちはら台]:ライトケース漏光対策車。

多少周囲からの漏光があるものの[普通]表示の視認性は向上しました。
ただ色地[普通]種別幕ステッカーの手持ちが1両分に減少しました。
3344F標準色晩年仕様(新3344F-2)出場以降は純正ステッカー以外での対応が求められます。




モハ3333標準色晩年仕様(3344F-2)。

モハ3333標準色晩年仕様(新3344F-2)が竣工しました。
再用色地[普通]種別幕の不発は残念でした。
ただ結果を踏まえるとやむを得ない判断だったと思います。

※改訂:2024年10月10日

京成3300形モハ3343[3344F] 標準色 晩年仕様 (パンタグラフ修正)

2016-01-10 22:07:45 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形3,4次車3344F標準色晩年仕様(3344F-3)の整備に着手します。
先発はPT-43形パンタグラフに瑕疵があったモハ3343です。
放置すると変形が拡大する危険があり優先的に入場させました。


京成3300形モハ3343標準色晩年仕様(3344F-3)。

回着時に手直ししてみましたが直ぐにパンタグラフ台枠が傾きます。
モハ3303標準色後期仕様(3304F-4)に次ぐ状態でした。
ただ上昇姿勢は保てるため主枠には影響が及んでいないと考えました。


入工中のモハ3343。

3304F/3344Fでパンタグラフ台枠が傾斜した車両は珍しくありませんでした。
何れも取付脚を押し込んでも傾きは解消されませんでした。
一方モハ3343は一旦平行で落ち着いた後に浮き上がってくる初の事例でした。


内側から固定したパンタグラフ取付脚(上野寄)。

室内側からパンタグラフ取付部を確認したところ流し込み接着剤を使用した形跡がありませんでした。
取り敢えず3脚は安定しているため浮きのある1脚だけを固定してみました。
碍子を押し込み車体裏から微量の流し込み接着剤を投入しました。


KATOカプラーに交換したFS-329D台車。

FS-329D台車へKATOカプラーを取り付けます。
カプラーアダプターの発生品がありましたが再用していません。
慣例に従いカプラースプリングは存置しました。


修正されたパンタグラフ。

改めてパンタグラフの状態を確認しました。
極僅かな接着剤量でしたが確実に車体へ固定されていました。
モハ3343に限っては取付が甘かっただけかもしれません。




モハ3343(パンタグラフ修正施工)。

モハ3343標準色晩年仕様(3344F-2)が竣工しました。
パンタグラフ修正以外は通常整備で終えられています。
印刷消去やインレタ転写等がなく少々拍子抜けしました。

※改訂:2024年10月10日

京成3300形4次車 3344F 標準色 後期仕様 4両編成 行先表示類変更

2016-01-09 21:45:01 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形4次車3344F標準色後期仕様(3344F-1)はユニット間のLOTが揃っていません。
上野寄:3344F標準色晩年仕様(3344F-1),成田寄:3320F標準色後期仕様(3320F-2)を組み合わせました。
モハ3344(3344F-1)と同様の施工を行うモハ3341(3344F-1)ですがLOT差異が気掛かりでした。




京成3300形4次車 3344F 標準色 後期仕様。
[3344F-1]:[3344]-[3343]-[3342]-[3341]。
※英小文字併記種別幕4両編成。
◆行先表示類変更。


モハ3341。

屋根上機器をモハ3333(3344F-1)と振り替えており明灰色成形品が搭載されています。
この時に誘導無線アンテナを折損させてしまいました。
余り剛性が高くなく取り扱いに注意しながら作業を開始しました。


入工中のモハ3333,モハ3341 (3344F-3,3344F-1)。

モハ3341とモハ3333標準色後期仕様(3344F-3)を同時入場させました。
前面窓セル,行先表示器窓セルはモハ3333と相互交換します。
ライトケースは予備品の3304F/3344F用と入れ替えます。


取り外したモハ3341用部品。

モハ3341用行先表示器窓セルの取り外しは至って容易でした。
一方モハ3333も軽い抵抗を感じただけで撤去できました。
ところが取り付けとなると急転しなかなか理想の箇所には収まってくれません。
セルのバリ取りを施しても必ず四隅の何処かが支障してしまいます。


簡易漏光対策を施したライトケース。

最終的に嵌ってくれたものの所要時間は60分以上を要しました。
対するモハ3333への取り付けは一発で終えられています。
窓セル成形そのものは同一に見えるためこの差は不可解でした。


部品を交換したモハ3341,モハ3333

意地で格闘を続けた納得の行く結果に辿り着いています。
[高砂]幕はマイクロエース製3356F復活青電色用を使用しました。
またライトケース行先表示器導光口には漏光防止用アルミテープを貼り付けました。




モハ3341 点灯試験[B63 普通 高砂]:ライトケース交換車。

3304F/3344F用ライト基板ですが乗務員室内への漏光は防げています。
英小文字併記[普通]種別幕の視認性も悪くありません。
簡易対策ながら効果は十分で今後も継続採用する方向です。


3344F-1サイドビュー(モハ3341:明灰色成形屋根上機器振替車)。


3320F-1サイドビュー(モハ3341:濃灰色成形屋根上機器搭載車)。

なお防護無線アンテナを再破損させてしまいました。
流し込み接着剤で接合しましたが剛性低下は否めません。
しかし成形色差異が絡む以上現状での交換は難しいと思います。

●3300形京成線出場
※改訂:2024年10月9日

京成3300形モハ3344[3344F] 標準色 後期仕様 行先表示類変更

2016-01-08 22:04:30 | 京成線:3300形
マイクロエース製京成3300形4次車3344F標準色後期仕様(3344F-1)の行先表示類を変更します。
現在は[B59 普通 (千葉) ちはら台]です。
このうち[B59]幕,[(千葉) ちはら台]幕は3344F標準色晩年仕様(3344F-3)へ転用します。


京成3300形4次車 3344F 標準色 後期仕様。
[3344F-1]:[3344]-[3343]-[3342]-[3341]。
※英小文字併記種別幕4両編成。

ステッカー劣化及び漸減を防ぐため貼り替えは見送りました。
よって3344F-3と行先表示器窓セルを相互交換します。
運行番号表示器はプラ板再現であり移設は容易です。


入工中のモハ3344,モハ3344 (3344F-3,3344F-1)。

モハ3344とモハ3344を同時入場させました。
先にモハ3344用行先表示器窓セルを撤去します。
但し非常に嵌合が固く強引に押し込むとステッカーを傷めかねません。
クロスを当て四隅をプラスチックドライバーで少しずつ押し込み撤去しました。
なお固定には接着剤が使用されている模様です。


部品を取り外したモハ3344。

運行番号表示器は単体で交換する予定でした。
これを前面窓セルごとの振り替えに変更しました。
同様にモハ3344用部品も取り外しました。


移設した行先表示窓セル(モハ3344)。

3304F/3344Fでは行先表示器窓セルが傾く個体を繁く見かけています。
モハ3344,モハ3344ともに停止するまで押し込むと枕木方向にずれが生じました。
前面見附を左右する箇所でもあり時間を掛けて調整しました。


導光口へ貼付した漏光防止用アルミテープ。

3344F-1には3320F標準色後期仕様(3320F-2)用ライトケースを廻していました。
これを捻出し3304F/3344F用へ交換します。
取り付けるケースは前3320F標準色後期仕様(3320F-2)用です。


モハ3344用ライトケース,旧モハ3344用ライトケース。

転用に伴い行先表示器導光口へ漏光防止用アルミテープを貼付しました。
また種別表示器減光用タックラベルも交換しました。
これで回着当時の組み合わせに復帰しています。


部品を交換したモハ3344,モハ3344

前面窓セルを振り替えた際に[B63]幕を取り付けました。
行先方向幕は[高砂]表示を採用しています。
一方モハ3344の種別表示器には手を着けませんでした。




モハ3344 点灯試験[B63 普通 高砂]:ライトケース復旧車。

ケース外殻と共にライト基板が3304F/3344F用に戻りました。
そのため前尾灯点灯の印象が大幅に変わっています。
乗務員室内の漏光も殆ど抑えられました。


印刷が乱れていた側面窓セル(モハ3344)。

最後に側面窓セル窓サッシ印刷の乱れを発見しました。
撥ねは窓柱との頂点を覆っていました。
爪楊枝で剥離しましたがやや傷が目立っています。




モハ3344(ライトケース交換,側面窓セル修正施工)。

モハ3344標準色後期仕様が竣工しました。
案の定行先表示器窓セルの組み付けに時間を取られてしまいました。
それなりに拘っただけの見附には達したと思います。

※改訂:2024年10月9日