試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

京成3300形モハ3316[3316F-4] 現行色 中期仕様 前面行先表示器位置修正

2016-02-03 21:54:25 | 京成線:3300形
同時進行。

マイクロエース製京成3300形3344F現行色暫定4両編成仕様の床板交換を終えた。
交換相手になった3316F現行色中期仕様のモハ3316,モハ3313は現行LOT床板化されたがモハ3316のみ組立を先送りにした。


京成3300形3316F 現行色 中期仕様。

3304F,3344Fはパンタグラフ取付の他に前面行先表示器が傾いた個体が多い。
特に酷かったのが3320F現行色暫定8両編成仕様のモハ3333,3316F現行色後期仕様のモハ3316(←モハ3304)だった。
このうちモハ3333は通過標識灯擬似点灯化時に修正した。
モハ3316は未着手だったが床板交換を機に調整を行った。


入工中のモハ3316。

行先表示器パーツは奥まで嵌っているが運転台側が車体より張り出す状態だった。
一度取り外すと嵌込むのが手間で組み立てたまま作業を行いたかった。
しかしクロスを介してプラスチックドライバーで押し込んでも全く動かない。
他の算段が無くパーツを取り外す羽目になった。


行先表示器を取り外したモハ3316。

車体のパーツ嵌合部を均した。
これを行わないと接着剤のカスが押し出されてHゴムの周囲に溜まってしまう。
行先表示器を押し込むのはかなり手を焼いた。
取付部が狭隘な上に精度が必要以上に高くパーツの平行を保たないと嵌められない。
これは今LOTから生じており接着剤使用が余計な手間を生んでいるようだ。
これまでの京成3000系列では緩い事が多く対処した結果だと思う。
ただその手法が問題でもう一工夫欲しかった。

何とか嵌込んだ後は微妙な位置調整だ。
しっかり押し込むと運転台側が張り出すので先ず助士側を奥に嵌込んだ。
車内から少しずつ運転台側を押し込み平行を合わせた。
[津田沼]が貼付済でこれを傷めないよう気を使う必要もあった。
何度か運転台側が張り出してしまい、戻す際は必ずクロスを介している。




修正した行先表示器。

角度調整のみで点灯状況は変わらないと思ったが念の為点灯試験を行った。
照射角度が僅かに変わる程度でありその影響は全く無かった。
これならモハ3313との差異を気にしなくていい。




モハ3316 点灯試験[B43 普通 津田沼]。




モハ3316(現行LOT床板化)。

モハ3316の竣工で3316F現行色中期仕様が再出場した。
他の3300形ではここまで酷い個体は無い。
微調整で済むはずで優先的に入場させる編成は無さそうだ。




3316F現行色中期仕様。

この記事についてブログを書く
« 京成3300形モハ3341[3344F-1]... | TOP | 京成3300形モハ3301[3316F-4]... »