つれづれ二人三脚

自然観察とステンドグラスの趣味などetc.夫婦で日常の出来事を徒然に・・・

夏の能登輪島・隠岐島クルーズ Ⅲ

2012年07月16日 | ステンドグラス
7/8(日)曇り時々晴    朝起きるとドアの隙間に「重要なお知らせ」(波浪に伴う沖合い停泊について)の用紙がありました。 日本海上の低気圧の通過に伴い、現在も輪島沖の海上には波浪が残っており輪島港は波浪の影響を受けやすい構造のため、波浪の高いうちは本線の長時間の接岸が困難な状況となっています。朝輪島港入港接岸し、上陸後一旦離岸し、沖合にて停泊するとの連絡事項でした。


オプショナルツアーは予定通り催行との事で、まず朝食を頂きました。ちょっと寝坊した為大漁旗の漁船伴走による歓迎の写真は食事中で撮れませんでした。 



07:00 びいなすは輪島港入港接岸し上陸後、07:30~入港歓迎セレモニーが行われました。にこやかに迎えて下さった輪島市長さんからは乗客全員にサザエのプレゼントがありました。今夜の夕食が楽しみです。




タクシープランの方の予約タクシーが岸壁にずらり・・・



08:20~ 私達はバスで白米千枚田と輪島の見所をめぐる半日観光を予約していました。千年以上も前から続く輪島朝市は港近くの駐車場から歩いてすぐでした。野菜や魚貝、カラフルな草履等ゝが並びおばちゃん達との会話や値段の駆引きが楽しかったです。中央写真の本アワビを計量してくれました。因みに1ヶ6000円です。高価ですね~~  勿論買いませんよ~  見るだけです。



そして漆芸会館へ~  ガラス越しに輪島塗の工程に携わる職人さんの仕事ぶりを見学しました。木地づくりから上塗りまで、120以上の工程を経て出来上がる、日本を代表する伝統的工芸品。本物は美しく堅牢で、手入れさえすれば一生使える優れものだそうですよ。



次は能登輪島のお祭り館  「キリコ会館」へ~  キリコは切子燈篭のことです。七夕祭りを執行する土地で単独で用いられる他は、御神輿の前衛後衛のお供役として担ぎだされる神輿渡御の夜道の灯りだそうです。奥能登のキリコが一堂に展示され10mを超える大型など所狭しと立ち並らび、笛や太鼓などのお囃子が流れ臨場感あふれていました。何処の祭りも地方独特のものがありますね~



次は国指定名勝  白米千枚田   



1004枚ものミニ棚田が連なっています。マイ田んぼが持てるオーナー制もあるそうですよ。緑稲もいいけれど一面に水を湛えた苗床も見たかったです。秋には黄金色の棚田も空と海とが織りなして美しい事でしょうね~



  今から800年前、平清盛の義弟平大納言時忠は平家一族の統領で源平合戦で平家が滅亡した際能登に配流された。その子時国が300石を統治し、江戸時代には天領の大庄屋を務め、苗字帯刀を許され21代当主が豪壮巨大な屋敷を築いたそうです。



国指定 重要文化財(建物)  およそ180年前に建造され、完成までに28年を要した入母屋茅葺きの大屋根   平家定紋「丸にあげは蝶」を金箔で描いたふすま等、格式ある住宅様式です。現在も第25代当主がこの屋敷と伝統を守っておられるそうですが大変でしょうね~奥様にお目にかかりました。







波浪で一旦離岸していたびいなすは私達がツアーを終えた頃には再度入港接岸していました。乗船して昼食を頂きました。



午後からは波浪も落ち着いたようで昼食の後、又下船し地元の物産販売などを見たり接岸のびいなすをいろんな角度から撮影したりしました。



15:00前から地元の方々によるイベントが始まりました。保育園児と輪島のマスコットまぁりんの登場です。



8階ボートデッキから輪島和太鼓、御陣乗太鼓、朝市音頭などのお持て成しに感激しました。



16:00  いよいよ輪島出港   市長の長~いトークの中(笑)、沢山の地元の方々が見送ってくれました。大漁旗の漁船伴走のお見送りも暖かかったです。



部屋に戻り休憩し、クルーズ最後の夕食は輪島市より頂いた、海女採りサザエが最初にでました。美味しかったです。(^^)



その後は皆と7階オープンバーでおしゃべりしたり、20:00からのDr.ZUMAによる ブルームーン.ナイト.マジック~第二夜~を楽しみました。12階トップラウンジで連れの知人らとゲームもしたり、夜のデッキで雲の間の夜空の星を眺めたりして最後の夜を満喫しました。七夕の昨夜は10階スポーツデッキで星空教室の予定が曇っていたのでありませんでした。船上から満天の星を見たかったです。



トリオの演奏も聴き逃さず、太るのを覚悟でお夜食も・・・この日は11階の展望浴場でゆっくり湯に浸かって部屋に戻り、荷物の整理も少しして休みました。


明朝は日の出が見れますように・・・   もうちょっと続きます。