思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

考え方によって身につくもの

2005-10-11 21:31:29 | Weblog
こんばんは。 華はな06です。

何についてお話しようか、去年の今頃まだまだ就職活動の準備もしていなかった私ですので、今何が参考になるのか判断しかねてしまいます(笑)

実は去年の今頃から、私はある事を新たに始めていました。
狙ったわけではなかったのですが、意外にも「面接(特に役員面接)」にとても役立った事があります。
今日は、そのことについて書こうと思います。

「今そんな最終段階の話をされても・・・」と思われるかもしれませんが、今から始めたからこそ実った事なので今日の話にさせて頂きます。


それは「アルバイト」。
別に特別なことじゃないと思います。
それまで数年続けているアルバイトが1つあったのですが、それにプラスしてもう1つ始めました。
いずれも接客業ですが、この2つは性格が少し違っています。どの様に違うかは重要ではないので興味のある方だけ、何かの機会に聞いてください。

ひとつの大きな違いは、新たに始めたアルバイトは「お客様と一緒に過ごす時間や空間」を自ら演出するという点です。
新規のお客様も常連のお客様もいらっしゃいます。
私が多く勤務に入っていた時間帯は、常連の方が集中する時間。

この「常連の方々」がポイントになったと思います。
年代は40~60代、女性も男性もいらっしゃいます。

そんな環境の中で「中高年層の方との会話」の力を養えたこと。
これが私の面接での勝因の1つになってくれました。

この仕事を始めた頃は、この年代の方々は「どこか絡みづらい」と思っていました。重~い空気ってアルバイトといっても仕事しにくいです。


このアルバイトの個性的なところは「約10分のコミュニケーション」です。
あるスペースでお客様10人前後とスタッフ1人で時間を共に過ごします。表向きは「話す事」が目的ではないのですが、常連の方々は「会話に花を咲かすこと」を楽しみにされています。
だから「楽しめる会話の流れを作ることが必要じゃないか」と私なりに考えました。

ですが、最初この空間はかなり緊張です。まさに面接気分(笑) 何を話せばいいのかも悩みます。さらに身体を動かして仕事しながらですから、座りっぱなしの面接の方が今思えば楽だったかもしれません(笑)
そこで私は打ち解ける為、「私ってこんな子なんです。」というような会話から始めました。

いわゆる自己PRですね。

すると相手の反応で「あ、こんなことが気を惹く話題になるんだ~。」というようなことが発見できます。たまにスルーされる時もあるわけで、そんな時は「いまいち」として反省です。


「初めの一言でココロを掴む」
「約10分で話に何らかのオチをつける」
「1人の人に会話や視線を集中しない」


その練習がアルバイトで出来ました。
最終的には私の就職活動を応援してくださり、私の大きな力になっていきました。
この力を養うまでは、それなりの時間を要しましたが、面接練習&就職活動資金をGET出来たわけです。

このアルバイト効果で、役員面接や部長クラスの面接などで、悪い緊張はしませんでした。


皆さんも様々なアルバイトをされている方がいると思います。私のような変ったアルバイトではなくても、接客業をされている方も多いのではないでしょうか?

やみくもに「就活にはお金がかかるらしいから!!!」と追い詰められてアルバイトをするより、同じ貴重な時間なら少しでも深みのある時間にしてみましょう。


ものは考え方次第☆
これは私の就職活動のモットーのように今では感じます。

といっても、私は面接などでアルバイトの話は滅多にしていません。それは私の場合は、売りが他にあったからです。

でもアルバイトの話が自分の売りになる人もいるでしょう。
エントリーシートに書けるようなエピソードのあるアルバイトをしている人は、より心を惹きつけるエピソードを探してみましょう。
書くような話ではない人も、私のように勝負の面接の時、底力を発揮できるような可能性を探ってみましょう。

私はアルバイトに可能性を発見してから、中高年層の方とのお話が少し楽しみになりました。
アルバイトでも考え方を工夫する事で、楽しみに変わり、就職活動への力になります。

楽しみは1つでも多いほど、それぞれが就職活動のパワーになっていきます。


広告業界就職フォーラム
http://homepage3.nifty.com/adunion/


   平成17年10月11日    華はな06