思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

”就社”ではなく、”就職”

2005-10-12 14:45:24 | Weblog
こんにちは、funky06です。今日は学校からの投稿です。

さて、私が去年の今頃に何をしていたか(就活がらみでね☆)というと…

ずばり『ゼミ活動』です★

夏はインターンシップに参加したりしたのですが(インターンについてはまた書きます、すごく勉強になったので…)、後期が始まってからはゼミばっかりやってました☆

どんなゼミか??

→博報堂のクリエイティブの方に指導を受けながら広告(30秒のTV-CF)を制作し、最後にクライアント企業に対してプレゼンテーションを行うというものです。


7~8人のグループで制作するのですが、その中で自然と”役割分担”が生まれていました。

①データ集め(ターゲット、市場など)が得意な人

②新たなコンセプト発見(新しい切り口で商品を表現するなど)に励む人

③様々な人々(アンケートの依頼、撮影場所の確保など)と折衝する人

④最終的なアウトプット(この場合、映像)を考える人

⑤みんなの意見をまとめる人

などなど。

今振り返ってみると、この経験が「私は広告業界で何をやりたいのか?」を考えるよい契機になったと思います。

①がマーケティングなら②はコピーライター、③は営業?④はCMプランナーといったところでしょうか。⑤はプロデューサー的な役割です。


私は2年生の時も3年生の時も、④の役割を果たしていました。

…「果たしていた」というよりも、④の仕事を他の誰かに取られないように必死に取り組んでいたのです★


映像にする上でのアイデアは誰よりも多く出して、

絵コンテも、誰よりもたくさん描いて、

撮影スケジュールの管理をきっちりやって、

エキストラ集めに走って、

映像編集でもリーダーシップをとって…

みたいな☆

「自分がやりたいことをやるためには、とりあえず隣の誰かさんの2倍3倍働けばいいんじゃないか?」

そう思っていました。

それはあながち間違いでもなくて、

おかげでこの制作実習を終える3年生の終わりの頃には、「映像のめぐ」(本名でごめんなさい(^^;)として不動の地位を確立していました★

それで、自己分析も経ずにすんなりと就活に入っていけたというかんじです。


なんて恵まれているんでしょう、私。

「うちの大学にはそんなゼミないよ~」
「そんな経験できる人なんてごく少数じゃない??」

そんな声が聞こえてきそうですが…

何が言いたいかというとつまり、


あなたは広告で何がしたいの??


ってことについて、考える必要があると思うのです。「なぜ広告業界を志望するのか」も大事ですが、「じゃあその中であなたは何をしたいの?」はもっと大事★

労協の模擬面接で面接官の方がおっしゃった言葉の中に、

『”就社”ではなく、”就職”だ』

というのがありました。大切なのはその会社で何がしたいか、どんな役割を担いたいのかだということ…私はこの言葉がすごく印象に残ったのです。そしてそこから「自分はどんなCMが作りたいのか?」など、”広告でやりたいこと”をより具体的に考えるようになりました。

制作職は、具体性が求められるものです。面接でいきなり「CM企画言ってみて」なんてこともしばしば…そのへんは肝に銘じておいたほうがよさそうです★

みなさん、がんばってください☆

それでは今日はこのへんで!

広告業界就職フォーラム http://homepage3.nifty.com/adunion/

平成17年10月12日(水)

funky06