思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

ESの書き方

2008-02-21 02:05:35 | Weblog
こんばんわ。くすもと08です。
そろそろ、ES提出ラッシュが近づいてきています。
それでは、ここで僕なりのESの書き方を紹介したいと思います。
ESを書くためのポイントは3つあります。

①具体例(数字)
ESを書いているとき、自分のエピソードなどを交えて志望動機なり、自己PRなりを書いていたとしても、なんとなーく書いていませんか?
あなたが、何かを本当に熱烈に頑張って、いくら具体的に書いていたとしても、
そこに数字がなければ、相手には何も伝わりません。
具体性とは、数字のことです。
部活を頑張っていたのなら、週に何回練習があって、
一回の練習で何時間、大会は一ヶ月に何回あって、
どんな賞をいくつとったのか?
それを一体何年やってきたのか。

そのような数字があるだけで、話のリアリティが全く変わってきます。

②what to say ⇒how to say
以前のブログでも書きましたが、「何を」伝えるかよりも、「いかに」伝えるかの方が格段に重要です。
自分の持っている素材をどのように見せたら相手にうまく伝わるのかをしっかりと考えましょう。
ex「私は予備校でチューターのアルバイトをしています。私が作った広告(チラシ)を撒く事で、その予備校の生徒数を前年度比300%に出来ました」
これは、実際に私の先輩がESに書いていたものですが、この話には裏があって、
実はこの予備校には生徒が1人しかいません。
それを、3人に出来たというだけの話です。
しかし、これは実際に300%。何も嘘はついていません。
ちょっと、書き方を工夫するだけで自分はすごい事をしているかのように相手に伝える事が出来ます。これが、how to say です。

③自分らしさ
実はこれが最も重要です。私の就活の経験を通じて感じた事は、「私の内定先は私に非常にあっていた」ということです。
結局企業は自社にあっている人材をとりたいと思っています。
その為には変に背伸びして自分を着飾ったESでなく、あなたのありのままをESに書いてください。
自分らしさをきちんと出せて、落ちてしまった。
それはしょうがないことです。別に優秀な人材だけをとっているだけでなく、その企業に「合っている」人材が欲しいという視点があれば、ESの書き方は全く換わってくると思います。


これ以外に、二つ。ESのみならず就活全般で大事なことを述べておきます。
①最大公約数になるな!
「私は○○というクライアントの○○という広告に感動しました。広告に感動して心を動かされたのは初めてでした。私も、人の心を動かし、社会に与える影響が大きい人間になりたいと思っています」
こんな感じの志望動機は全くだめだと思います。
なぜなら、これはあなたでなくても全員が言えるからです。

あなたがしてきた中でしか出来ない自己PR、志望動機を言ってください。
面接やESはあなたという人間を語る場所です。
そんな所で最大公約数になってしまっては意味がないです。
No1でなくてもいいので、only1.
「この件に関してはこの子だ」という風に自分を語ってください。

②何を聞かれたとしても、自己PRか志望動機。
実はこれは凄く重要な視点です。
広告業界においてはESでも面接でも、結構突拍子もないようなことを聞かれたりもします。
その時にこれが頭の中に入っていればなんとか対応できます。
面接官が聞きたいのは、二つだけ。自己PRか志望動機。この二つ以外は語っても意味がないです。
「趣味は?」と聞かれて本当にただ応えるだけでは全く意味がありません。
それを自己PRに繋げる、それを志望動機につなげる、という努力をしてください。

突拍子もない事を聞かれて、ゴールがなければ全く何をしたらいいかわからなくなり、混乱してしまいます。しかし、ゴールは今挙げた2つのどちらかだということをしっかりと理解してください。
ゴールが見えれば何を聞かれても応えられますし、問題ありません。


これから就職活動、本当に大変だと思いますが頑張ってください。

PS、先着5名でESを添削して差し上げます。特に、先輩がいなくて困っている関西の就活生がいれば出来る範囲で対応します。
気軽にメールを送ってください。

広告業界就職、頑張って!!

kusuyuu2006@hotmail.co.jp