思う存分楽しめ!広告業界就職活動学生 ~09年度新卒へ~

これまで広告業界を志望した人達が、これから広告業界を志望する人達へメッセージを送るブログです。

ジャーナリズムと広告

2005-11-30 11:01:12 | Weblog
こんばんは。やまたん06です。




最近、ゼミの後輩が「明日は就職エキスポがあるんですよ!」なんて話を聞くようになりました。

去年の自分を見ているようで、応援してあげたくなる自分がいるんですね。



私のゼミは私たちの代が1期生のため、先輩がいませんでした。だから全て自分で動いて、調べて、訪ねて・・・ってしていたことを覚えています。

ほんと無我夢中でしたよ。


それを考えると、自分の後輩くらいはせめて親身になって相談にのってやりたいって思うんです。卒業までのあと4ヶ月足らずですがね。






これはOB訪問されるOBの方の気持ちにも通じるものがあるのかも知れません。どんなに忙しくても、やっぱり自分を訪ねてくる後輩がいることは嬉しいものだと思います。

そういった意味でも、他のライターが言うように「遠慮」はいらないと思うのです。






全てはギブ・アンド・テイク。






労協のシステムは、社会のシステムと何ら変わるものではないようです。







さて、今卒論を書いている途中なのですが、私の専攻「ジャーナリズム」という点
から少しお話しようかと思います。

(以下私の主観です)


ジャーナリズム活動が生活者へ一情報を伝える上で、その過程最も重要視するものは何だと思いますか?


それは「速報性」と「正確性」です。

つまり早く、正確に情報は伝えられるべきで「全ては生活者のために」です。




一方、広告はというと、「クライアントの課題を解決できているか」この一点が全てと言っても過言ではないと思います。

つまり、「広告表現がいかに優れているか」や「消費者にとって有益な情報か」
「いい商品を届けたい」といった発想は二次的なものだと判断せざるえません。

「全てはクライアントのために」。

これが広告の世界だと思います。




生活者へ有益な情報を届けたいなら→ジャーナリズムの世界へ


クライアントの課題をコミュニケーションによって解決したいなら→広告の世界へ




もちろん、広告は生活者へ多大な影響を与える情報の一つですから、ミスリードがあってはなりません。

そういう意味では、業界人さんのコラムにもあるように私も広告マンにもジャーナリズムの発想は必要かと思います。


ただ、根幹は「課題解決」ここにあるようです。


これは去年就活をした私なりの解釈です。







就活中、面接で一つおもしろい(そのときは焦りまくりましたが)質問を受けました。


「視聴率の取れてるTV番組で、もし故意に情報のミスリードが存在していた場合、広告マンとしてあなたはどうしますか?番組を中止しますか?それともスポンサーに従って、そのまま番組を続行しますか?」



①クライアント絶対服従。つまり番組続行。

②正義に反することはできない、つまり番組中止。

③?



さて、あなたはどうしますか?

この答えは一つあなた自身広告の世界へ進むかどうかのキーとなるやもしれません。


広告マンを目指す人なら、3つ目の答えを考える必要があります。

コミュニケーションによって解決ですね。(さて、どうやって?)


みなさん、一回考えてみてください。

平成17年11月30日 やまたん06