- jirozo style - diary

 自分らしく 前向きに生きていこう
 そして…あなたに出逢えた奇跡に感謝を☆

その3

2009-07-20 14:58:18 | Weblog
河原遊び~♪
何回はねるかな??
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その2

2009-07-20 14:56:24 | Weblog
鮎の塩焼き~うまい!!
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袋田の滝 その1

2009-07-20 14:54:49 | Weblog
マイナスイオン~(≧∇≦)
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子育ての神話

2009-07-20 06:38:42 | Weblog
日本心理学会発行の「心理学ワールド」。
今回の特集は「子育ての神話」でした。

いくつかの論文の中で一番興味深かったというか
自分が救われた感が強かったのが、
柏木惠子さんの「育児不安にみる『子育て神話』の虚構」です。


(以下 一部抜粋させていただきました。)

育児不安が強いのは、
子育てのために退職し、
専業で「母の手で」を実践している母親に
有意に強い、という事実。

生物体は、種の保存・・・子どもを産み育てることと、
自己生存/維持・・・自分自身がよりよく生き成長すること
の2つの課題いずれにも資源が必要であり、
専業の母親は、前者に自分の資源を使っているが、
後者のために資源を使う機会が奪われてしまっている状況で、
職業を持つ母親は、自己の資源をどちらにも投資している、
その違いが重要である、と。

かつての女性は、妻となり母となり、
その役割である家事育児をすることで女性の一生は時間もいっぱい。
手塩にかけた家事や、大勢の子どもの育児は自分の誇りともなり
賞賛されたという時代から、一変し、
人生は比較にならない長いものになったこと。
子どもはせいぜい2人、家事も省力化。家族役割の意味は縮小し、
女性が「個」として生きる必要性をクローズアップさせた。

現在はかわいい子どもがいて大事な育児をしていても、
将来展望をすると不安や焦燥感を感じ、不満を感じやすい、と。

「母の手で」の考えによって退職した無職の母親に
育児不安が強くなっている事実は、
「母の手で」がもはや効果的なものではなく、
むしろ逆効果をもたらし弊害化していることを
示しているといえるだろう、といった内容でした。



私はもちろん
専業主婦より職業をもつ方が良いといったことを
いいたい訳ではなく、

周囲の・・・夫や親等からの「育児は母親に」との
説得や圧力が、世間的に見ていまだに強いことに対して
疑問を感じていたことと、
でもそれを否定するほどの根拠も自信も自分にはなくて、
何がよかったのか、何が悪かったのか、
まちがってはいなかったのか、それとも考え直す必要があったのか、等々
うずまいていた気持ちの流れが、少し穏やかになった、というか、
何と言うか・・・。(うまく表現できなくてごめんなさい。)

「育児不安から否定的感情に苛まれ肯定的感情を持てずにいる状況は
 子どもにとってよかろうはずがありません。」
とも、書かれていました。

結局のところ、ソコなんだと思います。
母親が生き生きとできる環境こそが、1番大切なんだと思います。
職業を持つ持たないというよりも、現在をより楽しく生きているか、
自己肯定して前向きに生きているか、といった点につきると思いました。

だから・・・周囲が自分の価値観を押し付けることがなくなって、
自己が生き生きと輝ける選択を全ての人ができるようになるといいな、
って、、そんな風に思えた論文でした。
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