風が気持ちよい6月のとある日
八重桜もアマナも終わり、土手は花もない。緑濃い時期なれど花は、、、この時期ないのだ。
草いきれにはまだほど遠い。
この時期、、まだまだ五月に引き続き気持ちのよい季節ではある。
藪蚊がそろそろでてくるけれど。
一雨ごとに濃くなる緑。
ベンチでまったりしながら自作握り飯をくらう。
突合せはたくあんと柴漬け。
シンプル&Deep。
イワバには大きめで握っていくが
今日は小ぶりのサイズでちりばめてみた。
梅干、シャケ、ごましお、おかかふりかけ。
塩。塩梅とはよく言ったものよ。握り飯のようなシンプルな食だからこそ
の、味。
塩をいろいろと試してみたい。岩塩で作ってくれた名取シェフのボンゴレは最高だった。
緑と青空。雲底にたっぷりと水分を含んだ積雲。
握り飯をひとつ、ひょいっと取り上げる手。
「ん?」
背後を見上げると、
おいしそうにほおばる、、Mayu。
へへ。なかなかおしゃれなおにぎりね。
なんだ、今日は。偶然か?
ま、ね。ちょっとふらっと来て見ただけ。
職場が新宿から松涛に移ったため、ちょくちょくここに現れる。今まではたまに呼び出しが来る
程度だったが、今は突然現れるから驚かされる。
自分も、ここに来るのはせいぜい、週1程度なのだが。
半分、飯をせしめられたので、仕方なくカフェへ流れ込む。
最近、おしゃれなカフェが増えた。
渋谷、富ヶ谷、松涛、代官山。この近辺はTVでも旬らしい。
オタクの社屋、化石モノよね。
じゃかし、その昔はウチもモダンアートデザインの先端を行ってたのだ。
取材とか広告ロケとかけっこうもてはやされた時代があるのだぞ。
時は流れる。
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