散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

気が付くと春の花々が撮りたまっていたのでした

2023年04月28日 | 植物

撮りたまったハエトリグモの整理をしていたら

愛犬との散歩などで撮った野の花が同じく撮りたまっていました💦

たまたま、愛犬との散歩道でギンランと出会って

ふと振り返ったら花、花、花・・・

 

愛犬との散歩、河原で「アカバナユウゲショウ」

 

枯れた花かと思いきや「ヤセウツボ」という外来の寄生植物です。

根元まで見ても自ら葉を持ちません

ここ数年目立ってきました。

 

林では「ヤマフジ」

園芸種の藤のはなよりヤマフジが好きです。

 

手前「ギシギシ」と、奥「スイバ」

今までごっちゃにしていました。

 

「ギシギシ」

 

「スイバ」

引いてみるとスイバは赤く、ギシギシは緑色

アップにすると違いは明らかですね

 

「タンポポ」の綿毛

 

「タンポポ」の種子

マクロが面白いと思うマテリアルですね

 

「タツナミソウ」

 

こちらは「タツナミソウ」青

 

さて、林に向かう原で「マムシグサ」

 

こちらは「アオマムシ」

 

「アマドコロ」

近似種に「ナルコユリ」「ホウチャクソウ」がありますが間違っていないでしょうか?

 

「ゲンゲ(レンゲ)」も細々と咲いています。

フィールド散歩を始めたころは田植え前の田んぼはレンゲ畑でした。

根に建立バクテリアがいて、窒素を含んでいて肥料とされていたからです。

最近は農薬として散布されて不要になったのかな・・・

 

「キツネノボタン」

 

林の淵の藪では野生の「エビネ」

 

自生するランの仲間としては減少傾向。

何せ、藪がどんどん刈られてしまっていますから

 

「ジュウニヒトエ」

 

「カエデ」

 

「サワフタギ」

秋には青い実がなってキビタキなどがやってきます。

 

さて、暗い林に入ります

すると「キンラン」の原

完全開花に近い

暗い林の下に灯をともしたように咲いています。

 

更に「ササバギンラン」

花はこの状態では開花まえと思われます。

 

更に「ギンラン」

ササバギンランと比べるとせいぜい高さが10cm未満かな

向こう向きの花が完全開花していますが・・・撮り忘れました😔

ギンランはねえ・・・お気に入りなのに・・・

 

 

 

 

 

 


散歩道のハエトリグモ-「デーニッツハエトリ」

2023年04月25日 | 野鳥
「デーニッツハエトリ」
昨年からハエトリグモの多様性に驚いて愛犬との散歩道で撮影を始めました。
今まで探しもしなかったので気が付かなかったようで
(何しろ小さい)ハエトリグモの仲間がまあ、目立つこと目立つこと。
蜘蛛は見た目が悪いので嫌われますが、
ハエトリグモは例の「蜘蛛の巣」は作らずに大きさも、せいぜい8mm程度。
英語では「Jumping Spider」ということで、木肌や家の壁などで まちぶせて獲物に飛びつきます。
蜘蛛は「不快害虫」とか言われるけど見た目が恐ろしくて嫌われるけど
害虫を食べてくれる益虫で、日本の固有種には毒のあるものはほとんどいない。
さりとて、さすがにコガネグモやジョロウグモなどの蜘蛛とはお友達になれそうにありませんが💦
今回は、今季8種類ほど撮れたハエトリの仲間からデーニッツハエトリです。
 
トホシテントウの羽化を観察していたら「こんにちわ!」
 
この雌のデーニッツハエトリは腹が太い!妊娠しているのかも
 
で、何かねらっているなあ・・・と思ったら
目線の先にデーニッツハエトリのオス。メスは8mm程でオスはかなり小柄
 
ぴょんと飛びついてオスを捕獲!仲間でもお構いなしに食卓に上げてしまう。
が、このオスはこの後すぐにぴょんと飛んで逃げて行った。
 
デーニッツハエトリ♀ 腹の模様に特徴があります。
 
つぶらな「瞳」がかわいいって、目玉が8個はありそう💦
 
 
こちらは少しスマートな別個体のデーニッツハエトリ雌。食事にありつく。
 
こちらの動きを感じるとサササさーっと木の裏側に隠れてしまう
 
この脚の運びがチャーミング💦
 
 
 
こちtらはデーニッツハエトリ雄 腹の模様は雌に比べると単純で大きさは6mmくらいかな
 
表情もメスより優しい・・・ような💦
 
上がトビイロシワアリでしょうか?約2mmくらいかな、良くハエトリのご飯になる
 
第一弾は「デーニッツハエトリ」でしたが、
まだまだ、いろいろ撮れているので少しずつまとめて行こうと思っています。
 
 
 
 
 
 
 
 

春・虫たちが這いだすー3

2023年04月22日 | 野鳥

愛犬と散歩となると虫探索が主になりますが・・・

虫は無視できないくらい目の前に現れてきます😔

 

「マツバウンラン」を眺めながら散歩が始まる

 

とうとう、この地ではすみれの最終ランナー「ニョイスミレ」が咲き始めます。

 

愛犬との散歩の出がけに必ず観察する「ヨコヅナサシガメ」ですが

いよいよ一段階先へ進むための脱皮が加速し始めました。

 

脱皮直後は赤く目立つのですが、

この赤い個体の寿命は短かくて、

愛犬との散歩が終わってから見てみると一番前の画像の

黒い個体に変貌してしまいます。

 

トホシテントウも次々に羽化が進んでいます。

 

ほぼすべての個体は頭が下になっており、

画像のような羽化への進行となります。

 

羽化したては斑紋が見えません。

 

徐々に斑紋の色が濃くなってゆきます。

 

法面では「ナナホシテントウ」の蛹が目立ちます。

 

法面の穴で「熟成」ナナホシテントウ

 

「ジョウカイボン」

 

ンッ! 結構大きい「ベッコウバエ」

 

意外に美しい!

 

更に法面の「ビロウドコガネ」

シオヤトンボ、ようやく雌型色からオスへの個体が目立ち始めます

 

 

「トビイロシワアリ」かと💦

 

っこちらは「クロヤマアリ」でしょうか?

 

樹皮を丁寧に観察していたら、初めは虫の卵塊かと思ったのですが

「チャタテムシ」の集合でした。

 

お馴染みの「ガガンボ」

 

この時期は目立ちます。

 

「ハラビロヘリカメムシ」

 

同じくカメムシの仲間

 

「ヤマトシリアゲ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


田んぼを歩いていると聞き覚えのある声「ムナグロ」

2023年04月20日 | 野鳥

田起こしが終わって、水が入り始めた田んぼ

聞き覚えのある声が聞こえてきました。

空にはツバメが楽し気に飛び回り、

巣材の泥などを集めているのでした。

 

賑やかにツバメの声が聞こえ

群れて楽し気でした。

ただ、とにかく数が少なくなったかなあ

 

田んぼに降りては巣材を集めて飛んで行く

 

更に、聞き覚えのある声

双眼鏡を覗くと、水の入った田んぼに「ムナグロ」が来ていました。

10羽ほどの小さな群れでした。

 

今年も姿を見ることができてほっとしています。

 

この小さな体で太平洋を時計回りに回っているとは

にわかに信じがたい

 

ここでは過去にはムナグロと一緒にキアシシギ、チュウシャクシギ、キョウジョシギを見ていますが、

最近はムナグロのみの観察となっています。

見逃しているのかもしれませんが

 

ムナグロは眼が画像に入りずらい上にここは終日逆光です。

上を向いてくれたのでつぶらな瞳が見えました。

 

ここ数年は大きな群れを見ることができません。

以前は数十羽の大群が長距離飛行に向いた細く鋭い翼を羽ばたかせて

群飛する姿を見ることができて壮観でした。

多分、群れが大きいとキアシシギやキョウジョシギが混群してくるのだろうと思います。

せっかくなので少し観察を続けてゆこうと思います。

 


愛犬との散歩道でサシバと出会う

2023年04月18日 | 野鳥

愛犬は相変わらず優しい目のままですが、

顔は真っ白になってしまいました。

昨年、倒れて点滴を受けてから1年が経って

再び咳止めのステロイド注射を受けて落ち着いていますが・・・

今回は獣医さんに迷惑をかけないようにおむつをして、

(前回は恐怖で大小漏らしてしまいました😭)

散歩とは違う補助用ハーネスで出かけました。

相変わらず、食欲と散歩欲は旺盛です。

気が付けば14歳半を超えていました。

 

ところで、先日愛犬と歩いていると住宅街の屋根を超えてサシバが飛んできました。

 

で、湿地前の灌木にとまるのでした。

 

どうやらオスのサシバのようです。

 

やがて、シュレーゲルアオガエルの声が気になりながらも

狩ることもなく飛び立った。

飛び去るサシバ♂

と、メスと思しき個体が後を追ってどこからともなく飛び立ちました。

その後は見ることが無いので通りすがりなのだろうか・・・?