散歩道で自然観察

自宅周辺の散歩道で出会った動物、野鳥、昆虫、植物の写真を撮っています。

愛犬と過ごす年末

2022年12月31日 | 野鳥

今年は3月に13歳の愛犬が倒れて以来愛犬中心の生活となりました。

元気ものだった愛犬が突然倒れて皮下点滴を受けたり抗生物質注射を受けて、

何とか一命はとりとめたという感じで、しばらく立ち上がることもおぼつかず

最悪の事態を覚悟しました。

とにかく、咳が収まらず22Kgあった体重は18Kgまで落ちて、

あばらが浮き出て見えるようになってしまった。

いろいろ手は尽くすのですが、少し良くなったものの咳がなかなか収まりません。

それでも、一時は動くこともままならなかった愛犬は食欲と散歩欲は旺盛です。

14歳の誕生日(推定)は迎えることはできないだろうと思っていましたので

誕生日から二か月が経って少しほっとしています。

散歩は最近では1.5Km歩くのがやっとですが最後まで嫌がらず歩きます。

と、いうわけで家人が在宅の日以外はなかなか自分の時間が取れません。

散歩中盤の少々疲れ気味の愛犬。

まだまだ力はあるのですが・・・

歩きだしの呼吸は苦しそうなのですが、5分くらいで呼吸が落ち着いてきます。

散歩している方が呼吸が楽なのかもしれませんね

 

調整池には例年の通り、二週間ほど前に「タシギ」が飛来しました。

 

愛犬と通りかかると相変わらず飛び出します。

 

今年はようやく「アオジ」を見ることができました。

どうも世界的な寒波の影響が冬鳥の飛来にも影響を与えているのだとお聞きしました。

 

ここのところ気温が下がって、戻ってきた?「ウラギンシジミ」

これが本年の撮り納めとなりそうです。

私は自宅中心として30Kmを自然観察の行動範囲とし、

知識もないのに自分頼みの探索が多いので右肩上がりの種の記録の増加はありません。

フリーになって4年で行動範囲を広げましたが、

それまでは自宅周辺や出勤前の職場周辺の散歩道が中心の観察でした。

例えば、そんな狭い範疇でも野鳥で言うと先日のハギマシコで173種が記録できて、

その中には、BW始めたばかりの鳥友が見つけた「アカアシチョウゲンボウ」と、

自分が見つけた「アカハシハジロ」などの関東初の記録が2種ありました。

いずれも日本野鳥の会茨城県支部からその年の珍鳥賞をいただきました。

どちらもたった一日滞在だったりして目撃者も数人のものでした。

今後も、地味に観察を続けてゆこうと思います。

本年もお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。


トラツグミなど

2022年12月27日 | 野鳥
実は相変わらずキクイタダキが見たくて出かけたのですが、混群自体が全くと言ってよいほど見られません。
必ずしも混群とともに移動しているわけではないと思うが😢
それでも、いつもの仲間とともにビンズイ、トラツグミが顔を見せてくれたのでハッピーなBWでした。
愛犬との散歩では冬季待機中のウラギンシジミ5頭がすべて移動して見えなくなるくらい気温が上がりました。
ホソミオツネントンボなども気温が上がると越冬姿勢からふわふわと飛び出しますので・・・
午後はトレーナーのみで散歩できました。
 
また、牛久沼のコブハクチョウの鳥インフルエンザの影響は拡大しているようでまだまだ近づけない。
下記、茨城県のホームページから
 
森に着くと出迎えてくれた「エナガ」
いかんせん、数が少ない・・・上に混群を成していません。
 
こちらは毎度の「ルリビタキ」♂
後ろ姿もかわええ(^▽^)/
 
「シメ」がようやく近くで姿を見せてくれるようになりました。
腹巻をしたぽっちゃり親父風の姿がお気に入り
アトリの仲間よろしく食事中の口元が汚い・・・(笑)
 
河原の「ハシブトガラス」
 
キクイタダキを待つが「ツグミ」
もっとも今年はツグミは珍鳥かと思うほど少ない。
 
歩いていると目の前の足元からパラパラと枝にがる「ビンズイ」
 
「ビンズイ」は結構お気に入り
ビンズイの見つめる方向には田んぼが広がっており、
二番穂も枯れ始めた田では相変わらずタヒバリがにぎやかに採餌中でした。
 
で、キクイタダキをあきらめて歩いていると森で見覚えのあるシルエット発見!
「トラツグミ」が枝どまりしています。
枝上がりのトラツグミはレアですが
暗い林の中の上に逆光!
それでも何とか枝どまりの「トラツグミ」が撮れて満足。
 
ところが、撮れと言わんばかりに少し先の針葉樹林に移動。
実は肉眼では真っ暗で見えませんでした!
ミラーレスのゲインを上げたファインダーの中に見つけることができました。
 
今まで何度も撮ってきた「トラツグミ」ですが枝どまりはなかなか撮らせてくれません。
なぜか?今日は枝どまりしか撮らせてくれませんでした・・・
というラッキーな状況に
キクイタダキが撮れなかったことなど忘れて森を去るのでした。
 
 

初見「ハギマシコ」

2022年12月25日 | 野鳥

先日、鳥友と話をしていたら、正月になると初詣でしばらく込み合うという情報と、

雪などの影響を孝慮すると「今でしょ!」と思い立って出かけたのでした。

カメラマンが少ない一角で待っていると、30分もしないでイカルの群れが飛び交ったり、

カヤクグリが出てきたりとワクワクが止まらない。もっとも、これらは撮れていませんが💦

すぐに空から雨が落ちるようにハギマシコの群れが目の前に降りて来てずいぶん長い間

(たぶん30分ほど)目の前の藪で採餌をする姿を見ることができました。

ここでは定番のミヤマホオジロの姿は見ることができませんでした。

その後、自然研究路を歩く予定をしていましたが、

昼食後、午後には風が強くなってきたので帰路に着きました。

「ハギマシコ」で私の野鳥アルバムは173種を記録したのでした。

(記録はガビチョウ、ソウシチョウ、コブハクチョウ、コクチョウなど外来、篭脱けは含んでいません。)

 

現地に着くと、30分もしないうちに雨が降るようにばらばらとやって来た「ハギマシコ」

 

少し近くを飛び回ると灌木に舞い降りた。

その後灌木の根元に降りて姿が見えなくなった。

 

と、思ったら目の前の藪で採餌する姿を確認できました。

色彩は美しいのですが、日陰ではくすんでしまいます。

 

 

 

ハギマシコの羽は構造色のようで、

角度によってさまざまな表情を日せてくれます。

 

ようやく明るいところに出てきてくれた個体

 

光線の具合でずいぶん印象が違います。

実はカヤクグリの写真がまだ撮れておりません。

この日、撮れていればさらにハッピーな一日となったはずですが贅沢は言えません。

ハギマシコが初見なのにずいぶん長い時間相手してくれただけで満足でした。

実は自宅からは近いのに今まで出かけていなかったことが悔やまれます。


ハイタカだったりカワセミだったり

2022年12月22日 | 野鳥

先のフィールドで相変わらずキクイタダキと声以外の出会いがないまま、

田んぼに出たときにセイタカアワダチソウの原でベニマシコでも出てくれないかと

待っていると、原が静まり返った。

先のシジュウカラの警戒音発生とは異なって・・・

と、空にはハイタカが何度も何度も旋回を繰り返す・・・

 

ハイタカはお気に入りなんだけど・・・。

 

当分フィールドの小鳥たちは出そうもない

あきらめて河原を歩き始めると

 

川辺の木の枝に「カワセミ」発見

 

食欲が勝って、川面に集中しているため、

意外に近づくことができました。

 

よほど腹が減っているのか?

足元もガサゴソ枯れ葉の音が立っていますが・・・

 

撮り損ねましたが、その後飛び込み

狩りは成功しましたが・・・

おつまみ程度かと

 

それでも・・ゲップ???

 

その後、少し移動すると飛び去ってゆきました。

 

 

 


フィールドは賑やかになったけど・・・

2022年12月20日 | 野鳥

キクイタダキを求めて徘徊する森の中・・・

キクイタダキとの出会いはあったものの

落ち着きのない彼は私にその姿をゆっくり見せてくれることが無い(´;ω;`)

 

今日も午前の早い時間には霜柱が高く伸びる

出がけに測った室温が9度C😓

 

キクイタダキが目の前で採餌

さりとて・・まともに撮らせてくれません

もろに枝被り・・・

 

顔はピンボケ(;´д`)トホホ

 

キクイタダキとともに混群で入ってきた「メジロ」

 

同様に「コゲラ」

 

「シメ」も顔を見せてくれました。

 

混群のシジュウカラが警戒音を発するので

上空を見上げると旋回する「ハイタカ」

 

「ツグミヶ原」と名付けたフィールドで「ルリビタキ」

 

 

若い個体のようですが十分美しい!

 

ルリビタキの声に反応して縄張り主張して出てきた「ジョウビタキ♀」

 

同様にツグミヶ原に出てきた「ツグミ」

今季はツグミが「珍鳥」となるくらい少ない

 

「ツグミ」の声に反応して出てきた「シロハラ」

 

こちらは別の個体

シロハラは多く見られます。

そのほか、トラツグミも見ることができました。

さて、森から原に出ると、

「ホオジロ」

 

川原では「カワセミ」

 

田んぼでは30羽ほどの群れで動き回る「タヒバリ」

愛犬の体調が思わしくなくて短時間で切り上げたものの

フィールドで楽しむことが十分できた午前です