ここ最近、個人的には周囲がちょっとあわただしいことになっており、
愛犬との思い出の散歩道を歩く程度で少しの遠出も難しい
愛犬が昨年6月25日に私の腕の中で亡くなってからもうすぐ1年ですが、
その存在がいま頃になって心の中に大きく膨らんでで来るのです、
一人での散歩が以前ほど楽しいと感じられない
とはいえ、野の草は花盛り・・・
「マツバウンラン」
外来種は目の敵なんですけど、この和的な風情が好きな花です。
「リナリア」という園芸種らしいのですが、
野では様々な外来種であふれていてもはや野原も多国籍
そんな中で和服の似合う「フデリンドウ」
小学生の時にどこかの遠足に行ったときにお土産で買った
「押し花のしおり」がこの花でした。
その形や色彩が今でも大好きです。
私の育った東京の下町の工業地帯では絶対に見ることができない美しさ
「ニリンソウ」
これも和的な清楚な花ですね
「サギゴケ」
以前は一面白く見えるほど勢いがありましたが今は探さないとならなくなりました。
「カキドオシ」
日差しがあまり当たらない林の端ではサギゴケに変わって勢いがあります。
「シャガ」
こちらも林の日陰でひっそりと咲いていました。
同じく「エビネ」
野では割とよく見ますが、野草愛好(虐待)家の山取りでめっきり減りました。
少し日当たりのよいところでは見上げると「ウワミズザクラ」
「キランソウ」も見つけました。
地べたに張り付く仲間ですけれどお気に入りです。
なかなか見つからないなあと思いつつ
探すと各所で見られました。
で、ジュウニヒトエ?キランソウ?
ニシキゴロモというのも似てるし・・・
どうもジュウニヒトエとキランソウの交雑種の
「ジュウニキランソウ」というのが一番近いかな💦
最近見つけられなかったツクバキンモンソウかなあと思いましたが
花の形状が異なるし、斑入りでないし、葉をひっくり返したら紫色ではなかった
老いぼれには難しい💦
さらに日向に出ると「センダイタイゲキ」
自分の中ではメモリアルな草花です。
発見当時、写真は撮ったけどなんだか上のキランソウとは違って
トウダイグサの仲間だろうなあと検索しても似たものすらヒットせず。
「センダイタイゲキ」なる何とも言えない名前も相まってしばらく汗かきながら調べた。
しかも、調べると「県内絶滅種」となっていました。
ブログに移行する前のHP時代に某野草雑誌から
写真を貸してくれと言われて雑誌に掲載されたこともありました。
そしてセンダイタイゲキとともに同じ場所に
少数の「マルバスミレ」がありました。
大好きな「ニオイタチツボスミレ」もそろそろ終わりかな
あまり写真向きな個体がありませんでしたが「すみれ」
あっという間にMFは花盛り・・・