先日のジャンク会で、江本ローテーター(エモテータ)のコントローラーのジャンクを購入しました。
105TSという型式のラウンド式です。
セカンドシャックでは、103LBというメーター式のものを使っているのですが、アンテナの方向がいまいち分かりづらく不便を感じていました。
江本のコントローラーは機種によってコネクタが何種類もあるのですが、今回の105TSコントローラーは103LBと同じ 丸型8ピンなので、もしかしたら使えるかも、と期待を込めて購入してきました。
早速、繋ぎ変えてみたところ、レバーをひねるとアンテナ自体は回転するのですが、コントローラの内部から「ウィンウイン~」と音がするだけで、方向指示針が動きません。
これは内部のベルトが切れているんだろうと思い、分解してみたところ、案の定、中から「焼きそばの麺カス」のようなゴムの切れ端が出てきました。
ヤフオクで売っている「江本ローテーター コントローラー用 ゴムベルト」に交換することにします。
コントローラーの内部のメカ構造は、以前交換した1200FXとほぼ同じでした。
ベルトの交換のために、回転針の右側のネジ(黄色丸)2本を外します。
次に、反対側のネジ2本を少し緩めます。
このとき、反対側のネジは緩めるだけで、絶対に外さないようにします。
ギア部がバラバラになって、元に戻すのに大変苦労することになります。
2本のネジを外したら、鉄板を浮かせる感じで持ち上げて、プーリの軸を鉄板から抜いて傾けます。
軸の上の隙間から、ゴムベルトを入れ込みます。
軸を鉄板の穴に戻して、外したネジを元に戻します。
その後、まず大きい白いプーリー、そしてモータ軸側の小さいプーリー、の順に、ベルトを溝に引っ掛けます。
私は、「耳かき」を使ってすくい上げました。
ベルトがしっかり掛かったら、ケースを元に戻して作業完了です。
メータ式ローテーターが、ラウンド式に生まれ変わりました。
作業時間、約10分の簡単作業でした。
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