Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

電動ドリルのバッテリー交換をしました。

2020-05-10 17:12:21 | 周辺機器
ケースの穴開けなど、電気工作には必需品の電気ドリル。

特にコードレスは非常に便利ですが、当方のドリルはウン十年前の学生時代に買ったものですでに内臓のニッカドが逝っており、いくら充電しても、2,3個穴を開けただけフニャフニャと力尽きてしまうような状態でした。

ちなみに型番は、松下電工 マイハンド EZT140H というもので、当時は大抵の家にあったヒット商品だった気がします。



しかしバッテリーが交換式になっておらず、ある意味、使い捨ての商品です。
とは言え、捨てるのは勿体ないので、いままでシャックの肥やしになっていました。

Stay Homeでもあり、なんとか復活させられないかと思いつき、分解してみました。
すると、持ち手の部分の隙間を上手く使って単2サイズのニッカドが4本入っていました。



これなら単2サイズのニッカドが手に入れば修理できるかもと考え、「ニッカド 単2」のキーワードで検索してみたところ、機器内蔵に最適な「タブ付き」の電池が1本400円程度で売っているのを見つけました。



サイズも22.5x43mmと、古い電池とピッタリ同じなので、早速注文しました。

で、届いたのがこちら。




ショートに注意しながらタブ同士をハンダ付けします。




無事、移植が完了しました。




ケースを閉じて完成です。



しばらく充電した後、スイッチを入れてみたところ、こんなに激しく回ったっけ?、と思うくらい ビュンビュン回ります。

送料込み2,000円足らずで、青春時代の思い出のコードレスドリルが復活しました。
捨てずに大事に取っておいてよかったです。

実は、もう一台のドリルも交換してしまいました。 




電池のサイズは全く同じでした。


【おまけ】

ドリル本体と一緒に捨てないで大事にとってあった元箱ですが、よく見ると・・・



一番目立つところに、「アマチュア無線機の組み立てに。」 って書いてありました。

アマチュア無線が、King of Hobby と呼ばれていた古き良き時代の製品でした。

【お断り】
充電式電池の交換は、発火、発熱の危険が伴います。 
この記事はあくまでも自分自身の日記であり、もしこれを読まれて追試される方がいらっしゃったら自己責任でお願いします。

Ashi 電鍵 45 が届きました。

2020-05-09 01:06:43 | 周辺機器
7L4WVU局が3Dプリンタで作られたAshi電鍵45の人柱版頒布開始の情報をTwitterで知り、申し込んでみました。

5色のパーツの組み合わせがあり、申し込み時に色の組み合わせを指定するのですが、色の指定をしないほうが当選確率が上がるとのことでしたので、何色でもOKと書いて申し込みました。


(7L4WVU局のBlogより)

しばらくすると、購入可の返信が届きました。 やった!

何色が届くか楽しみにしていると、昨日 ⑧番のカラーのものが届きました。
今回は、同時にAshiパドル45キーも申し込みました。 
こちらも色の指定無しでしたが、青系が揃いました。



このAshiシリーズ、実物は初めて見たのですが、想像以上に小さくて軽いです。
比較に置いた100円玉と比べてみてください。

ところで、この配色は解説動画にも使われているイメージカラーのようです。(笑)
このように色の組み合わせが楽しめるのはいいですね。


Youtubeの画面キャプチャーです


早速、試打してみました。

付属のマグネットアタッチメントを取り付けて机の上に置いたのですが、木の机のためすべって少々安定しません。

なにか良い金属の板はないかと探したところ、マストブラケットのプレートがあったのでこれを机の上に置いて電鍵を貼り付けました。



しっかり重量があり、いい感じです。

打ち心地については、接点にマイクロスイッチを使用しているとのことで、ストロークの長さを心配していました。
しかし、実際に打ってみると短点の連続早打ちには向いていませんが、実際の交信を行う速度(20wpmくらい)では特に問題はなく、自分としては思った以上に綺麗な符号が打てました。

なかなか打ちやすいので調子に乗って、50MHzでCQを出してみると 深夜にも関わらず千葉県と埼玉県の局からコールがありました。

縦振れキーで波を出したのは何年ぶりでしょうか。 とても新鮮な感じでした。

最後に、とてもかわいくて実用的なものを頒布していただいた 7L4WVU局にはお礼を申し上げます。
コロナが落ち着いて移動運用に行くときはぜひ持っていき、本来のAshiに付けての運用をしたいと思います。

また、このAshi電鍵のユーザーが増え、手打ちの味のあるCWが、あちらこちらから聞こえてくるようになるとFBですね。

7MHz移動アンテナ用バランを製作しました

2020-05-05 21:18:04 | 周辺機器
ステイホーム製作シリーズ 第4弾です。

最近の7MHz移動は、コメットのHR7を2本使ったV型ダイポールを使用しています。

このアンテナ、先日のALL JAで +5mの電線をつけて3.5MHz用に変更して使用したのですが、手軽に3.5MHzに出られるため、しばらくそのまま立てておくことにしました。

加えて、実はオームのVDP用基台は肉厚ステンレス板が使用されているため固定で使用しても十分な強度があるのですが、逆に重量があり移動用の細いポールに付けて使うにはトップヘビーな感じがしていました。

そのため、今回、移動用に小型軽量なアンテナシステムを別途準備することにしました。

幸い? もう2本 7MHzに使えるモビホの手持ちがあったので、エレメントにはこれを使用し、基台は昔どこかのジャンク市で入手したポリカーボネート製のものを発掘しました。

あとはバランですが、何個かメーカー製の手持ちがあるのですがどれも結構な大きさと重量があり、今回の趣旨には合わないため新しく自作することにしました。

前置きが長くなりましたが、さっそく製作に入りました。

なお、今回、バランの部品は全て手持ちのものを使用し、新しく買ったものは一切無く、製作のためには家から一歩も出ておりません。(笑)

まずはケースの加工です。

Mメスコネとボルトの穴を開けます。
トロイダルコアは20年以上前に買ったものなのではっきり覚えていませんが、たぶん、FT114-43だと思います。




巻き線は、ポリウレタン線では巻いているうちにどの線かが分からなくなるので、色付きのビニル線にしました。
ツイストさせて巻くと高い周波数も良い特性になるそうですが、7MHz専用ですし、何よりも「Blog映え」を狙って並べて巻きました。



以上をケースにいれてはんだ付けします。




特性を測定するために、50オーム(100オーム2個並列)抵抗を付けて 




アンテナアナライザーでSWRを測定しました。




SWR=1.4程度でやはりちょっと高めですので補正コンデンサ(150PF)を取り付けました。






SWR=1.1と満足できる特性になりました。 

早速、ベランダに5m長ポールを仮設して調整しました。




アンテナは、片方がコメットのCA-7HR(HR7の旧型?)、もう片方がサガ電子のCM-144W7 という異メーカーです。
長さも20cmほどサガ電子のほうが短いのですが、こんな組み合わせでも働くことを確認することにします。

まず、それぞれのアンテナを、以前モービルで使っていたときのままの寸法で取付てSWRを測ってみたところ、6.97MHzに同調していました。

そこで、先端エレメントの長さを少し縮めてCWバンドに合わせ込みました。




いい感じです。 HR7 2本の時とほぼ同じ特性になりましました。

こんな感じになりました。 左右のコイルの長さが違う(メーカーが違う)のが分かると思います。




ベランダがアンテナだらけになってしまったので、家人に怒られないうちに写真を撮ってから速攻で下ろしました。

このアンテナで移動に行くのが楽しみです。