Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

AH-705用 ネジ端子付きM型コネクタの自作

2023-12-13 17:22:19 | 周辺機器

以前、アイコム IC-705の専用アンテナチューナーである、AH-705 の中古品を購入したのですが、付属品である「ワイヤーアンテナ接続用ネジ端子付きM型コネクター」が付いていませんでした。


(ICOM HPより転載)

 

ネットで調べると、某ハムショップで補修部品として売っているのを見つけましたが、値段が想像以上に高いです。。。

 

M型コネクタに陸軍端子が付いただけのものなので、自作してみることにしました。

 

用意したのは、8D用のM型コネクタ と 型式TM505 の細身の端子台です。

名古屋市西区にある「マルツ 名古屋営業所」で購入しました。

 

芯線の長さが足りないので、銅線をはんだ付けして延長しました。

 

これを、同軸の代わりに、8D用コネクタに差し込んで固定すればOKです。

6角ナットはスペーサー代わりに付けたまま、Mコネに挿入します。

コネクタ内に、6角ナットがピッタリ嵌まりました。

 

固定は、2液混合式のエポキシ接着剤を充填し固めました。

Mコネからちょっと溢れるくらいに充填し、軽く指で脱ぎ取って仕上げました。

 

テスターで導通チェックをしたら完成です。

 

製作費 500円以下の簡単工作でした。(^▽^)/


江本ローテーターコントローラーのゴム ベルト交換

2022-10-22 14:56:11 | 周辺機器

先日のジャンク会で、江本ローテーター(エモテータ)のコントローラーのジャンクを購入しました。

 

105TSという型式のラウンド式です。

 

セカンドシャックでは、103LBというメーター式のものを使っているのですが、アンテナの方向がいまいち分かりづらく不便を感じていました。

 

江本のコントローラーは機種によってコネクタが何種類もあるのですが、今回の105TSコントローラーは103LBと同じ 丸型8ピンなので、もしかしたら使えるかも、と期待を込めて購入してきました。

 

早速、繋ぎ変えてみたところ、レバーをひねるとアンテナ自体は回転するのですが、コントローラの内部から「ウィンウイン~」と音がするだけで、方向指示針が動きません。

 

これは内部のベルトが切れているんだろうと思い、分解してみたところ、案の定、中から「焼きそばの麺カス」のようなゴムの切れ端が出てきました。

 

ヤフオクで売っている「江本ローテーター コントローラー用 ゴムベルト」に交換することにします。

 

コントローラーの内部のメカ構造は、以前交換した1200FXとほぼ同じでした。

 

ベルトの交換のために、回転針の右側のネジ(黄色丸)2本を外します。

次に、反対側のネジ2本を少し緩めます。

このとき、反対側のネジは緩めるだけで、絶対に外さないようにします。

ギア部がバラバラになって、元に戻すのに大変苦労することになります。 

 

2本のネジを外したら、鉄板を浮かせる感じで持ち上げて、プーリの軸を鉄板から抜いて傾けます。

 

軸の上の隙間から、ゴムベルトを入れ込みます。

 

軸を鉄板の穴に戻して、外したネジを元に戻します。

 

その後、まず大きい白いプーリー、そしてモータ軸側の小さいプーリー、の順に、ベルトを溝に引っ掛けます。

私は、「耳かき」を使ってすくい上げました。

 

ベルトがしっかり掛かったら、ケースを元に戻して作業完了です。

 

メータ式ローテーターが、ラウンド式に生まれ変わりました。

 

作業時間、約10分の簡単作業でした。


移動運用用冷却ファンの製作取付

2022-05-31 22:30:46 | 周辺機器

最近の移動運用では、アイコムのIC-706MK2GMをよく使用しています。

 

アナログならではの聞きやすい音や、コンパクトな筐体にHFから430MHzまで詰まっていることなど、とても気に入っているリグです。

しかし、そのコンパクトさ故、放熱がイマイチで、いちおう内部にファンが付いているのですが、すぐにリグが熱くなってきます。

 

冬場の移動ではそうでもなかったのですが、最近は、電信で10分も運用すると、もう素手で触れないほど「ちんちこちん(※)」になります。

 

熱は半導体には大敵で、いまや貴重なアナログ機を長持ちさせるべく、外部ファンで強制冷却をすることにしました。

 

ジャンク箱にあったDC12Vファンの中で、一番コンパクトなものを探し出し、安定化電源のDC12Vを加えてみると、すごい勢いと音を出して回りだしました。

放熱板の冷却には過大性能なので、これまたジャンク箱にあった適当な値のセメント抵抗をかませてみたところ、いい感じで回るようになったので、採用を決定し、ファンのケースにボンドで貼り付けました。

 

さて、このファンの電源をどこからとるか。

 

移動では、お古のカーバッテリーを使っているので、その端子から取るのが簡単です。

しかし、バッテリー端子にリグ用とファン用のワニ口を付けるのスマートではありません。

ということで、リグからファン用の電源を取り出すことにしました。

 

取説を読むと、アクセサリーソケットにDC12V1Aが出ているようです。

 

 

ICOMの固定機に大抵付属品としてついてくるACC用ピンプラグ、いままで一度も活用したことがなく、我が家には未開封の袋が10セットくらいありますが、活用する時がやっと来ました。

 

配線にあたり注意する点は、

・線が超細いので、ハンダ付け後に引きちぎれないようにする

・グランド(GND)の線色が 黒ではなく「赤」

なことです。

 

接続してみました。

ビニルテープをしっかり巻いて、補強しました。

 

 

試運転をしたところ、リグの電源スイッチONで 無事 ファンが回転し始めました。

 

回転数も、早過ぎず、遅すぎず、で いい感じです。

 

うまく行ったので早く実践で試したくてしかたなくなり、夕方 西尾市まで移動してきました。

 

こんな感じで、リグの後にチョンと置いてみただけですが、効果抜群で、CWで30分運用しても、ほんのり暖かくなる程度でした。

 

これで夏の移動も安心して運用できそうです。

 

 

※ちんちこちん・・・ 名古屋弁で すごい熱いさま をあらわす


アンテナアナライザーAA-230の電池交換

2022-02-02 00:23:39 | 周辺機器

愛用のアンテナアナライザー(AA-230)を久しぶりに使おうと充電を始めたら、バッテリーパックが付いているのに、バッテリー無しというエラー表示が出ました。

 

バッテリーパックの接触不良かと思い、何度かパックの脱着を行いましたが、症状は変わらずです。

 

購入後、10年ほど経っているのでバッテリーの寿命なのでしょう。

購入元のホームページで補修品を探してみると、すでに本製品用の交換バッテリーは販売していないようですが、ユーザーでのバッテリーの交換方法が掲載されていました。

 

旧機の電池交換

 

情報に従い、バッテリーパックの爪をこじ開けて開腹しました。

 

単3サイズ4本の電池パックが入っていました。

 

ネットで同型のものをさがしたところ、ラジコン受信機用のものが見つかったのでポチりました。

 

 

届いたので早速交換します。

コード先端のコネクタをカットして被覆を剥き、ハンダ付けしました。

電池を包んでいる熱収縮チューブが張り過ぎていてケースに収まりませんでしたので、カッターで切れ込みを入れました。

早速、充電をしてみます。

 

「バッテリーナシ」の表示は消えて、正常に充電が開始されたようです。

 

1時間ほどで、ほぼ充電が完了しました。

 

アナライザーの動作も問題無しでした。

これで、またアンテナ製作で活躍できそうです。

 

【注】充電池の交換は危険を伴います。

   本記事をご覧になり交換を追試される場合は、電池の選定を含め全て自己責任でお願いします。


ビバポールをゲットしました

2021-08-18 22:32:17 | 周辺機器
最近、SNSで話題の「ビバポール」をゲットしました。

「ビバポール」とは、ホームセンター ビバホームに売っているアルミ製の伸縮ポールで、正式名称は「アルミロングポール」と言いますが、SNS上では、ビバホームで売っているアルミポール ということで 略して「ビバポール」と(某マニア系の人たちに)呼ばれています。

このポール、本来は先端にオプションのモップ等を取り付けて、高所部の掃除等に使うためのただの「柄」なんですが、シリーズ最長品は、4節 6mもあり、これが簡易アンテナのマストに最適ということで、移動運用マニアに人気となっています。

似たような品は他のホームセンターでも売っているようですが、このビバポールは他社のものと比べて6mと長い上に、なんと言っても圧倒的に価格が安く、約3300円で買うことが出来ます。

私自身、本ポールの存在はかなり昔から知っていたのですが、なにぶん近所に「ビバホーム」の店舗が無く、購入には至っていませんでした。

しかし最近、SNSでビバポールの話題を目にすることがが多くなり、どうにも気になって県内の店舗を検索したところ、東名高速の名古屋ICにほど近いところに長久手店があることがわかり、名古屋の実家に行くついでに寄ってみることにしました。



早速、ビバポールを探したところ、売り場はすぐに見つかりましたが、なんと2m、4m、6mの3種類ある中で、2mと4mはラックに満載でしたが6mだけが完売していました。

これはSNSを見て、名古屋周辺の無線家が買いに走ったに違いありません。(@_@)

売り切れでは仕方ないので、また次回 名古屋に来た時に見に来ようと諦めて店を出ようとしたら、店頭に貼ってあったポスターに気が付きました。

なんと今日(8月8日)は、ちょうど5日間限定の会員優待10%OFFセールの真っ最中ではありませんか!

もちろん初めて来た私は会員ではありませんが、すぐサービスカウンターに向かい、店員さんに詳細を聞いてみました。

すると、

・今、会員登録すれば本日の買い物から10%OFFになる

・店頭にない商品も今日取り寄せ予約をすれば、10%OFFの対象となる

・通常、会員カード発行代として100円かかるが、いまは無料で発行している

との事でした。

ビバポール、安いと言っても3000円以上しますので10%OFFは大きいです。
入荷は盆休み明けになるとのことですが、ぜんぜん問題ありません。

迷わず、その場で会員登録をした上で予約をしました。



で、先日入荷の連絡があり、取りに行ってきました。

ちゃんと10%OFFにしてもらえるか不安でしたが、しっかり申し送りがされていたようで、なにも言わないでも300円安く買うことが出来ました。



で、実際のポールがこちらです。



ちょっと先端が細い感じですが、目一杯に伸ばさず、すこし重なりを多めにすればそれなりの強度になりそうです。

これまでのお手軽移動には 大昔に購入したアンテンの4.6m長を使用していましたが、1.4mの差は大きいと思われ、実践で使うのが楽しみです。

ちなみに、会員優待セールは、2か月に1度くらいの頻度で開催されるようなので、これから買われる方は、タイミングが合えばセールのときに買われるのがよろしいかと思います。

なお、店内で売り場を尋ねる時は「ビバポール」って言っても多分通じないと思いますので、「6mのアルミロングポール」って聞いてくださいね。

TS-890Sのルーフィングフィルター取り付け

2020-12-11 01:39:56 | 周辺機器
KENWOOD TS-890S に オプションの270Hzルーフィングフィルターを取り付けました。

ディフォルトの500Hzフィルターでも、今のところ不便は感じていないのですが、この手のオプションは早めに手に入れておかないと、いつの間にか供給が止まってしまう心配があるので、高価ではありますが思い切って購入しました。





では早速取り付けてみます。取り付け箇所は、底面になります。

本体に傷を付けないように、保護布を敷いてからしてリグをひっくり返します。



黒い鍋ネジ12本を外して、裏蓋を開けます。
左の大きなパネルを開腹します。小ねじ8本で止まっています。



ちなみにオプション箱の中身は、ルーフィングフィルターと黒いクッションスポンジ、そして、色んな国の言葉で「取り付け方法はトランシーバー本体の取説をご覧下さい」と書かれただけで全く意味の無い説明書?の3点でした。



開腹すると、フィルターの取り付け位置はすぐわかります。



脚ピンを曲げないように慎重に基板の穴に差し込むだけで、はんだ付けは不要でした。



で、黒いスポンジは本体に貼るのかと思ったら、取り外したパネルの裏に、ここに貼れ というシールが貼ってありました。



本体の底側に逆さまにつけるので、振動で外れないようにスポンジでフィルターを基板に押し付けるんですね。



綺麗に貼れました。
(と思っていましたが、写真を見るとかなりズレてますね。老眼がかなり進んでいるようです。。。)

小ねじを8本、黒い大きなネジを12本締めて元にに戻します。

オプションフィルターを付けたというパラメータの変更が必要かと思い、「トランシーバー本体の取説」を見ましたが何も書いてありませんでしたので、そのままスイッチONしました。



液晶表示に、特に変化はありません。

そこで、WIDTHつまみを回してみたところ、帯域が300Hzから250Hz以下になると、表示がRFT:500からRFT:270に変わって、270Hzのルーフィングフィルターに切り替わることが確認できました。



ただ、だから何?って感じで、特に変化は感じられません。

受信音が少し変わったのは、単に帯域が狭まったからでしょう。

特に、今晩はコンディションがいまいちで、ローバンドもノイズしか聞こえない閑散とした状況ですので仕方ありません。

ということで、週末のコンディションがいいときに変化を確認してみたいと思います。

ユーザーレポートを期待され、ここまで読んでいただいた方、すみません。

IC-705用外部キーパッドの製作

2020-07-13 23:34:50 | 周辺機器
新型コロナの影響で出荷が遅れていたIC-705ですが、先月末に初出荷が始まり、初回ロットを購入された方々の電波をお空で良く聞くようになりました。

IC-705は、超小型ポータブル機ですが固定機に全く引けを取らない機能が満載で、アイコム恒例のメッセージメモリー機能もしっかり内蔵されています。

その送出は本体のタッチパネルで行うことが出来ますが、外部キーパッドを取り付けると操作性がグッと向上します。
特にIC-705の場合は、ディスプレイ表示を消すことにより電力消費も抑えられるので、外部キーパッドは必須アイテムと言えるでしょう。

ただ、そのキーパッドはオプションの設定が無く、ユーザーが自作する必要があるのは IC-756PRO時代からのお約束となっています。

ということで、IC-705用の外部キーパッドを自作することにしました。

IC-705の取説を見ると、IC-705のキーパッドは従来の機種と決定的に異なる点があります。
それは、キーパッドと電鍵(パドル)の入力端子が兼用になっていることです。

発売前に公開された取説PDFを見て、キーパッドとパドルは排他的使用で同時に使用はできないのではないかと心配をしていましたが、実際は併用が可能ということがわかりました。

ということは、こんなことが出来るということです。


配線がシンプルなのは非常にありがたく、IC-705の運用スタイルを考えるとこの仕様はグッドアイディアだと思います。

ということで、前置きが長くなりましたが、早速、製作に入ります。
IC-705は 8チャンネルありますが、私の場合、4チャンネルあれば事足りるので今回は4チャンネルとします。

回路的には、押しボタンスイッチ4個と抵抗4本だけなので、ケースに押しボタンスイッチを取り付けて空中配線でもよいのですが、今回はカッコよく?仕上げるために、aitendoの タクトスイッチ基板 4B-12x12 を使用しました。

まず、下準備として、下記のように、一か所だけ、パターンをカットします。
カッターナイフで2本のスジを入れて、熱した半田ごての先でこすって剥がしました。



抵抗をスイッチの足に合わせて半田付けし、基板部分は完成です。



次は、本製作のなかで一番難しい?ケース加工です。 
加工を慌ててしまい、ちょっと失敗しましたが、目立たないので良しとします。(汗)



配線用のミニステレオジャックを取り付けます。
念のため、配線に小型のフェライトコアを通しました。



ケースギチギチでしたが、なんとか収まりました。
2つのジャックは、リグとパドルへのケーブルを接続しますが、パラレル接続しているので どちらに挿してもOKです。

「完成の図」です。





早速、動作確認をしようとしましたが、まだ IC-705を持っていないのに気が付きました。。。

テスターで抵抗値を測ったら正常でしたので、たぶん大丈夫でしょう。

【追伸】

本記事で使用した aitendo のタクトスイッチ基板ですが、アイテンドウのHPを確認するとモデルチェンジされているようです。
スイッチのホットとコールド側のパターンが逆になっているようですので、本記事そのままでは動作しませんので、追試される場合は、回路を確認の上、修正をお願いします。


コメットの無線機ホルダー DEK-500

2020-06-24 15:09:52 | 周辺機器
ご存じの方も多いかと思いますが、某ハムショップでは購入累計金額に合わせてランクが決まるステージ制をとっており、ステージが上がるに連れて販売価格が少しづつ安くなります。

このステージアップの判定は購入直後ではなく3か月毎だとHPに記載がありますが、具体的にそれがいつなのかは明記されていません。
このたび、そのタイミングが、1月、4月、7月、10月の初旬で、前月末までに商品発送完了したもの、という情報を知人より入手しました。

私の場合、あと数千円購入すればセカンドステージにランクアップするのですが、特に買うものもなく長い間ファーストステージに甘んじていました。
しかし、今が丁度良いタイミングだと分かり、7月のランクアップを狙ってなにか買うことにしました。(まんまとショップの戦略にはまっていますね)

で、検討の結果、今回購入したものがこちらのコメットの無線機ホルダー DEK-500 と ICOM純正 外部スピーカー SP-35です。


DEK-500はハンディ機用のホルダーですが、90度回転させるとセパレートタイプの無線機の操作部にも使えるそうで、IC-706のパネル用として、SP-35は「箱汚れありの棚ズレ品」で安かったので、どちらも移動運用の車内で使用するために購入しました。

DEK-500は先月発売になったばかりの新製品で、実物も見ずに注文してしまいましたが、箱から出した第一印象は、ベースの部分が想像以上に大きくて、重さも結構ありしっかりした作りだなぁ、でした。

底面は官製ハガキよりも二回りほど大きく、表面が合皮で覆われ質感も十分です。
また、安定性を左右する重量は実測で571gとペットボトル1本分程もある上に、裏面はスベリ止め効果のある布状になっています。


早速、706の操作パネルを付けてみました。


なかなかいい感じです。
ただ、指一本でメインダイアルを回そうとすると結構揺れてしまうため、親指と人差し指で摘まむ感じで回す必要がありますが、押しボタンスイッチ類は、安定して押すことができました。

実際に車にセットしてみました。


いつも運用は後席に座って行うため、706のパネルは座面に転がしていましたが、前席の間のコンソールBOXのリッドの上に置いてみたところ、位置的にも非常に見やすくなりました。
また、置いてあるだけなので、運用が終わったらサッと片付けることができます。

これで実売価格2000円以下というのは、かなりお値打ちではないでしょうか?
地元のハムショップに顔を出したいけど手ぶらで帰るのはちょっと、という方にぜひオススメします。(笑)

車載用デジタル電圧計の製作

2020-06-21 17:33:29 | 周辺機器
チョイ小ネタです。

むかーし、通販で自家用車のバッテリーを購入した際に、おまけとしてアクセサリーソケットに挿して使うバッテリーチェッカーを頂きました。


電圧に合わせて、6個3色のLEDが光って電圧を表示するものです。


しかし、ざっくりとした表示で、無いよりはマシという感じで、先日、車にサブバッテリーを積んだこともあり、もう少し正確な電圧を知りたくなりました。

ジャンク箱を漁ったら、以前 どこかの支部大会で 某コネクタ屋さんから購入した電圧計が見つかりました。


これを車内に取り付けようと思いましたが、裸なのでケースに入れなくてはいけません。

悩んでいたら、ふと良いことを思い付きました。
このバッテリーチェッカーの中に入れてしまえばいいじゃん!

早速、分解してみます。


ネジ止め用のボスがありますが、工夫すればなんとか詰め込めそうです。

LED用の穴をリーマで広げて角穴に加工しました。


多少の凸凹は隠れるので思い切って削っていきます。


ボスの部分を逃がすように電圧計のケースも削って、なんとか嵌まりました。




配線をして、車のラゲッジスペースにあるアクセサリーソケットに差し込んでみました。


満足のいく出来栄えです。Hi

車にサブバッテリーを積んでみた。

2020-06-14 22:26:25 | 周辺機器

若いころは車を替えたらまず無線機とアンテナを取り付けるのがお約束でしたが、ここ何年か(十年以上)は、面倒臭くて付けていませんでした。

そのため移動運用時は、その都度、家からリグやバッテリーなどの機材を運び出し、現地でリグを並べて配線し電源を接続、、、を繰り返していました。

しかし前回の移動で、小物を忘れたり、設営に手間取ってバンドのオープンを逃したり、と色々なトラブルがあり、このたび重い腰をあげ、車に無線機を常設することにしました。

無線機を常設するとなると電源をどうするか、という問題が発生します。  ・・・よね?

走行中のモービル運用なら車載バッテリーから取ればいいのですが、移動地でエンジンを切っての運用がメインの私の場合、パイルに浮かれて気が付いたらバッテリーが上がっていたというトラブルが予想されます。

そこで思い切って、無線機専用のサブバッテリーを搭載することにしました。
となれば、移動地まで車を走らせている間も充電したくなるのは自然な流れというものです。

メインとサブ、それぞれのバッテリーを走行中に充電するためには走行充電器(アイソレーター)と呼ばれるものを取り付けます。
これは、充電はメイン、サブの両方を同時に行い、、サブバッテリーを使う(放電)時はメインバッテリーを電気的に切り離す(アイソレートする)ようになっています。

ただ、大昔、某社のアイソレーターを使ったことがあるのですが、充電電圧が低くてほとんどサブバッテリーに充電されず、市販のこの手の商品は信用しておりませんでした。

#中身を見ましたが、メインバッテリーへの逆流を防ぐための大型のダイオードが入っているだけでした。
 そしてそのダイオードにより電圧降下があり十分な充電電圧がかからないようです

しかし、最近読んだキャンピングカー雑誌で、「昇圧機能付き」のアイソレーターが売られていることを知りました。
要は、無線機用としても使われる電圧アップバーター内蔵のアイソレーターです。

 


昇圧機能付きは結構いいお値段がするのですが、今回、採用したのはその中でもお値打ちと思われる ニューエラーというメーカーの SBC-004 という製品です。 (Made in JAPAN というのもポイント高いです。)





早速、取り付けます。

まず、サブバッテリーをどこに置くか、ですが、最初はホームセンターに売っているコンテナBOXにバッテリーを入れて、そのカゴの側面にアイソレーターを取り付けてラゲッジスペースに置こうと考えていました。

しかし、作業のため荷室を片付けていたら、床の下にバッテリーがすっぽり入りそうな大きな収納スペースがあることに気が付きました。
いまの車に変えて1年半くらいですが、手前の小さい収納スペースしか使っておらず奥にもあることをすっかり忘れていました。



深さも結構あり、手持ちのバッテリーを入れてみるとサブバッテリーの為に有るかの如くピッタリサイズでした。\( 'ω')/
迷わず、ここに入れることにします。



アイソレーターは、収納スペースの断面形にカットしたボードに取り付けました。





このボードは、収納スペースのセパレーターの役目も兼ねており、残り半分のスペースには、移動用のIC-706MK2GMをセットしました。
HF/144・430のデュープレクサー CF-706 もカッコよく?、ボードに取り付けました。



床ボードを閉じれば、これまで通りラゲッジスペースが使用できます。



配線が完了したので動作を確認します。

アイソレーターOFF時(バッテリー単体、満充電)の電圧は、13.24Vでした。


アイソレーターをONすると、昇圧回路が働いて、14.50Vで充電が始まります。


希望通りの動作です。
保護回路等も充実しており、安心して使用できそうです。

作業中、蒸し暑くて熱中症になりそうでしたので、今日の作業はここまでにしました。
次回は、操作パネルとアンテナ基台の取付です。  【次回に続きます】




電動ドリルのバッテリー交換をしました。

2020-05-10 17:12:21 | 周辺機器
ケースの穴開けなど、電気工作には必需品の電気ドリル。

特にコードレスは非常に便利ですが、当方のドリルはウン十年前の学生時代に買ったものですでに内臓のニッカドが逝っており、いくら充電しても、2,3個穴を開けただけフニャフニャと力尽きてしまうような状態でした。

ちなみに型番は、松下電工 マイハンド EZT140H というもので、当時は大抵の家にあったヒット商品だった気がします。



しかしバッテリーが交換式になっておらず、ある意味、使い捨ての商品です。
とは言え、捨てるのは勿体ないので、いままでシャックの肥やしになっていました。

Stay Homeでもあり、なんとか復活させられないかと思いつき、分解してみました。
すると、持ち手の部分の隙間を上手く使って単2サイズのニッカドが4本入っていました。



これなら単2サイズのニッカドが手に入れば修理できるかもと考え、「ニッカド 単2」のキーワードで検索してみたところ、機器内蔵に最適な「タブ付き」の電池が1本400円程度で売っているのを見つけました。



サイズも22.5x43mmと、古い電池とピッタリ同じなので、早速注文しました。

で、届いたのがこちら。




ショートに注意しながらタブ同士をハンダ付けします。




無事、移植が完了しました。




ケースを閉じて完成です。



しばらく充電した後、スイッチを入れてみたところ、こんなに激しく回ったっけ?、と思うくらい ビュンビュン回ります。

送料込み2,000円足らずで、青春時代の思い出のコードレスドリルが復活しました。
捨てずに大事に取っておいてよかったです。

実は、もう一台のドリルも交換してしまいました。 




電池のサイズは全く同じでした。


【おまけ】

ドリル本体と一緒に捨てないで大事にとってあった元箱ですが、よく見ると・・・



一番目立つところに、「アマチュア無線機の組み立てに。」 って書いてありました。

アマチュア無線が、King of Hobby と呼ばれていた古き良き時代の製品でした。

【お断り】
充電式電池の交換は、発火、発熱の危険が伴います。 
この記事はあくまでも自分自身の日記であり、もしこれを読まれて追試される方がいらっしゃったら自己責任でお願いします。

Ashi 電鍵 45 が届きました。

2020-05-09 01:06:43 | 周辺機器
7L4WVU局が3Dプリンタで作られたAshi電鍵45の人柱版頒布開始の情報をTwitterで知り、申し込んでみました。

5色のパーツの組み合わせがあり、申し込み時に色の組み合わせを指定するのですが、色の指定をしないほうが当選確率が上がるとのことでしたので、何色でもOKと書いて申し込みました。


(7L4WVU局のBlogより)

しばらくすると、購入可の返信が届きました。 やった!

何色が届くか楽しみにしていると、昨日 ⑧番のカラーのものが届きました。
今回は、同時にAshiパドル45キーも申し込みました。 
こちらも色の指定無しでしたが、青系が揃いました。



このAshiシリーズ、実物は初めて見たのですが、想像以上に小さくて軽いです。
比較に置いた100円玉と比べてみてください。

ところで、この配色は解説動画にも使われているイメージカラーのようです。(笑)
このように色の組み合わせが楽しめるのはいいですね。


Youtubeの画面キャプチャーです


早速、試打してみました。

付属のマグネットアタッチメントを取り付けて机の上に置いたのですが、木の机のためすべって少々安定しません。

なにか良い金属の板はないかと探したところ、マストブラケットのプレートがあったのでこれを机の上に置いて電鍵を貼り付けました。



しっかり重量があり、いい感じです。

打ち心地については、接点にマイクロスイッチを使用しているとのことで、ストロークの長さを心配していました。
しかし、実際に打ってみると短点の連続早打ちには向いていませんが、実際の交信を行う速度(20wpmくらい)では特に問題はなく、自分としては思った以上に綺麗な符号が打てました。

なかなか打ちやすいので調子に乗って、50MHzでCQを出してみると 深夜にも関わらず千葉県と埼玉県の局からコールがありました。

縦振れキーで波を出したのは何年ぶりでしょうか。 とても新鮮な感じでした。

最後に、とてもかわいくて実用的なものを頒布していただいた 7L4WVU局にはお礼を申し上げます。
コロナが落ち着いて移動運用に行くときはぜひ持っていき、本来のAshiに付けての運用をしたいと思います。

また、このAshi電鍵のユーザーが増え、手打ちの味のあるCWが、あちらこちらから聞こえてくるようになるとFBですね。

7MHz移動アンテナ用バランを製作しました

2020-05-05 21:18:04 | 周辺機器
ステイホーム製作シリーズ 第4弾です。

最近の7MHz移動は、コメットのHR7を2本使ったV型ダイポールを使用しています。

このアンテナ、先日のALL JAで +5mの電線をつけて3.5MHz用に変更して使用したのですが、手軽に3.5MHzに出られるため、しばらくそのまま立てておくことにしました。

加えて、実はオームのVDP用基台は肉厚ステンレス板が使用されているため固定で使用しても十分な強度があるのですが、逆に重量があり移動用の細いポールに付けて使うにはトップヘビーな感じがしていました。

そのため、今回、移動用に小型軽量なアンテナシステムを別途準備することにしました。

幸い? もう2本 7MHzに使えるモビホの手持ちがあったので、エレメントにはこれを使用し、基台は昔どこかのジャンク市で入手したポリカーボネート製のものを発掘しました。

あとはバランですが、何個かメーカー製の手持ちがあるのですがどれも結構な大きさと重量があり、今回の趣旨には合わないため新しく自作することにしました。

前置きが長くなりましたが、さっそく製作に入りました。

なお、今回、バランの部品は全て手持ちのものを使用し、新しく買ったものは一切無く、製作のためには家から一歩も出ておりません。(笑)

まずはケースの加工です。

Mメスコネとボルトの穴を開けます。
トロイダルコアは20年以上前に買ったものなのではっきり覚えていませんが、たぶん、FT114-43だと思います。




巻き線は、ポリウレタン線では巻いているうちにどの線かが分からなくなるので、色付きのビニル線にしました。
ツイストさせて巻くと高い周波数も良い特性になるそうですが、7MHz専用ですし、何よりも「Blog映え」を狙って並べて巻きました。



以上をケースにいれてはんだ付けします。




特性を測定するために、50オーム(100オーム2個並列)抵抗を付けて 




アンテナアナライザーでSWRを測定しました。




SWR=1.4程度でやはりちょっと高めですので補正コンデンサ(150PF)を取り付けました。






SWR=1.1と満足できる特性になりました。 

早速、ベランダに5m長ポールを仮設して調整しました。




アンテナは、片方がコメットのCA-7HR(HR7の旧型?)、もう片方がサガ電子のCM-144W7 という異メーカーです。
長さも20cmほどサガ電子のほうが短いのですが、こんな組み合わせでも働くことを確認することにします。

まず、それぞれのアンテナを、以前モービルで使っていたときのままの寸法で取付てSWRを測ってみたところ、6.97MHzに同調していました。

そこで、先端エレメントの長さを少し縮めてCWバンドに合わせ込みました。




いい感じです。 HR7 2本の時とほぼ同じ特性になりましました。

こんな感じになりました。 左右のコイルの長さが違う(メーカーが違う)のが分かると思います。




ベランダがアンテナだらけになってしまったので、家人に怒られないうちに写真を撮ってから速攻で下ろしました。

このアンテナで移動に行くのが楽しみです。

AH-4とTMBが夢の競演?

2019-06-01 22:48:22 | 周辺機器
先日の 瑞浪市移動 で活躍したアイコムのオートアンテナチューナーAH-4と自作タイヤベースですが、グラスポールを建てるにはちょっと大袈裟な基台でした。





もっとお手軽に移動したいと考え、物置の中から発掘したのが 何年か前に購入した第一電波工業のTMBです。


(メーカーホームページより)


で、形状を見ていたら、ふと閃きました。

・・・・・

下部のボルトにちょうどAH-4のブラケットが付くのではないか?

早速やってみました。





おーっと! ぴったりです。 

AH-4を取り付けてくれと言わんばかりの形状です。





移動に行ってナンボですが、今日のところはこれで十分満足してしまいました。

近々、どこかにまた移動に行ってみようと思います。

移動用ローバンドお手軽アンテナシステムの構築

2019-05-11 20:12:16 | 周辺機器
先日の静岡コンテストでデビューさせた 10mグラスロッドを使用したロングワイヤー with AH-4 のシステムですが、アース側ケーブルに3m位あるブースターケーブルをそのまま使ってボディーアースを取ったためか、SWRがしっかり下がらず飛びもイマイチな感じでした。

そんなわけで、思い切ってブースターケーブルを短く切ってAH-4専用にし、最短距離でボディーアースすることにしました。

切った側には、丸端子を半田付けしておきました。



この大型ワニ口クリップでAH-4のアースを、車体に最短距離で接続します。

タイヤベースから最短距離にある、未塗装の金属と言えば、ブレーキ周りです。

私の場合、ホイールの隙間からブレーキキャリパ-をワニ口で咥えて接続しました。



タイヤベースに水道エンピパイプを刺して、そこにAH-4を取りつけました。

あとは、エンピパイプに10mグラスロッドを刺してワイヤーを添わせて展開すれば完成です。



ブースターケーブル、ちょっと短く切りすぎてギリギリ届きました。

あ、、ホイールの位置(角度)によって届かないかも、、、(汗)

こんな簡単なアンテナシステムでも、移動で160mにON AIRできます。

アースに悩まれている方、ぜひお試しください。

次回の移動が楽しみです。