Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

JARL福井県支部大会に行ってきました。

2017-10-22 23:43:15 | イベント
今日は、福井県福井市で行われた「JARL福井県支部大会」に行ってきました。

先月の静岡県支部大会では台風18号の台風一過で秋晴れでしたが、本日は台風21号の影響で東海・北陸地方も大雨。
自宅から約210km、川のようになった高速道を3時間かけて、「ふくい健康の森」にある「マイドーム清水」に到着しました。
周辺は、すでに紅葉が始まっていました。



手作り感があふれるアットホームな支部大会です。



アイコムのブースでは、IC-7610とIC-7851が並べて展示してありました。



会場で記念局を運用していたので、それぞれでそれを受信してみてカブリ特性等を比較してみましたが、勝負はまったく互角。
Sメータが右に振り切れるほどの強電界で、比較には絶好の状況でしたが、差を見つけることはできませんでした。(※個人の感想です)

外部ディスプレイの表示も、両者ほとんど同じで、パッと見では見分けが付きません。 
7600では明らかに上位機種と差があった描画のSメータも、7610の動きは滑らかでした。

7610、欲しくなりました・・・

いつものコネクタ屋さん、今回も元気に出店中でした。



コネクタの整理BOXを新調されたとのこと。見やすくディスプレイされていますね。



MAV-1W用にちょうどよいマストが売っていましたが、今回は見送りました。

本当は、15時からの抽選会まで居たかったのですが、もう一か所行きたいところがあったので、お昼前に会場を後にしました。

※あとで聞いた話では、抽選会で自分のコールを呼ばれたようですが、不在ということで流れてしまったようです。残念。


その後、せっかく福井に来たので「中部特機産業 福井店」へ、行きました。

中古品を目当てに行ったのですが、特にめぼしいものはありませんでした。



土砂降りの中、往復420km、6時間の運転はさすがに疲れました。。。

モビホ基台 MAV-1W で実験しました

2017-10-14 22:25:10 | アンテナ
前回の続きです。

前回は、同じものだと思っていたモービルホイップが7MHz用と14MHz用だった、、というオチでしたが、無事にもう1本、7MHz用(HR7)を入手しました。
(余っていたホイップアンテナを活用するつもりが、逆にもう1本を購入することになって高いダイポールになってしまった・・・)

最新のHR7はステッカーの色や、コイル保護のヒシチューブの質感等が微妙に違っていましたが、全長や形状はまったく同じで一安心です。

今日は朝から小雨交じりのBFな天候でしたが、負けずに調整を開始しました。
2本とも、「HR7」になっていますよ。



まずは、先端エレメントを一番奥まで入れ、最短長さにしてSWRを測ってみます。



最短状態なのにバンド下限に底があり、7.00MHzでSWR=1.75位です。

ホイップ単体ではもっとバンドの上の方に同調していたので、バランとコネクタをつなぐリード線もアンテナになってしまっているようです。

同調点をもう少し上げたいのですが、ホイップ単体で垂直型として使用することも考えると、安易にエレメントを切断するわけには行きません。

普通は、まあこんなものと納得して、リグ内臓のアンテナチューナーで対応するのかもしれませんが、それでは面白くないので、SWRだけでも下げる方法を考えてみることにしました。

まず、RとXを調べてみます。



Rが90オームほどあり、LCマッチを試してみることにしました。

最初に、給電部にLを入れるLマッチを試してみました。

ワニ口付リード線を適当に丸めて、3種類のコイルを作って給電部に入れてみます。



一番、SWRが下がったのが赤いコイルでした。





SWRは1.0と完璧に下がりましたが、共振周波数が、50kHzも下がってしまいました。
これでは、ますますエレメントを切らなくてはならずBFです。

Lマッチを諦め、次はCマッチを試してみることにしました。

部品箱を探したら150pFのセラコンがあったのでとりあえず入れてみます。



おー、SWR=1.3まで下がりましたよ。共振周波数もほぼ変化なしです。



ここまでやったら、急に雨がひどくなったので、いったん撤収し、部屋でじっくり最適なコンデンサの値を計算することにしました。

エクセルを使って悪戦苦闘した結果、C=225pFが最適という結論になりました。
150pFでは、少し容量が足りなかったようです。



もう一度、部品箱を探してみたら、丁度良い220pFのコンデンサが見つかりました。



雨が止むのを待っていたら、外は真っ暗になってしまいました。
しかし、すぐにSWRを測ってみたくて、暗闇で作業をしました。



おー、SWR=1.05まで下がりましたよ。

7.02まで1.5以下ですので、CWならチューナー無しでも問題ないレベルです。
エレメントを切断しないですみました。

RXはこんな感じです。R=50オーム、X=0オーム、完璧です。



計算通りに事が運ぶと気持ちがいいですね。

さて、明日は久々に移動運用でもしようかな。

モビホ基台 MAV-1W を入手しました

2017-10-01 22:15:16 | アンテナ
オリジナル商品を精力的に開発・発売されている岐阜市のCQオームさんの『MAV-1W』を入手しました。

手持ちに同じ型のモービルホイップが2本あり、これを使ってV型ダイポールにすればお手軽に移動運用ができると思って、2年ほど前に、初代MAV-1が発売されてからずっと気にはなっていたのですが、基台にぶら下がったようなバランの取り付け方がイケてなくて購入を見送っていました。


<CQオームさんHPより>

先日、久々にCQオームさんのホームページを見たところ、改良型のMAV-1Wが発売になっていて、再び気になりだしました。

改良版は、Uボルトのサイズがワイド(W)になって太いマストに対応したのと同時に、Uボルトの裏側にボルトに干渉することなくバランが配置されており、見た目もイケるようになっていました。

価格のほうは相変わらずイイお値段でしたが、素人がステンレス板をここまで綺麗に加工するのは難しく、仕上がりと時間を買うことにしました。

そして、届いたものがこちらです。



よく見ると、ショップの見本写真と一部違うところがありました。
マストが触れる部分の板が2重になっています。



Uボルトのナットの締め込み過ぎで、プレートを「への字」に曲げてしまうのを防ぐための強度アップ対策と思われます。

しかし、プレートを追加するなら、もう一工夫二曲げしてこんな感じの凹型金具を兼ねたものにすれば、更に商品力がUP!するのではないかと思います。



ジャンク箱を探したところ、ちょうど良いサイズの凹型金具が見つかったので今回はこちらを取り付けました。
(ICOM AH-4の取り付け部品です。)



ちなみに写っている水道パイプ(VP30)は、通称「被せパイプ」です。
パイプの内径がちょうど4.5m伸縮ポールの先端が嵌るサイズなので、ポールの先端に被せれば工具無しで取り付けができます。

早速、ベランダでテストをしてみました。まず、基台を伸縮ポールに被せた状態でパチリ。



ホイップをつけてみました。
先日導入したばかりの22mmF2単焦点レンズで撮影しました。
いい感じで背景がボケています。



マストを伸ばしてみました。



なかなか恰好が良いです。恰好の良いアンテナは飛ぶ気がします。

続いてSWRを測ったり、飛びのチェックをしたかったのですが、残念ながら今日はここまでです。

その理由は、、、

実は、ずっと同じ7MHz用だと思っていた2本のホイップのうち1本は14MHz用だったのです。orz

見た目も全長もまったく同じで、ずっと同じものだと思い込んでいましたが、基台にねじ込むときに、型名ラベルを見て大いなる勘違いに気が付きました。



ということで、7MHzのホイップをもう1本入手しないと先に進めません。
誰か14MHz用(HR14)を7MHz用に交換してもらえないかなぁ。

後半に続く