Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
CWを中心に出ています。
移動もコンテストもBlogもゆる~くやってます。

新規開局申請時の不思議

2020-11-26 14:17:53 | 日記
最近、生活環境の変化で実家(JCC200113)に行くことが多くなり、実家からも時々電波を出すようになりました。

しかし、いちいちポータブル2を言う(打つ)のが面倒であり、またどうせなら「H」な運用がしたくなり、実家でも固定局を開設することにました。
(ポータブル2を言うのは必須ではないことは承知していますが、言わないと、常置場所である岡崎市だと思われてしまい面倒です)

今回申請したリグはHF~6mの100W機とVU機の50W機の2台で、どちらとも固定局開局のために新調した新スプリアス適合機のため、電子申請を利用すると、周波数・モード等、選択肢から選んで レ点チェックし、技適番号を記入するだけなのでとても簡単でした。

早速、データを送信しました。

すると数日後、「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite からのお知らせ」がE-Mailで届きました。

てっきり 申請料5500円を電子納付せよ、というお知らせかと思ったら・・・、違いました。

「電子申請番号 E20-0000*****-D の申請・届出につきまして、補正が必要な事項がありますので、お知らせいたします。
 補正が完了するまで審査は保留となりますので、至急対応をお願いします。」

と書いてあります。

えー、何だろう。 
2局目の固定局開局にはなにかハードルがあるのだろうか?等々、不安に思いながら、システムにログインして内容を確認しました。

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不備理由
 平素より電波行政に、ご理解をいただき、ありがとうございます。
 さて、本申請は、以下のとおり不備がありますので、補正をお願いします

 本申請の送信機は、技術基準適合証明設備ですが、付属装置を接続して技術基準適合証明設備の範囲外を含んだ工事設計となることから、このままでは、免許できません。
 一般社団法人日本アマチュア無線振興協会(JARD)または、TSS株式会社で、保証を受けるか、国の検査が必要です。

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えー?!、今年から FT-8の申請が簡略化されたんじゃないの?
備考欄に、「デジタルモードのため附属装置(PC)を接続」という1行を書くだけ、とネットに書いてあったので、その通り記入したんだけどなぁ。

ただ、最後に 以下のような文もありました。

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 なお、送信機の単体での開局手続終了後に、再度、付属装置の接続の変更申請を行なえば、保証、検査は不要になります。

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うーん、なるほど。

新規開局と同時に付属装置を接続すると保証認定が必要だけど、一旦開局してしまったら保証認定は不要なんだ。

わざわざ裏技?まで教えてくれるとはなんと親切なんでしょう。

でもこれって なんの意味があるんでしょうね? 

と思いながらも、もちろんご指南通り、備考欄の1文を削除して再申請しました。

そうしたら、翌日には審査中となり、申請料送金手続きのお知らせが届きました。

5500円をペイジーで支払い完了です。

免許が下りたら、すぐに、付属装置接続の変更申請をすることにします。

しかし、こんな話、どこにも書いてなかったよなぁ、と思いながら、あらためて総通のHPをみると、ちゃんと書いてありました。



自分が見た資料は、すでに開局している人がFT-8を始める場合の指南書だったようです。
私のように2局目の固定局を新規開局する人は少数派で、完全な新規でいきなりFT-8まで申請する人は想定外なのでしょうね。

とにかく、保証認定会社に無駄なお金を落とさずにすみ、良かったです。

ALL JAの賞状が届きました。

2020-11-09 22:50:18 | コンテスト
4月に行われた ALL JAの賞状が届きました。

今年のALL JA は、コロナの影響で原則ステイホーム運用となったため移動運用が出来ず、自宅からの運用になりましたが、自宅にはオールバンドのアンテナもあるので初めてCAMに挑戦してみたところ、運よくエリア入賞することが出来ました。

いつの間にか賞状のデザインが変わったようで、新しいデザインの賞状は初めて頂きました。



今年は、余りコンテストをやらなかったので、これが今年最初で最後の賞状だろうと思います。

マストベアリングのメンテナンスをしました

2020-11-08 22:13:53 | DIY
倉庫を整理していたら、以前、どこかのフリマで購入したマストベアリングが発掘されました。
クリエートデザイン(CD)社の CK-46 という製品です。

回転がスムーズではないジャンク品で、メンテ前提ということで格安に購入した記憶があります。
ずっと放置してありましたが、今回、せっかく発掘したのでメンテをすることにしました。

メンテと言っても、開腹して中のベアリングを洗浄し、グリスアップして元に戻すだけなので、非常に簡単です。

開腹は、ボルトを4本外すだけですが、固着したボルトの頭を舐めないように、メガネレンチを使用します。



また、開腹時、内臓(ベアリング)が飛び出して散乱し、運が悪いと球を紛失する恐れがありますので、段ボール箱などの中で行うことをお勧めします。



マストベアリングの「三枚おろし」の図です。

実は今回、CD社のマストベアリングは初めて分解したのですが、江本は金属球が入っているところ、CD社のものは、白と黒のローラー状の樹脂が入っていました。

江本の場合、金属球が錆びていることが多く、まずは錆び落としから始めるのですが、CDは樹脂のため軽く洗浄するだけで済みました。

ホームセンターで購入したパーツ洗浄剤で油汚れを落とします。



筐体は、固まったグリスを洗浄剤で綺麗に洗い流した後、ローラの接触面に薄く新しいグリスを塗ります。



このグリスを糊代わりして、黒いローラーの円錐形の径の小さいほうを中心を向け、貼り付ける様にきれいに並べていきます。





全部並べ終わったら、中板を載せて、今度は白いローラを並べていきます。

こちらも、薄くグリスを塗って、仮止め状態にします。



最後に、蓋をしてボルトで固定すれば完了です。



とてもスムーズに回転するようになりました。