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Hankの無線ログ

アマチュア無線の活動記録です。
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カットし過ぎたモービルホイップの延長

2022-11-08 08:48:54 | アンテナ

9月に参加した支部大会で中古の7MHzモービルホイップ(コメット HR7)を購入しました。

 

持ち帰って SWRを測ってみたところ、7.20MHz付近に同調しています。

イモネジを緩めて重なり部分をギリギリまで短くして、全長を長くしてみましたが、7.10付近までがやっとで、CWバンドの 7.01付近のSWRは無限大でまったく使えません。

 

CWバンドに調整された同じHR7を持っているので、長さを比較してみたところ、今回購入したホイップの先端エレメントが 10cm以上短いことがわかりました。

 

フォーンバンドに調整するために重なりしろを増やすだけでは対応できず、金鋸で切断してしまったのでしょう。

 

一応、購入する際に売主にエレメントのカットはしていないか聞いたところ、切ってはいないとのことでしたが、しっかりカットされていました。。。

まあ、ジャンク品なのでしょうがありません。

 

適当な金属物で先端エレメントを延長すればいいのですが、以前に苦し紛れにやった、これ(↓)では恰好良くありません。。(笑)

 

身の回りのものでなにかいいものはないかと探したところ、キボシ端子に10cm位の電線が付いたものが見つかりました。

たしか、古いカーステレオの配線材だと思います。

 

このキボシ端子(メス)がエレメントの先端部分にピッタリ嵌まり、多少の力で引っ張っても抜けないほどしっかり接続されました。

 

ビニル線なのでニッパーで切って簡単にSWR調整ができ、バッチリ CWバンドの中心に同調点を持っていくことができました。

 

この状態で走行するわけではないので強度的にもこれで十分でしょう。

 

調整を終えてから気が付いたのですが、キボシ線を付ればCWバンド、キボシ線を外せばフォーンバンドと、簡単にQSYができるようになりますね。

自分は移動運用でフォーンはめったにやりませんが、両刀使いの方には便利では?(^^ゞ

 

今回、たまたまコメット HRシリーズのエレメント先端部の太さがキボシ端子にぴったりのサイズだったのですが、他メーカーのホイップアンテナでも先端の径サイズが近ければ応用できると思います。

 

フォーンバンド用にエレメントをカット(調整)してしまって、CWバンドで使えないとお嘆きの方がいらっしゃいましたら、ぜひお試しください。


3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
先端太く、丸める (JO1KVS)
2025-02-16 00:28:54
先端パツンだと、実際にそこそこの電力で電波出すと突然SWRが上がり、コロナ放電が起きているのが見れたりします。
結んでコブ作るなりしたほうがよいです。
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ご存知だったようで (JO1KVS)
2025-02-16 00:35:56
他の記事に丸めたのがありましたね。
失礼しました。

コロナ放電、昼だと見えないくらい淡いものらしいです。
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Re:先端太く、丸める (Hank)
2025-02-16 20:25:26
KVSさん、こんにちは
コメントありがとうございます。

先端を丸める件、写真は、切りっぱなしのものをつかいましたが、実際は
中心周波数を合わせるときは、折り返して長さを調整後、ビニルテープを巻いて固定しています。
それがたまたま、先端を丸めること兼ねていますね。
大昔、ダイポールアンテナの調整で、端を切るのではなく折り返す方法を学んだのでその応用です。(^^ゞ
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