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あれこれ備忘録

色々と関心のある記事をメモ。
元記事がすぐに削除されるケースも多いですからね。

漁業者対象に潜水技術を指導

2005年06月20日 19時48分43秒 | 漁業[Good News]
京都府水産事務所 漁獲量増めざし

 潜水漁業を京都府内の漁業者に定着させ、アワビなどの資源を有効活用するために、京都府水産事務所(宮津市鶴賀)は7月から、漁業者を対象に潜水の技術指導を始める。府内で主に行われている水視漁業では、漁獲量に限界があり、潜水漁業を本格的に導入することで、アワビやアカウニなど高級魚介類の漁獲量アップを目指す。

 府内では、移動性の少ないアワビなどの磯根生物は、船上からかぎを使って漁獲する水視漁業が主流で、潜水漁業は舞鶴市と宮津市の一部を除き、ほとんど行われていない。

 府沿岸には、ウニの中でも最高級と言われるアカウニなど資源は豊富にあるが、水視漁業では、岩陰などに隠れている磯根生物の漁獲は難しい。

 また府立海洋センター(宮津市小田宿野)によると、府沿岸に生息するクロアワビのうち、漁獲可能なのは2割に満たず、ほかにも、漁獲されずに死滅している磯根生物は多いという。

 潜水指導は、府立海洋センターなど関係機関の協力を得て実施する。実際に漁場で、深く潜るコツや効率的な漁獲方法などを実践を交えて指導。資源の乱獲を防ぐためのルール作りや、水視漁業者との調整なども積極的に支援していく。

 府は、本年度から2010年度までの6年間で、府沿岸一帯の藻場造成事業を計画しており、藻を餌とするアワビやウニなどの資源増加が期待されている。府水産事務所は「府内産のアワビやウニの漁獲量を増やして知名度を上げるために、まずは潜水漁業の定着を目指したい」としている。

Kyoto Shimbun News 2005年6月18日(土)

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「クロモ」の大量自生を確認

2005年06月20日 19時47分14秒 | 漁業[Good News]
伊根 新しい味覚に期待

 京都府伊根町蒲入沖など府沿岸で、モズクの一種「クロモ」が大量に自生していることが、府立海洋センター(宮津市小田宿野)の調査で分かり、今月から地元漁業者が漁獲を始めた。一般のモズクよりも太く歯ごたえがあり、丹後の味覚のニューフェースとして期待されている。

 クロモは褐藻類ナガマツモ科の食用海藻。モズクの中でも60センチと長く、太さも直径3ミリで一般のモズクの3倍。水深2-3メートルの海で、海藻や岩などに付着して自生する。

 鳥取県などでは食用海藻として利用されているが、府内では大量に確認された例がこれまでなく、漁獲されていなかった。5月下旬に、海洋調査を行っていた同センター職員が伊根町蒲入沖で、大量に繁殖しているクロモを発見。6月上旬に行った調査で同町本庄沖でも確認された。

 これを受けて、地元漁業者は今月からクロモを漁獲し、つくだ煮に加工したり、みそ汁の具にして地元消費などで活用している。

 府内では、2年前にイシモズクの漁獲が始まったが、食用海藻の漁獲量は少ない。府立海洋センターは「舞鶴市や宮津市の沖合などでもクロモの分布調査を行い、府内の漁業者に資源の有効活用を呼びかける」とする。

Kyoto Shimbun News 2005年6月16日(木)

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巻き網でイサキ大量水揚げ 一本釣り漁師が県に要望書 漁業調整規則違反の可能性も

2005年06月20日 19時45分52秒 | 漁業[Bad News]
 日高地方の中型巻き網漁船が、白浜町沖合などで対象外のイサキを大量に水揚げしたことが分かった。田辺漁協など7漁協の一本釣り漁業者は、県漁業調整規則違反の可能性があるとして15日、県に対して早急な処分や対象外の漁獲防止、罰則強化などを求める要望書を提出した。県水産資源管理課は「今後の対策も含め、慎重に調査を進めていく」と話している。
 印南、田辺、湊浦、新庄、白浜、日置、すさみの7漁協の職員や漁業者ら約120人が県庁を訪れ、354人の署名とともに要望書を提出した。

 県や漁業関係者らの話によると、5月下旬から6月上旬にかけて、計60トン近くを水揚げしたとみられている。県内のイサキの年間水揚げ量は210トン(約2億円)ほどで、全体の3割にあたる。

 県漁業調整規則では中型巻き網で主に漁獲できる魚種をイワシ、アジ、サバと定めている。県は、イサキを狙って漁獲した場合は許可内容違反にあたる可能性もあるとみて、漁協関係者から詳しく事情を聴いている。

 田辺漁協ではイサキの一本釣りをする漁師が100人ほど所属しており、イサキの稚魚放流、小形魚の再放流など資源保護に積極的に取り組んでいる。網本成吉組合長は「春のカツオ漁が終わるとイサキの一本釣りに変わる。この時期は産卵期にも当たり、一網打尽にされると魚が絶えてしまう。来年の漁獲量にも影響が出る」と話している。

 県は、再放流サイズなどを定めている資源管理計画をさらにランクアップした資源回復計画を年内に示す方針を打ち出しており「今年は黒潮蛇行の影響で各漁協とも漁獲が減少しているという背景はあるが、自分の首を絞めるような行為。漁業者は適正な操業をしてほしい」と呼び掛けている。

紀伊民報2005年6月17日

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「魚のさばき方、勉強に」/須崎小5年生(高知)

2005年06月20日 19時43分34秒 | 漁業[Good News]
 須崎市立須崎小学校の5年生56人による職場体験「わくわくチャレンジinすさき」が16日から始まった。働くことの喜びや大変さを体験してもらおうと鮮魚店やかまぼこ工場、漁網会社、スーパーなど魚に関係する14事業所で2日間学ぶ。

 同市原町1丁目の居酒屋では国沢和佳さんら男女3人が体験。店主の正木茂さん(49)に教わりながら、アジの南蛮漬けや握りずし、シイラの揚げ物などに挑戦。魚のさばき方や野菜の切り方、米のとぎ方なども手に手を取ってもらい、下ごしらえから勉強した。

 手際よく料理をする正木さんの姿を見ながら、国沢さんらは「魚のさばき方などが勉強になりました」と話していた。

 子どもたちは今回の職場体験のほか、体験の発表▽働く市民に苦労や喜びを聞く▽働く人のブックレットを作る▽世話になった人たちへ感謝状を作る――などを社会や国語、図工の授業で1年間通して勉強していくという。

朝日新聞2005年6月20日

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中国から輸入のカンパチなど、アニサキスを確認

2005年06月20日 19時39分01秒 | 海外・国際
 厚生労働、農水両省は15日、中国から昨秋以降に輸入し、国内で養殖しているカンパチとイサキの一部から、生で食べると腹痛を引き起こす寄生虫「アニサキス幼虫」が確認されたと発表した。

 まだ市場に出荷するほど成長していないが、両省は、養殖・加工業者らに輸入自粛を求めるとともに、寄生した可能性のある魚を出荷する際は、冷凍して死滅処理するよう指導した。出荷前には保健所が処理状況を確認する方針。

 冷凍処理の対象になるカンパチは、国内で養殖されている約2570万匹のうち約1割の約200万匹。2月以降、鹿児島、宮崎、大分、熊本、愛媛、高知各県の定期検査で発見され、熊本県ではイサキでも確認された。中国でのエサが原因とみられる。

(読売新聞) - 6月16日10時55分更新

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福岡で震度5強

2005年06月20日 19時38分14秒 | 福岡西方沖地震
 20日午前6時11分ごろ、福岡市などで震度5強を観測する地震があった。気象庁によると、震源地は福岡県西方沖。山陽新幹線博多-小倉間などで運転を見合わせた。福岡市地下鉄は全線で運転を中止した。佐賀県玄海町の九州電力玄海原発に影響は出ていない。福岡市消防局によると、午前8時半ごろまでに福岡市全域で約10人のけが人を搬送した。けが人はさらに増える見込みという。

 玄界島でがけ崩れ 志賀島でも数カ所

 福岡市によると、玄界島では5、6カ所でがけ崩れが発生。同市東区の志賀島でも数カ所でがけ崩れが起きた。玄界島住民の避難所となっている同市中央区の九電記念体育館では、ガラスが割れる被害が出た。

神戸新聞2005年4月20日

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ノリ網で被災家屋守れ 有明海から玄界島へ

2005年06月20日 19時36分39秒 | 福岡西方沖地震
 福岡県西方沖地震の被害を受けた玄界島(福岡市西区)で、損壊家屋の屋根にかぶせられた防護シートが強風で飛ぶのを防ぐため、有明海のノリ養殖業者が養殖網を提供。25日午前、自衛隊のヘリコプターが有明海沿岸の福岡県柳川市から玄界島に、網200枚を空輸した。
 玄界島では多くの住宅で屋根が損壊。雨水が漏れてこないように自衛隊がビニールシートをかぶせたが、24日には38枚のシートが風で飛び、室内に雨が入り込む被害が出ている。
 ノリ網は目が大きく、風であおられることがないため、シートの上にかぶせるとシートが飛んだり、めくれたりしなくなる効果が期待できる。
 有明海沿岸では台風被害で屋根瓦が飛ぶのを防止するため、屋根に網をかぶせることもあるという。

(共同通信) - 3月25日11時51分更新

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福岡、佐賀で震度6弱 加治木など震度3

2005年06月20日 19時35分25秒 | 福岡西方沖地震
 20日午前10時53分ごろ、九州北部で強い地震があり、福岡県と佐賀県南部で震度6弱、長崎県で震度5強を記録した。福岡市で1人が死亡、5人が意識不明の重体となり、共同通信のまとめでは福岡県をはじめ佐賀、長崎両県を合わせ約500人が病院で手当てを受けた。玄界島(福岡市西区)では200棟を超える家屋が被害を受け、町内会長ら約10人を残し、ほぼ全島民の約700人が島外へ避難した。
 福岡市では計約2700人が計80カ所に避難し、宿泊した。
 気象庁によると、震源地は福岡市の北西約40キロ沖の玄界灘で、震源の深さは9キロ。マグニチュード(M)は7.0と推定される。福岡県付近でM7級の地震を観測した記録は気象庁にない。同庁によると、九州で震度6弱以上の地震を観測したのは、1997年5月に薩摩地方北西部で起きた震度6弱以来。

 鹿児島県内でも20日、加治木や栗野、鶴田などで震度3を記録したほか、広い範囲で揺れを観測した。各地の震度は次の通り。
 震度3 姶良、薩摩川内市東郷、吉松▽震度2 鹿児島市(東郡元、本城、桜島藤野、上谷口、郡山)、阿久根、出水、大口、山川、大浦、市来、伊集院、金峰、宮之城、薩摩、高尾野、東、長島、溝辺、牧園、隼人、薩摩川内(中郷、樋脇、入来、里、鹿島)、末吉▽震度1 鹿児島市下福元、枕崎、鹿屋、薩摩川内市下甑
 宮崎の各地の震度は次の通り。
 震度3 高千穂▽震度2 宮崎▽震度1 串間

 ■鹿県内交通一時乱れる
 福岡県西方沖地震の影響で、鹿児島県内のJR線や空の便、高速バスは20日、安全確認に伴う遅れが出たが、夕方までには通常に戻った。
 JR九州によると、新幹線つばめは発生直後に運転を見合わせ。JR鹿児島中央駅では、ダイヤの確認や運賃を精算しようとする乗客らで一時混雑したが、4分程度の遅れで済んだ。新八代-博多の特急リレーつばめは午後5時50分までに全線で運行を再開した。
 鹿児島線と日豊線、指宿枕崎線は線路の安全点検などのため約20-40分の遅れが出た。
 鹿児島空港は午前10時55分から12分間、離着陸を取りやめ滑走路を点検したが、異常は見つからなかった。福岡空港のダイヤが乱れ、鹿児島着が約25分遅れる便もあったが、次第に通常運航に戻った。
 日本道路公団などによると、県内の高速道路で交通規制や事故はなかった。鹿児島-福岡間の高速バスは通常運行したが、不通になった福岡市内の都市高速道をう回したため、遅れが出た。

 ■玄海異常なし 川内は震度1/九州内原発
 九州電力によると、川内原子力発電所(薩摩川内市)では20日、敷地内の地表1カ所と建屋内2カ所の計3カ所に設置する震度計で、いずれも震度1の揺れを確認した。運転中の1、2号機に異常はなく、通常運転を続けた。鹿児島支店の管轄内で停電などの被害はなかった。玄海原発(佐賀県)にも異常はなかったが、地震直後、九州の一部で停電した。

南日本新聞2005年3月21日07:20

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海水淡水化施設が供給開始 福岡市、全国最大規模

2005年06月20日 19時20分40秒 | 福岡西方沖地震
 福岡市東区に完成した国内最大の海水淡水化施設「海の中道奈多海水淡水化センター(愛称まみずピア)」が1日、水の供給を始めた。25万人分の消費量に当たる1日5万トンの淡水を作ることができ、当面は1日3万トンを供給する。
 処理能力は沖縄県北谷町の淡水化施設(1日4万トン)を上回り、海水から取り出す淡水の割合も同施設の40%から60%にアップした。今年4月1日に始動する予定だったが、3月の福岡県西方沖地震で導水管が曲がるなどの被害が出て延期されていた。
 人口約230万人の福岡都市圏は、1978年と94─95年にかけ、いずれも300日近く給水を制限する深刻な水不足に陥り、福岡県は99年、海水淡水化事業に着手した。総事業費は410億円。
 水1立方メートルあたりのコストは210─220円と、ダムや河川を水源とした水の120─130円に比べると割高。

(共同通信) - 6月1日8時46分更新

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避難所の住民ゼロに 福岡県西方沖地震

2005年06月20日 19時19分25秒 | 福岡西方沖地震
 福岡県西方沖地震のため、福岡市内の避難所で生活していた住民数が15日夕でゼロになったことを同市災害対策本部が16日、明らかにした。3月20日の地震発生直後、避難者は最大で2759人に上ったが、発生から56日ぶりで全員、避難所生活を終えた。
 同対策本部によると、福岡市は発生直後、80カ所に避難所を設営。避難住民の大半はその後、自宅に戻ったり、公営住宅に一時入居したりした。被害が最もひどく、約430人が避難した玄界島(同市西区)の住民の多くは先月25、26日に仮設住宅に移った。
 今月12日には志賀島(東区)など3カ所30世帯の仮設住宅への入居も終わり、最後に残っていた中央市民センター(中央区)の4世帯6人が15日、自宅などに戻った。

(共同通信) - 5月16日17時23分更新

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