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「クロモ」の大量自生を確認

2005年06月20日 19時47分14秒 | 漁業[Good News]
伊根 新しい味覚に期待

 京都府伊根町蒲入沖など府沿岸で、モズクの一種「クロモ」が大量に自生していることが、府立海洋センター(宮津市小田宿野)の調査で分かり、今月から地元漁業者が漁獲を始めた。一般のモズクよりも太く歯ごたえがあり、丹後の味覚のニューフェースとして期待されている。

 クロモは褐藻類ナガマツモ科の食用海藻。モズクの中でも60センチと長く、太さも直径3ミリで一般のモズクの3倍。水深2-3メートルの海で、海藻や岩などに付着して自生する。

 鳥取県などでは食用海藻として利用されているが、府内では大量に確認された例がこれまでなく、漁獲されていなかった。5月下旬に、海洋調査を行っていた同センター職員が伊根町蒲入沖で、大量に繁殖しているクロモを発見。6月上旬に行った調査で同町本庄沖でも確認された。

 これを受けて、地元漁業者は今月からクロモを漁獲し、つくだ煮に加工したり、みそ汁の具にして地元消費などで活用している。

 府内では、2年前にイシモズクの漁獲が始まったが、食用海藻の漁獲量は少ない。府立海洋センターは「舞鶴市や宮津市の沖合などでもクロモの分布調査を行い、府内の漁業者に資源の有効活用を呼びかける」とする。

Kyoto Shimbun News 2005年6月16日(木)

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