厚生労働、農水両省は15日、中国から昨秋以降に輸入し、国内で養殖しているカンパチとイサキの一部から、生で食べると腹痛を引き起こす寄生虫「アニサキス幼虫」が確認されたと発表した。
まだ市場に出荷するほど成長していないが、両省は、養殖・加工業者らに輸入自粛を求めるとともに、寄生した可能性のある魚を出荷する際は、冷凍して死滅処理するよう指導した。出荷前には保健所が処理状況を確認する方針。
冷凍処理の対象になるカンパチは、国内で養殖されている約2570万匹のうち約1割の約200万匹。2月以降、鹿児島、宮崎、大分、熊本、愛媛、高知各県の定期検査で発見され、熊本県ではイサキでも確認された。中国でのエサが原因とみられる。
(読売新聞) - 6月16日10時55分更新
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まだ市場に出荷するほど成長していないが、両省は、養殖・加工業者らに輸入自粛を求めるとともに、寄生した可能性のある魚を出荷する際は、冷凍して死滅処理するよう指導した。出荷前には保健所が処理状況を確認する方針。
冷凍処理の対象になるカンパチは、国内で養殖されている約2570万匹のうち約1割の約200万匹。2月以降、鹿児島、宮崎、大分、熊本、愛媛、高知各県の定期検査で発見され、熊本県ではイサキでも確認された。中国でのエサが原因とみられる。
(読売新聞) - 6月16日10時55分更新
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