8月28日、「原発をなくすいわき市民の会」は、第2回目の原発被災地視察を行いました。参加者22名がマイクロバスに乗り、伊東達也同会顧問の案内で、広野町、楢葉町、富岡町を視察しました。溝口民子市議も参加しました。
立ち入りができるようになった富岡町は除染がこれから始まるので、原発事故直後の状態のままでした。畳の上に津波で流された軽トラックが突っ込んだままの民家、店先の時計が止まったままの美容室、雑草の生い茂る線路の上に放り出された車、人の気配のない夜の森の桜並木や商店街。
参加者は、「自分の家や住んでいた町がこんな状態で被災者はどんな気持ちなんだ」「賠償なんかじゃ何の償いにもならない」と話していました。
会では、原発被災の実態を多くの方に知っていただくために、月に一度このような視察を行っていきます。第3回目は、9月13日に予定しています。ぜひご参加ください。