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日本共産党いわき市議団

日本共産党いわき市議団に所属する伊藤浩之・溝口民子・渡辺博之・坂本康一各議員の日々の活動や市政情報などをお知らせします。

「元の生活を返せ・原発事故被害いわき訴訟」 第3回口頭弁論が開かれる

2014-01-29 14:23:04 | 原発賠償


 1月23日、福島地裁いわき支部で、「元の生活を返せ・原発事故被害いわき訴訟」の3回目の口頭弁論が開かれました。
 原告の意見陳述は、事故当時中学生だった高校生、保育園の理事長、教員など4人が行いました。原発事故が子供の成育環境に与えた影響や現状、里山のホットスポットの存在によって以前のような教育ができなくなっていることなどを陳述しました。公判前には、約80人の原告や支援者が飯野八幡神社境内に集まり、裁判所までデモ行進を行いました。
 この日の夜、「原発事故の完全賠償をさせる会」と「元の生活をかえせ・原発事故被害いわき訴訟原告団」の合同総会が、文化センターで開かれ、120人が集まりました。
 挨拶に立った伊東達也原告団長は、「裁判で一番大切なのは、政策形成で掲げている10基廃炉などの政策5項目を多くの市民に知ってもらい、共感を広げること」と述べました。総会では、これまでの活動経過や今後の活動方針、決算と予算の報告・提案がされ採択されました。また弁護団からは今後の取り組みと展望についての報告がありました。



「なくせ!原発 11・2ふくしま大集会」へ行こう!

2013-10-10 10:30:07 | 原発賠償


 11月2日、福島市の荒川運動公園で「なくせ!原発 11・2福島大集会」が開かれます。「原発ゼロへ。こころひとつに!」を合言葉に、原発なくせの思いを持つ福島県民が各地域から集まり、その思いを形にする大集会です。多くの方のご参加を呼びかけます。いわき市からはバスが5台出ます。バスで参加したい方は、浜通り復興共同センター 27-3322 までお申し込みください(1000円のバス代のご負担をお願いいたします。)あなたの思いを見える形でアピールしましょう!
 会場では、「ちゃんと賠償しろ」国・東電への賠償裁判の交流テントや、「まげでらんに」避難者交流テント、それに福島県内はもとより全国のおいしい秋を堪能する「味覚の秋満喫!」交流テントなども設置されます。気軽にご参加を!





東電・国は責任を果たせ―原発事故被害いわき訴訟第一回口頭弁論が開かれました

2013-09-19 18:09:43 | 原発賠償
 19日、「元の生活を返せ・原発事故被害いわき訴訟」の第一回口頭弁論が福島地裁いわき支部で開かれました。原告団や支援者等約100名が、「東電と国は責任を果たせ」とシュプレヒコールをしながら裁判所まで行進しました。
 この裁判は、「原発事故の完全賠償をさせる会」の会員であるいわき市民822名が、国と東電に対して精神的損害などの賠償を求め、今年3月11日に提訴したものです。口頭弁論では、伊東達也原告団長はじめ原告4名、原告代理人2名が意見陳述を行いました。一人は、幼い3人の子どもを持つ母親でした。3月11日が出産予定日、原発事故による放射能への恐怖と不安の中、物資が滞ったいわきから、生まれたばかりの子供を抱いて4時間かけて避難したこと、親戚宅での肩身の狭い避難生活、子どもたちの健康や福島への差別の不安などが語られました。読み上げられた意見陳述に、参加者は、事故当時いわき市民が体験させられた切迫した放射能への恐怖や不安が甦り、あらためて東電や国への怒りがわきおこったように感じました。
 国と東電の責任を認めさせるためには原告団を大きくする必要があり、会では現在、11月21日に予定している二次提訴の原告となる方を求めています。会の趣旨、請求に賛同される方は、「原発事故の完全賠償をさせる会・原発事故被害いわき訴訟原告団」事務局 27-3322 までご連絡をお願いいたします。


原発事故被害いわき訴訟・19日に第一回公判が開かれます―第二次提訴の原告団も募集しています

2013-09-10 19:27:34 | 原発賠償

「原発事故の完全賠償をさせる会」は、2013年3月11日、いわき市民822名が原告となり、原発事故に伴う精神的慰謝料などの損害倍賞を求め提訴しました。第一回目の公判が、福島地裁いわき支部で9月19日午後2時に開かれます。
 いわき市では、原発事故発生によって、15万7500人が市外へ、2万5500人が市内他所に、合わせて18万3000人が避難したと推測されています(2012年10月いわき市が実施したアンケート結果)。地震と津波被害と余震が続く中で、いわき市民が、これまでに経験したことのない事故直後のパニック状態時にうけた精神的苦痛は耐え難く、その後も経済的損害だけではなく新たな事故への恐れや健康問題などさまざまな不安やストレスを受けています。会が行ってきた東電との度重なる交渉で、こうした被害を受け続けてきた「被害者」に対し、東電は「加害者」として真摯に向き合おうとしませんでした。そのため会では、裁判で法的責任を追求する道を選びました。同時に裁判を通して、健康維持のための適切な施策と疾病発症時の公的支援策の確立、放射線量を3.11以前の状態に戻すこと、福島原発全基廃炉、放射能汚染の基礎知識を普及させることで被害者への差別を克服することの5つを求め、広範な世論の理解と支持を求める活動を続けています。
 国と東電の責任を認めさせるためには原告団を大きくする必要があり、会では現在、二次原告団に入団する方を求めています。会の趣旨、請求に賛同される方は、「原発事故の完全賠償をさせる会・原発事故被害いわき訴訟原告団」事務局 27-3322 までご連絡を。 
 
 


楢葉町からいわき市へ避難してきた方が絵はがきを販売

2013-08-21 16:07:19 | 原発賠償
 

 早川千枝子さんは原発事故で、夫の篤雄さんとともに障がい者12人と一緒に楢葉町からいわき市に避難してきました。帰郷のたびに愛してやまない故郷の姿を絵にしてきました。千絵子さんは障がい者の施設長として、浜通り医療生協の理事として、社会活動に励んでいます。篤雄さんは楢葉町に東京電力福島第二原発が建設着手された時から反対の裁判をたたかい、以来40年にわたり住民運動の先頭に立ってきました。楢葉町への帰還がいつになるか、いまだ見通しは立っていません。
 5枚セットで500円です。益金は、原告団の裁判と障がい者施設のために使います。購入を希望される方はご連絡ください。