日本共産党は、今の日本の政治をどのように考え、これからどんな政治を行っていくべきなのかという政治的考えを持ち、その考えに賛同する方たちと一緒にその政治を実現していくための活動を行っています。
どのような考えを持っているのかを広く皆さんに知らせる方法の一つが街頭宣伝です。定期的に宣伝活動を行っていますが、市民の皆さんもどこかで見たり聞いたりしたことがあるかと思います。今、街頭で宣伝しているのはこんな内容です。ご意見などみなさんの声をお寄せください。
ご町内のみなさん、ご通行中のみなさん、こちらは日本共産党です。ただいまより、この場所をお借りしまして、日本共産党からの訴えをさせていただきます。ご協力をお願いいたします。
日本共産党は、先日26回党大会を開き、安倍内閣の暴走政治にストップをかけ、住みよい世の中を作るため、実力のうえでも「自共対決」の時代になるように、党を大きくすることを決めました。ぜひ、この機会に日本共産党が発行する「しんぶん赤旗」をお読みいただきますようまずお願いします。
みなさん、安倍内閣の暴走はますますひどくなっていますが、どんな分野でも国民の反撃が強まり、国民との矛盾もどんどん広がっています。とくに、この福島県では、福島原発事故の問題もあり、内閣支持率が低くなり、支持しないの方が上回っている世論調査が出ています。
また、1月19日に投票のあった沖縄名護市の市長選挙では、日本共産党が推薦し、辺野古(へのこ)基地の押し付けに反対する稲嶺(いなみね)市長が、辺野古新基地推進派の自民党推薦の候補に大差をつけて再選されました。
安倍内閣は、金と権力を使って圧力をかけ、知事に公約を破らせてまで、沖縄辺野古に新基地を押し付けようとしましたが、沖縄と名護の市民はきっぱりと拒否しました。安倍内閣は、この結果に何の反省もせず、名護市民の民意を無視して「引き続き基地建設をすすめる」と言っていますが、とんでもありません。キッパリと断念させようではありませんか。
安倍内閣と国民の矛盾は、沖縄だけではありません。靖国神社への参拝は、過去の侵略戦争を肯定する安倍首相の立場を国の内外に示し、自民党政府が同盟国と頼りにするアメリカさえも「失望した」と異例の声明をだすなど、国の中でも世界でも非難ごうごうです。歴史の逆流を許さない国民の世論と運動を大きく広げましょう。
景気が回復してきたと自慢する安倍首相ですが、景気回復を実感しているのは、一部の大企業と大資産家だけです。この上、消費税の値上げ、年金の切り下げ、医療、介護などの社会保障の切り捨てがさらに進められれば、もう暮らしていけないというのが、庶民の気持ちではないでしょうか。日本共産党は、消費税増税や社会保障改悪など絶対に許せないとの立場で奮闘します。
一方で第三極と言われている維新の会やみんなの党などは、秘密保護法やTPPの問題など通じて、自民党の応援団であることがハッキリしてきたのではないでしょうか。
いま、国会でも福島の政治でも、この安倍内閣、自民党の暴走政治に正面から立ち向かえる政党は日本共産党だけです。日本共産党の26回党大会では、沖縄辺野古に見られるような米軍基地強化やTPP推進などの「アメリカいいなり」の政治、庶民には消費税増税の一方大企業には減税、大型公共事業推進の大盤振る舞いなど「財界中心」の政治をやめ、いまの憲法を活かした「国民が主人公」となる新しい日本の国づくりの方針も呼びかけました。
日本共産党は、皆さんとご一緒に、安倍暴走政治にストップをかけ、今年も暮らしと平和を守る年にしていくため頑張ります。日本共産党へのより一層のご支援をよろしくお願いいたします。
また、この機会にぜひ「しんぶん赤旗」をお読みください。日刊紙は毎日お宅に届けて月3400円。家族みんなで楽しめる赤旗日曜版は月800円です。重ねてご購読をお願いいたしまして、街頭からの訴えとさせていただきます。ご協力ありがとうございました。