松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

熊本県労連大会であいさつ

2010-09-29 18:00:35 | 日記
 熊本県労連のたたかい、課題と熊本県政とのかかわり、県政の課題について「あいさつ」のなかでふれました。
*非正規雇用労働者の問題―県職員で約2000人もいる。特に教員の臨時採用が1185人にも。
*公務員、県職員の職場でのメンタルヘルス問題ー民間企業以上に深刻に。人員の削減、公務員バッシング、そして構造改革路線のもとで、自治体の現場が「悪政の執行者」としての性格が強まり、住民との矛盾が集中していることがメンタルヘルス問題を一層深刻にしている。
*公共工事労務単価が10年で25%低下。「税金を使った『公契約』の下で働く民間労働者の賃金が下がり続け『官製ワーキングプア』の再生産がおこなわれている。千葉県野田市のように「公契約条例」を県と県内際町村で制定し、行政が、労働条件の確保に責任を持つ体制を確立する必要がある。
*社会保障、県民の暮らしを守る課題ー小・中学校の教室にエアコン設置を、子ども医療費を中学校まで無料に、少人数学級の拡充
*県として住宅リフォーム補助を
*水俣病、川辺川ダム
ーなどについて述べ、県政、県議会の対応が遅れており、来年春の県議選で、県議会議席を回復し、労働者と県民の暮らしと権利を守り、雇用を拡大し、諸問題の解決に全力を尽くす決意を述べました。

猛暑、あつーい教室、エアコン設置を

2010-09-29 17:34:23 | 日記
 新婦人の会熊本県本部・「いのちとくらしを守るネットワークくまもと」の県教育委員会への、「小・中学校の教室にエアコンを」「小人数学級の拡充を」「就学援助の拡充を」の3課題での要請に参加。「小学校1年生の児童が、9月にはいって、教室があまりに暑いので気分が悪くなり、迎えに来たお母さんが病院に連れて行ったら脱水症状を呈しており急遽点滴をした」との訴えがありました。人吉市では、夏休み中に、国からの景気経済対策資金、エコ関係資金を組み合わせて小・中学校の全教室にエアコンを設置しています。お母さんたちの訴えには「子どもを思う」気持ちがこもっていました。

日本共産党員歴50年の方々との懇親会

2010-09-16 17:50:00 | 日記
 60年安保闘争、三井三池の争議などをたたかい、1960年代以降の日本共産党の国会や地方議会での前進、それを支え推進する日本共産党の組織としんぶん「赤旗」の拡大などでがんばってこられた先輩たちが「日本共産党歴50年」を迎えられました。党熊本県委員会として、これらの方々との「懇親会」を開きました。「父親が『女が共産党などとんでもない』と厳しく抑圧するなかで、最初に、そっと理解して援助してくれたのは母親だった」「チッソの労働者として、水俣病問題で漁民の抗議行動が大きく広がるなかで、どう考え、対処したらいいのかと悩み、共産党の人に相談したのがきっかけだった」などの入党当時のこと、さらには安保闘争、労働運動、選挙闘争、「うたごえ」などの文化運動等々が熱く語られました。
 同時に、過去を語るばかりでなく、未来を語ろうと、来年のいっせい地方選挙の「選対』責任者やソフトボールの監督をやっていることなど、「まだまだ元気でがんばる」という発言も相次ぎました。私は閉会あいさつのなかで、先輩たちのたたかいと活動に学び、それを受け継ぎ、次の世代に引き継いでいくこと。世代の継続という点で、党県委員会として青年学生対策を重視し取り組みを強めていること、来春の県議選で必ず議席を回復し、日本共産党の躍進の道を切り開いていくことなどについて述べました。先輩の面々の話に心を打たれ、洗われ、日本共産党員としての決意を新たにした「懇親会」でした。

特養ホーム増設など「介護」問題で県に要請

2010-09-16 17:10:42 | 日記
 熊本県民主医療機関連合会、「いのちとくらしを守るネットワークくまもと」の「介護」問題についての熊本県への要請に参加しました。介護保険が施行されて10年、「保険あって介護なし」といわれるほど問題の多い介護保険。政府は、「施行10年のみなおし」にむけて、介護保険法「改正」の検討をすすめています。ところが、今年4月にでた「地域包括ケア研究会報告書」は、「自助」「互助」に重点を置き、公費支出の抑制を打ち出し、抜本的な改善を求める関係者、高齢者、国民の願いに背を向けています。「介護保険料・利用料の減免」「特別養護老人ホーム待機者の解消」「介護療養型医療施設の廃止撤回」等々、介護施設関係者、ケアマネージャー、ソウシャルワーカーなど、介護にかかわる専門家がそれぞれの体験と問題意識、データにもとづいて県に要請しました。私は、日本共産党国会議員団が全国の自治体・事業所を対象に行った「アンケート調査」を紹介しながら、「特養ホームなど介護基盤の整備をやれば、それが保険料に跳ね返る仕組みを改める」ことなど、国への要望、県としてやるべきことなどについて発言しました。

荒瀬ダム水門開放でよみがえる清流、中流はラフテングで活気

2010-09-10 16:14:46 | 日記
 9月5日、熊本県建築労働組合の大会でのあいさつが終わっての帰路。高速は使わず、荒瀬ダム撤去が決まり水門開放による球磨川の変化(回復状況)をウオッチングするため、球磨川沿いの国道219号を下りました。人吉市から中流にかけて、特に感じたのは「活気」でした。川はラフテングの若者たちでいっぱいでした。途中はいった「ラーメン店」も若者たちで賑わっていました。球泉洞の物産展はギューギュー状態、「SL人吉」を撮影するために、あちこちに車が止まっていました。「上流の脱ダム(川辺川ダム中止)、下流の廃ダム(荒瀬ダム撤去)」[SL人吉」「青井神社」と魅力あふれる人吉・球磨が今多くの人を惹きつけているのでしょう。
 5月末にウオッチングした時に比べて、球磨川は「自然の球磨川」に大きく変わってきていました。砂利と緑に覆われた河原があちこちに再生していました。クリスタルに近い清流がさらさらと流れていました。「瀬戸石ダムがなくなったら清流はさらによみがえるな」と納得の独り言。荒瀬ダムそのものは八つの水門を全開し、勢いよく水流を落としていました。蒲島知事が設置した「川辺川ダム有識者会議」のメンバーだった東大の鷲谷いづみ教授が「荒瀬ダム撤去、球磨川再生は世界遺産に匹敵する」という趣旨の発言をされていましたが、その意味を実感したウオッチングでした。