中学、高校時代、夢見ていたことー「映画」への思い

　２年に一回をベースに高校卒業以来続いている御船高校（５組）のクラス会旅行。その日のスケジュールが終わった後、みんなで部屋に集まって、「呑み」「語り」ます。そんな流れの中で「松岡君は、映画の勉強に相当熱を上げていたね」と言われました。

　部屋に帰って、当時のことを思い出しました。中学２年ごろから、「映画少年」になり、高校に入るや「映画の道に進もう」と思うまでに熱が上がりました。図書館の先生にお願いして、「スクリーン」「近代映画」「映画の友」「キネマ旬報」といった映画関係雑誌をほとんど取り寄せてもらい、すべて読み、みてもいない映画を含めて作品・監督・俳優批評をやっていました。

　「少年の夢」は「夢」に終わりました。原因不明の眼の病気が発症し、左眼が全く見えなくなりました。２ケ月以上学校を休み、大学病院で検査・治療。原因はわからなかったが視力は一応回復しました。「こんな体、こんな眼では、『映画の世界』での無理な生活はできないな」と断念したのでした。受験勉強でも大きな挫折でした。

　いろんな経緯があって、一番無理をする仕事の一つである「政治」の仕事で「超無理」を、いまやっています。「ひょっとしたら映画の仕事もできたかもしれんな。成功するしないは別として」-旅、の宿で苦笑した次第です。

　忙しくて映画館になかなかいけません。苦肉の策としてをWOWOWで録画し、時間をやりくりしてみています。そんな中で「いい映画」に出会うとうれしくなります。映画館では見損なっていた「洋菓子店クワンドル」もそんななかの一つでした。心がほのぼのした映画でした。

６月県議会は５日開会、私の一般質問は１８日（月）午前１０時からです

　６月県議会が迫ってきました。待ち遠しいという感じです。６月５日開会ですが、今日議案の説明を受けます。１３日・１４日が代表質問、１５日から２０日まで一般質問です。私は１８日です。どうぞ傍聴においでください。

　２１日は道州制等調査特別委員会です。「州都」とか「九州広域行政機構」とか蒲島知事が大騒ぎしています。県民の視点、暮らしの実態、憲法や地方自治法を踏まえた議論を展開したいと考えています。

　今年度の常任委員会は厚生常任委員会です。社会保障の充実、水俣病問題など環境問題等々、取り上げるべき課題は多岐に及びます。これこそ待ちに待った常任委員会なので、２日間の日程全部使うよう頑張りたいと思っています。

 

小・中学校体育祭と一般質問テーマ

　２６日(土曜)は地元の中学校の体育祭、翌２７日(日曜)は小学校の体育祭でした。６月定例県議会一般質問準備等で忙しいときでしたが、体育祭での児童・生徒のかけっこやダンスなどに熱烈応援、感動、笑いーといった気持ちのいい時間でした。

　一般質問は往復６０分なので、これまでの調査・分析を踏まえて、３~４テーマに絞り込んでいかなければなりません。体育祭のおかげで、こどもに関する２つのテーマが「確定」しました。この子たちの未来、この子たちの今のために、質問します。

諫早干拓排水門開門、漁業被害補償で九州農政局と「交渉」

　25日・午後、「よみがえれ!有明海訴訟」原告団・弁護団と九州農政局との意見交換会(交渉)に参加しました。確定した福岡高裁判決に基づき来年12月までの開門義務を負う農水省ですが、長崎県の動きなどを口実に煮え切らない態度に終始。参加した漁民から怒りの声が相次ぎました。

　この問題では、先日(17・18日）の政府交渉の際、直接農水省と交渉・論議してきました。その時の要請書を以下添付します。

農林水産大臣　鹿野　道彦　様

日本共産党　熊本県委員会

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　委員長　　久保山啓介

いのちとくらしを守る熊本ネットワーク

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　共同代表　楳本　光男

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同　　上田たか子

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　同　　久保田俊平

 

諫早干拓問題と有明海再生についての要請

≪要請項目≫

①．深刻な漁業被害に対して、有明海八代海再生特別措置法２１条、２２条にもとづく救済のための緊急調査と救済措置の具体化をはかること。

②．福岡高裁の「開門判決」の遂行について、開門時期と具体的な工程表を明らかにすること。

④．排水門開門の事前準備課題である農業用水確保については、深井戸に固執せずため池の設置を具体化するようもとめること。

「放射能・がれきに不安」-県議会だよりみて電話

　「松岡とおるの県議会だより」を配布中です。県議会執務室に電話がありました。「『県議会だより』の内容で幾つか聞きたい」ということでした。裏面の「がれき問題」でした。放射能の危険性、広域処理の問題点、微量汚染の蓄積で被害が広がった水俣病のこと、地下水汚染のことなどをお話ししました。「そういう立場で頑張る県議がいることは心強い」と激励されました。

　「がれき」問題での激励、共感は多い。