松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

荒瀬ダム水門開放でよみがえる清流、中流はラフテングで活気

2010-09-10 16:14:46 | 日記
 9月5日、熊本県建築労働組合の大会でのあいさつが終わっての帰路。高速は使わず、荒瀬ダム撤去が決まり水門開放による球磨川の変化(回復状況)をウオッチングするため、球磨川沿いの国道219号を下りました。人吉市から中流にかけて、特に感じたのは「活気」でした。川はラフテングの若者たちでいっぱいでした。途中はいった「ラーメン店」も若者たちで賑わっていました。球泉洞の物産展はギューギュー状態、「SL人吉」を撮影するために、あちこちに車が止まっていました。「上流の脱ダム(川辺川ダム中止)、下流の廃ダム(荒瀬ダム撤去)」[SL人吉」「青井神社」と魅力あふれる人吉・球磨が今多くの人を惹きつけているのでしょう。
 5月末にウオッチングした時に比べて、球磨川は「自然の球磨川」に大きく変わってきていました。砂利と緑に覆われた河原があちこちに再生していました。クリスタルに近い清流がさらさらと流れていました。「瀬戸石ダムがなくなったら清流はさらによみがえるな」と納得の独り言。荒瀬ダムそのものは八つの水門を全開し、勢いよく水流を落としていました。蒲島知事が設置した「川辺川ダム有識者会議」のメンバーだった東大の鷲谷いづみ教授が「荒瀬ダム撤去、球磨川再生は世界遺産に匹敵する」という趣旨の発言をされていましたが、その意味を実感したウオッチングでした。