昨日(24日)は、地域の老人会の山鹿市菊鹿町での懇親会、観光に参加しました。温泉にゆったりとつかり、カラオケ、ちょっとした買い物と久しぶりに、時間がゆっくりと流れる1日を過ごしました。みなさんの上手なカラオケの最後に河島英五の「時代遅れ」を歌いました。「人の心を見つめ続ける時代遅れの男でありたい」。
井上栄治さんの「100年の軌跡」出版祝賀会についてお知らせしました。多くの方から、返信、「いいね」をいただきました。
祝賀会会場で、4件の相談が寄せられました。2件は翌日解決、一件は弁護士事務所を紹介、1件は調査中です。県政の課題、県民からの相談に真摯に対応すること。井上栄次さん、中島絹子さん、故澤田一郎さん、3人の先輩県議から学び、受け継いでいきます
学生時代、強い衝撃を受け、共産党に入党して、平和のために闘おうと決意する要因の一つでもありました。
今また「機密保護法」、憲法解釈での集団的自衛権の行使、「戦争をする国」への企てが進められようとしています。
忌まわしい歴史の逆行を許さないために、「秘密保護法反対」などの緊急の行動に立ちあがるときです。
今日の「しんぶん赤旗」の「潮流」を紹介します。
70年前のきょう、明治神宮外苑(がいえん)競技場で文部省主催の「出陣学徒壮行会」が盛大におこなわれました。映像でよく流れる「学徒出陣」の式典です▼日本の敗戦が色濃くなるなか学生の徴兵猶予がなくなり、1943年12月、20歳に達した法文系の学生らが、ペンを銃にもちかえ入営...。日本近代教育史上かつてない悲劇を生み出しました▼いったいどれだけの学生が、どの大学から戦地へ送られたのか。NHKが最近、170の大学などからアンケート調査をしました。出陣数を把握しているのはわずか49校、その数約4万人で、戦死者は34校、約4千人と報道。旧文部省が調査せず、全体像すらわからないずさんさです▼戦没学生の手記を集めた『きけ わだつみのこえ』には、特攻出撃を前にしての切迫した苦悩や、恋人、家族への思い、書物への渇望などが記され、胸をうちます。戦争批判も見られますが、皇国史観の影響も強く、強制された死を自らに納得させなくてはならない文章は、痛々しくさえあります▼『きけ…』は、1947年に出版された東大戦没学生の手記『はるかなる山河に』が土台になり、49年に初版本。さまざまな版本を経て、岩波文庫では第1集・第2集合わせ63万冊を記録し、世代を超えて読み継がれています▼編集した日本戦没学生記念会(わだつみ会)は、「学徒出陣」70周年にあたり声明を発表しています。集団的自衛権の行使、国防軍の創設の動きに危惧を表明し、話し合いによる平和の構築を呼びかけています。
感激の時間でした。1971年、熊本県議会にトップ当選で共産党の初議席獲得をを果たされた、大先輩の「井上栄次さん」の「弁舌 強きを震わし、弱気を奮わす 井上栄次100年の軌跡」の出版記念祝賀会がありました。
明けて1月には102歳になられる井上さんが、約20分間、凛とした声で、論理明快、そして深く心をとらえるあいさつをされました。
井上さんの長男が大学の先輩で、私の共産党入党の推薦者でした。と、貧乏学生で腹を空かせていた私は、たびたび井上夫人(おばさんンと呼んでいた)から、「ご飯食べていかんね」と声をかけられ、お世話になりました。そんなことなどもあれこれ懐かしく思い起こしながらの2時間半でした。
熊本県の共産党県議としては4代目の私ですが、大先輩の人格、見識、弁舌等々、遠く及びませんが、1歩でも2歩でも近づくよう励んでいきたいと思います。
熊本港に大型クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(26594t)が入港。熊本港が賑わいました。
1500億円以上をつぎ込んできた熊本港を県と県民のためにどう利活用するか。観光、商業、人流の面での活用、県民・市民に親しまれる熊本港の在り方を提案してきました。「くまもん」も登場したりし、大賑わいの中に身を置きながら、観光、人流面での熊本港の発展に期待を膨らませました。
少し長くなりますが、20011年9月21日、蒲島知事あてに申し入れた、「関連部分」を以下紹介します。
日本共産党熊本県委員会は、熊本港については費用対効果の検証も含め、ここはいったん立ち止まって、莫大なお金を使わず、県民・市民のための活用策、観光・商業のための利活用など、熊本港の新戦略を探求することを求めるものです。現実を無視した財政投入をあらため、内発的・地域循環型の経済政策、福祉・教育・防災などの充実強化のために県財政の効果的運用をはかることを求めるものです。
(2)熊本港の見直し・利活用策についての提案
③ 緑地(30㌶)等は、県民・市民のために有効活用する。
1-メガソーラー施設の整備を検討すること。
広大な「未利用地」を活用したメガソーラー、風力、小水力、バイオ、地熱など熊本県は自然エネルギーの大きな可能性を持っており、熊本港用地も県の自然エネルギー推進計画上も重要な意味を持っています。
なお「地域新エネルギー等導入促進事業」として、事業費の2分の1以内の補助があります。
2-市民・県民の憩いの場、観光・交流の場として、「バラ園」「ひまわり園」等を検討すること。県内では、水俣エコパーク「バラ園」が展開されています。
3-2-と連動した多彩なイベントなどを熊本市などと連携し開催すること。
④ 新幹線全線開業と熊本―天草ルート再開の探求
熊本―天草ルートは、新幹線全線開業と熊本観光の重要な軸となりうるものです。天草の観光および受け入れ体制の整備も含め、熊本観光戦略の中で、熊本港をいかした熊本―天草ルートの再開・発展を探求すること。
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