毎年行われている「熊本県原爆死没者追悼慰霊式典」。今年新たに62柱が合祀されました。県原爆犠牲者の碑に合祀された物故者は1668柱になります。ほぼ毎年参加してきた私が毎回感動するのは、追悼式典を主催される県被団協の方々の年々高齢になられながら、原爆犠牲者を哀悼しながら、原爆の被害の実相、原爆の恐ろしさを生き証人として、語り部として、若い世代に、後世に伝えたいという一途な思いの尊さです。
実行委員会の方から、「国会要請を参議院選挙中に行ったが、自民党も民主党も会ってもくれなかった」という趣旨の報告がなされました。政権担当時代、国家賠償による被爆者援護を拒否してきた自民党、今年ニュヨークであった「核不拡散条約再検討会議」に、被爆国でありながら首相も外務大臣も出さなかった民主党政権ーのお粗末さと重ね合わせながら、強い怒りを感じました。
今年の「式典」の圧巻は、NHK熊本児童合唱団の「地に平和を」「原爆許すまじ」の合唱でした。「原爆許すまじ」はおなじみです。はじめて聴いた「地に平和を」に心打たれました。「ごめんなさい お母さん 欲しい いのちが もうひとつ 生きたい 戦争のない国で もう一度 この命で」 おそらく、戦争で死んでいった若い兵士の思いを綴ったものでしょう。隣の席の県平和委員会代表の女性は涙を拭きながら聴いていました。私も感動の涙で聴きました。
実行委員会の方から、「国会要請を参議院選挙中に行ったが、自民党も民主党も会ってもくれなかった」という趣旨の報告がなされました。政権担当時代、国家賠償による被爆者援護を拒否してきた自民党、今年ニュヨークであった「核不拡散条約再検討会議」に、被爆国でありながら首相も外務大臣も出さなかった民主党政権ーのお粗末さと重ね合わせながら、強い怒りを感じました。
今年の「式典」の圧巻は、NHK熊本児童合唱団の「地に平和を」「原爆許すまじ」の合唱でした。「原爆許すまじ」はおなじみです。はじめて聴いた「地に平和を」に心打たれました。「ごめんなさい お母さん 欲しい いのちが もうひとつ 生きたい 戦争のない国で もう一度 この命で」 おそらく、戦争で死んでいった若い兵士の思いを綴ったものでしょう。隣の席の県平和委員会代表の女性は涙を拭きながら聴いていました。私も感動の涙で聴きました。