松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

県議の海外視察などについて、議長に申し入れ

2014-09-11 12:59:03 | 日記

 今日から、9月定例熊本県議会が開会しました。会期は10月6日までです。前川収議長に、「県議の海外視察」「請願者の請願説明の扱いについての改善」について申し入れました。県議の海外視察は、(予想どうり)意見の一致は見られませんでしたが、請願者の扱いの改善については、議長も、「いろいろ配慮する必要はある」ということでした。

以下申し入れ文
熊本県議会議長 前川収様
2014年9月11日 
    県議会議員(日本共産党) 松岡徹

 県議会改革のための尽力に敬意を表します。
県議会の活性化・改革については、6月19日、民主県民クラブ・公明党・無所属改革クラブ・新社会党・日本共産党・無所属議員(2名)で、8項目の申し入れを行っているところです。
8項目についての検討・具体化をあらためて要請するとともに、以下の2点について、検討・改善を要請します。

1、県議会議員の海外視察については、「凍結」を継続すること
熊本県においては、子ども医療費無料化、少人数学級実施学年が、「全国最低」という実態にみられるように、県財政の事情により、県民のための施策を削減、抑制している現状にあります。財政運用では、こうした状況の改善に優先的に対応することが求められています。
 県議が、外国についての知識・見聞を広め、深めることについては、公費の新たな支出によるのではなく、自らの責任・努力によってはかるべきです。

2、請願者が、請願の趣旨を説明する際、請願者の説明席を設けること、説明時間を適切な範囲に延長すること。
県議会に請願をした方々から、「議員(委員)の前に立って、後ろに執行部が大勢いて、まるで裁判所の被告席のようだ」「せめてもう少し、説明の時間が欲しい」との声が寄せられています。
国民の請願権は、憲法第16条に基づくものであり、請願権の行使者である請願者に対して、県議会として、尊重・配慮をはかるべきです。
憲法第16条 【請願権】
 何人も、損害の救済、公務員の罷免、法律、命令又は規則の制定、廃止又は改正その他の事項に関し、 平穏に請願する権利を有し、何人も、かかる請願をしたためにいかなる差別待遇も受けない。


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