松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

行政の誤りまざまざー「水俣病現地調査」

2010-09-02 16:00:37 | 日記
 8月28・29日開催された「水俣病現地調査」に参加しました。28日は、水俣病の地域指定外である天草市倉岳の棚底での「模擬検診」、倉岳頂上からの不知火海ウォッチングでした。
 医師による丁寧な検診、弁護士による詳細な聞き取りを通じて、「水俣病」が浮き彫りになりました。学生さんなど若い参加者がうなずきながら、検診・聞き取りを凝視し、耳を傾けている姿が印象的でした。
 倉岳頂上から不知火海を見渡すと、すぐ斜め下は龍ヶ岳の大道(おおどう)です(直線で2km)。すぐ前は御所の浦です(直線で6km)。いずれも指定地域です。真向かいは水俣です。海はつながっています。魚は泳いでいます。行政の線引きがいかに不当であるかが一目瞭然でした。
 29日は、芦北郡津奈木町での「決起集会」でした。園田弁護団長、山口原告団副団長の報告は、熊本地裁和解による基本合意にもとづく全員の救済、年度と地域により救済から排除される患者の救済、不知火海沿岸住民の健康調査など、当面の対応から、すべての水俣病救済を展望した内容で、集会宣言とあわせて大きな拍手を受けました。日本共産党からは仁比聡平前参議院議員と私が出席し,仁比さんがあいさつと決意表明を行いました。仁比さんが、あいさつの最後の部分で、「松岡徹前県議の県議会議席奪還にお力を」と訴えてくれました。園田弁護団長の「仁比先生の国政復帰を願う」とのエールは印象的でした。「仁比さんを再び国会の場へ」、心が熱く燃えました。

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