松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

片山さつき自民党参議院議員と小泉純一郎元首相

2012-06-01 18:15:16 | 日記

 片山さつき自民党参議院議員のタレントをひっぱり出しての生活保護攻撃は目に余ります。生活保護を抑制しようとの自民党の企図ありありです。生活保護受給者が209万人に増えたのは、自民党政権、民主党政権下での雇用破壊と貧困の拡大によるものです。209万人といっても、生活保護受給の割合は、必要とする生活水準の人たちの1~2割で、欧米諸国の7~8割に比べて著しく低いのです。憲法25条で保障された生存権を破壊する生活保護攻撃をマスコミを使ってやる手口は卑劣極まりないもので、断じて許せません。

 マスコミに煽らせて、弱い立場の人を追い込んでいく片山さつき議員のやり方は、師匠の小泉純一郎氏(片山議員は小泉チルドレン)が、「自己責任」を叫び、イラクで拉致された高遠さんや今井君たち、そしてその家族を追い込んでいったことを想起させます。「自己責任」攻撃はこののち、就職できない若者、非正規雇用の若者たちに向けられていきました。それは財界・大企業による、労働法制の改悪、派遣切り、偽装請負、正規雇用の非正規雇用化の強行と連動するものでした。

 生活保護は国民の最後の命綱です。生活保護への攻撃は、社会保障全体、国民全体への攻撃に拡大していくのは必定です。いま大事なのは社会的連帯です。連帯の力で反撃にたちがるときです。

 県議会厚生常任委員会でもとりあげていきます。国民的運動に全力をあげます。

 

 


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