参院選挙が公示されました。全国的な争点(暮らし、原発、憲法など)とともに、、熊本県の課題も合わせて考え、投票を決めてほしいと思います。
まず立野ダム問題です。昨年の9月11日、民主党政権のもと、国交省九州地方整備局は、立野ダム建設を打ち出し、住民などの準備期間、2~日という強行スケジュールで「公聴会」開催(発言者中賛成ゼロ、明確な反対が28人)、国交大臣(民主党)決定としました。その後、自公政権になり、補正予算、本年度予算で立野ダム関連予算が組まれました。
日本共産党は、県議会、熊本市議会、流域の議会で、「世界の阿蘇をダメにする立野ダムはいらない」「白川を汚染から守り、再生しよう」「河川改修、遊水地など、ダム以外治水で安全安心の白川を」とたたかってきました。
選挙の時だけの「口約」(口先だけの公約)はいけません。たとえば自民党が、総選挙では[TPP絶対反対」と言いながら、政権についたら、さっさとTPP交渉参加に切り替えたように。
自民党は、参院選を前に、10年間で公共事業200兆円という「にんじん」をかざして、ゼネコン業界団体・日本建設業協会に4億7100万円の献金を要求しています。この問題は、先日の党首討論で、志位委員長が安倍首相を追及しました。立野ダムの約1000億円(これからもっと増えると考えられる)も、こうした動きと関連しています。
立野ダム中止を求める方、立野ダムに疑問をお持ちの方、阿蘇を愛する方、トロッコ列車だ大好きな方、白川を愛するする方、公共事業の無駄遣いは許せない方、大型公共事業より社会保障に税金を使えとお考えの方―参議院選挙では、日本共産党に力を貸してください。東京都議選に続き、参議院選挙でも共産党が躍進すれば、状況は大きく変わります。