松岡徹の「一生懸命」

日本共産党・熊本県議「松岡徹」の日々の体験・活動、「県政だより」などを発信します。

最低賃金引き上げは内需を増やすー参院・大門議員の質問

2010-10-27 13:30:31 | 日記
 9月25日の参院予算委員会。日本共産党の大門実紀史議員が「大企業にため込まれた巨額の内部留保を経済全体に還流させることが重要だ」と指摘し、先進諸外国に比べても極めて低い日本の最低賃金の大幅引き上げと、そのための中小企業への支援策を求めた質問。ぜひ多くの方にその中身を知ってほしいと思います。
 大門氏は、オランダ1296円、フランス1265円など、欧米各国の最低賃金額と比べて、日本は時給730円(*熊本は643円~松岡)と格段に低い実態を告発、「730円では1カ月フルに働いても11万円程度の収入にしかならない。ワーキングプア解決のための緊急の課題だ」と指摘しました。
 大門氏は、最賃引き上げのための中小企業支援対策費がフランスでは2兆2800億円(2003~05年)、アメリカで8800億円(07~11年)計上されているのに対し、日本は62億円と、けた違いに低い事実を示し、「内需拡大の経済対策としてとらえるべきだ。規模も中身ももっと思い切った対策を」と迫りました。
 菅首相は、「魅力的な提案だ。中小企業支援が好循環をうむことは十分可能性がある。」と答弁、大門氏に「具体策を聞かせてほしい」とも述べました。
 外国依存偏重から内需を増やしてこそ経済も立て直せること。中小企業経営との関係では、日本の場合、国の補助が決定的に少ないことーなど今後の政策展開、論戦に活かしたいと思います。

雨風のなか1200名がつどい、楽しんだ熊本赤旗まつり

2010-10-27 12:43:30 | 日記
 10月24日(日)の熊本赤旗まつりは、降水確率70%というなかで迎えました。開会(午前11時)の1時間半ぐらい前から雨が降り始め、開会時は激しい雨風でした。強弱はありましたが閉会まで雨はずーと降り続きました。24回を数える熊本赤旗まつりの中でも最悪のコンデーションでした。
 私は開会2時間前から受付付近にいて、早めに来る物産展準備の方をはじめ、来場者を歓迎しました。雨天のもとでも次々と参加者が訪れ、受付は行列ができることもありました。「まつり」はメインの文化プログラムが中止になり残念でしたが、途中で中止することもなく無事へ閉幕、物産模擬店も賑わっていました。川辺川ダムの運動で共同してきた人吉のAさんは、「この雨の中、よー集まったし、帰らんでにぎわっとる。すごいこつばい」と語っていました。私も、党員、赤旗読者、支持者の皆さんの熱い思いを全身に感じた赤旗まつりでした。
 小池晃政策委員長・前参議院議員の記念講演のときは、雨も一時やんだり、小雨状況で幸いでした。小池さんは、後期高齢者医療制度、労働者派遣法、米価暴落、自由貿易協定などにふれ、「自民党よりひどい政治をやっている」と民主党政権を厳しく批判しました。さらに尖閣諸島問題についての日本共産党の立場・見解を明快に解明し大きな拍手を受けました。小池さんから、演説の最初と最後に「県議会空白の克服、熊本市区での県議会議席の奪還」をの訴えがあり、身が引き締まる思いでした。
 中間選挙、いっせい地方選挙の予定候補者を代表して、「県議会議席奪還、候補者の全員当選」を訴えたあと会場を2回りしました。尺鮎の塩焼き、豚汁、団子、アップルパイ、ビール、焼酎等々、人にも食にもたっぷり満たされた赤旗まつりでした。