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施工ミス発覚の業者に幼稚園の建設発注!? 他委員会の報告

2013-07-10 10:03:38 | 議会
施工ミス発覚の業者に幼稚園の建設発注

6月28日(金)読売テレビ(ten)報道

6月28日に読売テレビのニュース番組で松原市の幼稚園建設に係わる問題が取り上げられ、波紋をよんでいます。

突然、公立幼稚園の統合計画を2園から4園にし、建設も急ピッチで進められている新幼稚園の建設は、今年2月21日に入札が行われました。その後、大阪府の公共事業を受ける中でコンクリートの中に空洞ができるずさんな工事をしたとして3月21日に入札参加停止処分になっていました。松原市議会最終日の3月27日に議決、契約がされましたが、この間松原市議会には、こういった事実は、まったく知らされていませんでした。報道の取材に応えた担当職員は、「ホームページや全国紙で報道されていたので周知の事実。市が充分な情報もないままの報告では中途半端になる」などと答えていました。

その後、松原市でも4月11日にこの業者を入札参加停止にしましたが、工事は続行しています。「安心で安全な幼稚園の建設」(市長施政方針演説)とうたっていたのですから、ずさんな工事で処分された業者に幼稚園の建設をそのまま任せていいはずはありません。この統合幼稚園の安全面は、これ以外にも通園路や園区の問題、210名の定員となるにもかかわらず、保健室がないことや、看護教員が配置されないなど多くの課題が残されています。

関西大学 小西秀樹教授のコメント

「法律や市の規則で報告の義務が定められていないことが問題」として「たとえ報告の義務がなくとも市議会として可視の議決がされないようきちっとした情報は伝えるべき。関係する自治体の情報はオープンにしていくのが当たり前」


総務文教委員会

山本やすひろ議員

台湾旅費などのセーフコミュニティ補正予算 -減額修正を提案-

今議会でセーフコミュニティ事業の補正予算として、市長の台湾訪問・メキシコ招待の旅費・委託料などが計上されました。これに対し、日本共産党を代表して、もりた市議が「221万4000円の内143万円が委託料、これはセーフコミュにティに縛られるために捻出されるもので、納得できない」と減額修正を提案。

山本やすひろ市議より「異種文化交流や国際共同など視野を広げることは否定しないが、セーフコミュニティの枠にとどまらず、様々な観点からの検討が必要」と修正案に賛成討論をおこないましたが、修正案は否決となりました。

財政建設委員会

福嶋みつひろ議員

タバコ・空缶ポイ捨て・犬のフン放置に過料
あくまでも抑止効果の向上を

たばこ・空缶等のポイ捨てや犬のフンの放置等の迷惑行為に対して抑止効果の向上を図るため指導・勧告・命令に違反した者に対して5万円以下の過料を科すことができるようにするための「きれいなまちづくり条例」改正が提案されました。日本共産党は基本的には罰則で住民同士監視するようなものではなく、あくまでも住民の道徳面を引き出せる抑止効果の向上を図るよう求め賛成しました。

市長としての資質が問われる!

財政建設委員会で日本共産党の福嶋市議のプラスチックゴミの収集が毎週になることに歓迎の意見を表明し、さらなる充実を求めた質問に対し、突然、市長が追加答弁に立ち「前回の4年間、私の任期においてもですね、共産党から要望を頂いた中で、それを市政に反映したということは一つもございません。今後もですね、やっぱり行革を反対してですね、その財源を有効活用というところに賛同いただけない限りはですね、これは、合い交えることはありませんから」と発言しました。これは、市民の信任を得て選出された議員に対するものとは到底認められません。そもそも、ゴミ収集の充実や中学校給食をはじめとした多くの施策は、市長が市会議員になるはるか前から日本共産党だけが繰り返し要求してきたものです住民の切実な声を代弁する議員に対するこの発言は切実な願いを持つ住民への攻撃であり、許されるものではありません。

こちらは松原民報No.1766(7/7号)より掲載しました。
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