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関西私鉄13社局 「座席の譲りあい」をテーマに共同マナーキャンペーンを展開

2005年08月29日 16時06分36秒 | 鉄道ニュース(総合)
関連:
南海電気鉄道ホームページ:ニュースリリース(PDF)

さて、車内でのマナーが色々と取沙汰されている今日この頃ですが、鉄道会社の皆さんはやる気があるのかないのか良く分かりません。

で、何故そんなことを突然言い出すのかというと、関西の私鉄13社局で、9月1日から15日を中心とした期間に共同マナーキャンペーンが実施されるから。
今回のテーマはズバリ、「座席の譲りあい」。具体的なキャンペーン内容は、13社局合わせて約15,000枚のポスターを掲示することだとか。

全く効果がないとは言いませんが、たかだかポスターを見ただけでマナーが向上するならば、優先席なんて要らないんですよ。

そんなことをするくらいならば、車掌さんなり乗り合わせた社員なりが注意(今回の場合はお願いと言ったほうが適切かも)する方がよっぽど効果があるのではないかと。(確か、少し前にJR九州でこうした取り組みが行われていましたよね。)
しかし、一方で乗務員が注意するにも、停車駅等の関係から難しい路線があることもまた事実。社員だっていつでも乗り合わせている訳ではありません。

そうなってくると、やはり最終的には乗客同士のモラルというか自治に頼らざるを得ないことになります。
一昔前までは当たり前のように行われていた乗客同士の自治行為が何故今は崩壊しているのか。
その原因は、モラルの低下が日本社会の多くの部分に存在することから見ても、鉄道会社だけに原因があるとは考えにくいのです。

ここまで来ると、もう鉄道会社だけのレベルではない、社会全体を巻き込んだものになってしまいます。
つまり、個別の末端が対処するのではなく、教育や政治なども含めたもっとマクロで、かつ根に近いレベルで対処していく必要があるのではないかということです。

ただし、こうした大きな対処をすると、間違った方向へ暴走してしまったり、そこまで行かないにしても将来に対して、良くも悪くも大きな影響を与えかねないことも否定はできないので、ある程度慎重にやる必要はあると思いますが。

何だか、話が大幅に逸れてしまいました。

詳細は関連のリンク先を御覧下さい。

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