--Katabatic Wind-- ずっと南の、白い大地をわたる風

応援していた第47次南極地域観測隊は、すべての活動を終了しました。
本当にお疲れさまでした。

今年の南極のオゾンホール

2005-09-11 | Weblog
気象庁が9日、今年の南極のオゾンホール、過去最大規模で発達中という報道発表をしました。
過去最大規模だった2000年・2003年と同等か少し下回る程度だと報告しています。
また、8月のオゾン全量は過去3番目に低かったということでした。
昨年は最大事の面積が過去10年で3番目に少なくて小規模でした。昨年12月報道
今年と同時期発表の記事は過去10年間の平均的な規模まで発達するだろうとなっていました。昨年9月報道

昭和基地では継続的にオゾン量を観測しており、この報道からも南極地域観測隊の仕事が伺えます。
オゾン層観測速報は毎月行われています。
7月分だけ合わせて紹介しておきます。

南極という場所が地球を見ていくうえで重要な場所だという話は機会あるごとに聞いてはいますが、こうやって、一般報道されるとその重要さがよく分かります。
しらせの耐用年数があとわずかになり、後続船ができるまでのブランクが、特に継続観測にとっては憂慮される問題ですね(もちろん対策はとられているようですが)。


今日、渡井さんから「しらせに乗り込んだよ」とメールがありました。
しらせの中からメールをもらうなんてはじめてのことなので、すごーい!!と一人で感動してしまいました!
青森の一般公開での入場者数は3時ごろに1万人を超えたそうです。
最終的には何人になったのでしょう?
名古屋では1万4900人でしたし、たくさんの人がしらせを見にいっているのですね。
しらせの出航は明日10時です。

第47次日本南極地域観測隊員出発まで、あと78日

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