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不便を知ること

2015-01-19 13:00:00 | Feel something
熊のプーさんの縫い包みを見て、つい「プッ!」と噴いてしまう
女性二人。

彼女らを「思わず笑わせてしまうパワー」を持つその縫い包みは
凄い!と思うわけだ。
下手なコメディアンよりも凄いわけだ。

そういうものを何の気なしに作れてしまう中国人は凄いなとも思
うわけだ。
(彼等も自分たちの持つものを分かっていない)

しかし、それには大前提があるわけだ。

彼女等は、なに不自由のない時代に生まれた「プアジェネレーショ
ン」なわけだ。

なに不自由のない時代とは、生まれたときに一通り揃っている。
電話、エアコン、TV、洗濯機、電子レンジ、ケイタイ、パソコン
ゲームなど。(全部出尽くして、新しいものは無い)
ついでに音楽はピコピコ電子音ばかりだし(電話の待ち受け音と
変わらない音楽ばかりだ)アート(芸術と呼ばれるものも出尽く
していてつまらない)

バブルが弾けて、そういった当初デラックスだったものが少しず
つ手抜きされイイカゲンになってきた90年以降くらいの生まれ
な年代なわけだ。(全部揃ってはいるのだが、安物ばかり世代)

ものが身の回りに溢れている。一見それは豊かさだとの誤解を生
むが、実は安物ガラクタばかりなわけだ。

そういう年代が今後新しいものを作り広めていこうというときに
逆に不便に自ら飛び込んでしまうのだ。
そうしないと、生めないのだ。全く新しいものを。

つまり、可能性としては「不便」なものごとの中にこそあるのだ
と早く気付いたものが先手を取ることができる。
「不便のなかに豊かさがある」わけだ。

不便を訪ね新しきを知るわけだ。

思わず、無条件に、時代のほうからついてくることになる。わけだ。
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