公害の申し子

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JR南武線尻手から出ている支線で浜川崎線とうのがある。
浜川崎線という名称がその後変わったかは定かではない。
この路線は単線で、幼いころは運転室と客室の隔たりは無かった。
幼稚園に入る前から一人でこの電車に乗って行き来した。
川崎新町という駅の直ぐ近くで俺は生まれた。
そして近所の雀荘を営む老夫婦に預けられていた。
鶴見区矢向（駅は尻手が近かった）に引っ越してからも度々
その老夫婦に会いに行くのであった。
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ある日、先頭で計器類や運転操作なんかを見ていると
「やってみるか」と運転手が声を掛けてきた。
その運転手は俺の顔を見知っていたのかもしれない。
俺の手に彼は手を添えて、ドアを開け閉めするための装置の
上下に動かす棒の操作をさせてくれた。
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小さな装置を小さな手が操作するだけで、車両のドアが開閉した。
子供心に感動したのを覚えている。
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そのころ矢向の自宅から見える夜空は東向きで、深夜でも
煌々としていた。
大人になってから知ったことだが、工場地帯の煙突からでる炎が
原因だったようだ。
そういえば川崎新町はその入り口にあたる場所だった。
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生まれつき持っていた喘息の発作が起きると、バーチャンにおんぶ
されて病院に行き、強い薬を尻に打たれ、帰って布団に入ると
天井がぐるぐるとまわっていた。
目を閉じると脳みそごと、体ごとぐるぐるとまわっているようで
その辛い感覚は経験者にしか理解できないだろう。
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喘息はアレルギー性鼻炎に姿を変えて、いまでも俺の体力と集中力を
奪っているし、全身の湿疹はいまでも変わらない。
痒くて眠れない。気がつくと掻き傷であちこから血がでている。
別に病気自慢をしているわけではない。
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自然災害は繰り返しやってくる。
今回の震災を人災だという方も多い。
それよりも、多くのことが見えてきた。
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ネットはバーチャル世界だが、使い方次第で便利なツールでもある。
これまでの現実世界がバーチャル（偽物）だったとしたらどうだろうか。
そういう世界を造った人間と知っていて黙っていた腰抜けどもがいる。
いま世界中がそのことに気付き始めている。
目がまわるどころか目まぐるしい。
怪しい電気自動車【再】
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いま俺の体はこの国のあり方について、現状に対してアレルギー反応を示している。
治療するには”知ること”以外にないようだ。
ある情報をバーチャル世界から拾い、それを確かめるために現実世界に出る。
真実を覆い隠しているのは、実は現実世界のような気がする。
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病んだ現実世界への処方箋は、探せばいくらでもあるように思う。
ただし、その処方箋を鵜呑みにするのも危険なのだ。
考え消化し自分の意見を持つことが何より必要だと思う。
無視される郵政改革法案、３００兆円はハゲタカに渡るのか
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１１/１４に紹介した本は、図書館では３・４ヶ月待ちということだった。
なので彼のサイトをBOOKMARKに追加した。
興味深い内容の記事が多数載っている。
既存のマスゴミ公害の糞さ加減がよくわかる。
０９：３５　一部追加
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