史跡五稜郭跡の堀で行われている「モーツ・アート(堀の芸術)」...。今夕の出演者は、函館
の講釈師“荒到夢形”さんと聞き、「さて、堀を舞台にどんな趣向でやるんだろう」と野次馬根
性丸出しで、午後5時会場となる五稜郭公園二の橋付近に向かう。最高気温29℃の日中の
暑さも、橋の上には濠から吹き上げてくる風が心地よく、観客の皆さんも気持ちよさそう...
手漕ぎボートに曳かれて講釈師“荒到夢形”さん登場...。本人も「いつもお客さんは前にいる
のだが、今日は上なので何時もと勝手が違う」といいながらも、マイクもなしにお濠の中から響き
渡る声で講談「函館イカ物語」を熱演。函館イカ踊りの発祥、函館の魚「イカ」の制定、イカソー
メンのいわれなど小気味よいテンポで話は進み、あっという間の30分、楽しませてもらった...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
今月7日、補給と乗組員の休養のため港町ふ頭に寄港していた海上自衛隊護衛艦“せとぎ
り”(3,550㌧)...。今日9時出航と聞き、港町ふ頭に車を走らせた。9時少し前、艦尾に旭日
旗が掲げられると2隻のタグボートの力を借りてゆっくりと岸壁を離れていく。“せとぎり”の甲
板には乗組員の皆さんが並び帽子を大きく振りかざし別れを惜しんでいるようにも見える...
岸壁を離れる護衛艦“せとぎり”から出航合図なのか大きな汽笛が鳴らされると、タグボートか
ら「答礼の汽笛」が...。恐らく“せとぎり”の航海の安全を祈る意味合いを込めてと思うが、
何故かこのシーンには感動する。乗組員の皆さんは、函館でゆっくりと休養されたかなあ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
ブログの千代台公園の“紫陽花”を見てくれた友人から「上磯ダムの“紫陽花”はこれからか
も、行ってみたら」とメールをもらい、折角だからと、今日午後、北斗市にある上磯ダムに向か
う...。上磯ダムは、大野平野の農業用水を供給するダムで平成2年(1990)に完成し、周辺
はグランドや野外ステージなどの他、キャンプなどを楽しめる公園として整備されている...
“紫陽花”は、ダムを越えた管理事務所の近くにある斜面に200株程度植えられており今が
ちょうど見頃の満開...。この“紫陽花”は、上磯ダムの建設に携わった函館開発建設部の
OBの方が、平成8年から3年にわたって寄付されとのこと。“紫陽花”にカメラを向けている
と、キャンプ中の方から「“紫陽花”は朝の花が綺麗なので、写真を撮るな朝だよ。午後にな
ると花も疲れて萎れてしまう」とのアドバイスをもらう。確かにそうかも、来年はそうしよう...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
石川町の本屋に向かう途中「冷やしラーメン」狙いで中華料理店を目指したのだが、生憎の「臨
時休業」...。それじゃ、さらに近くへと蕎麦屋に向かう。午後も1時を過ぎていたのだが駐車
場が満杯、ほどなく押し込むことが出来たが、店内も7,8割ほど埋まりサラリーマン風の若者か
ら老夫婦までと客層も広く人気のほどが伺える。店内奧の小上がりに陣取りメニューを覗く...
メニューには「音威子府産石臼挽きそばでを使用し、2・8そばですべて手打ちで提供。つゆは40
年以上継ぎ足し続けているものを使用」と書かれており、かなりのこだわりがありそうだ。天丼と
そばのハーフ “天丼セット” をオーダー、揚げ玉に自家製デザートも添えられる。そばにつるつる
感は感じられないが、ほんのりとそばの香りを楽しめ、手打ちそばの食感を味わうことが出来る。
ちょっと遅い昼食だったが、天丼と合わせてほぼ満腹。そうだ、濃厚なそば湯も旨かったなあ...
( ※ 小さな写真2枚は左クリックで拡大する。)
今朝も鉢植えの“アサガオ”が大輪の花を咲かせた...。この“アサガオ”、去年鉢に植え花
が終わった後そのまま裏に置いていたが、こぼれた種がこの春芽が出ていたもので1週間ほ
ど前から毎朝色とりどりの4,5輪10cmほどの大きな花を咲かせ楽しませてくれている。“ア
サガオ”が咲くと「夏だなあ~」と思うのだが、何と“アサガオ”は夏ではなく秋の季語だという。
もう少し蕾らしきものが見られるので「明日も咲いてくれよ」と夕方の水やりを欠かさない...