( 05/30撮影 )
「市電」の愛称で函館市内を走る路面電車、現在37両ある市電の中で最も古いのが“530
号”...。昭和26年(1951)から現在まで71年間走り続け、今でも市民や観光客の足とし
て活躍しているが、現在は繁忙期の臨時便などに対応する予備車両として出番が少なく市電
ファンからは運行する姿を待ち望む声もあるそうだ。そこで、函館市交通部では5月30日
を「“530号”の日」と定め、この日に合わせ乗車料金無料の貸切で特別運行が行われた..
“530号”は、広告ラッピングをしている車両が多い中、ベージュとダークグレーの塗装をま
とったシンプルなツートンカラーのレトロなデザインの車体...。復元されたチンチン電車
「箱館ハイカラ號」と並んで人気のある車両で、今日も沿線各所でカメラを手にした市民や市
電ファンが熱い視線を送っている。当時の姿で走る“530号”、函館の街によく似合う...
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