7月7日は「七夕」...。五稜郭公園1周ウォーキングの途中、五稜郭タワーに立ち寄る
と1階アトリウムの一角に“七夕飾り”が置かれ華やかさを演出し、「星(五稜郭)に近い場
所から願い事を」と短冊が用意され、観光客や市民が書いた短冊が“七夕飾り”に吊されてい
る。短冊には日本語の他、外国語のものあり、「宝くじが当たりますように」や「みんなが
幸せになりますように」と言った定番の中に「おとうさんのいがはやくなおりますように」
と子どもの字で書かれた願い事は、星に代わって叶えてあげたい気持ちにさせられた...
夏の夜空に浮かぶ天の川、そこに輝く2つの星「おりひめ」と「ひこぼし」が年に一度の出会
いの物語が、「七夕」の風習となったと伝えられ、その物語と「七夕」の由来がコーナーにパ
ネルで紹介されている...。七夕の夜、子供たちが「ローソク出せよ」と歌う「七夕の囃子
歌」は各地で歌われているが、そのルーツは函館であるということをパネルで初めて知った.
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( 05/18,19 撮影 )
函館の初夏の風物詩「箱館五稜郭祭」...。旧幕府軍が新政府軍に降伏して五稜郭を明け渡したこ
とに因んで毎年行われており、今年は節目の第55回目。午後、祭りのメーンとなる「維新行列」
が、軍艦開陽丸を先頭に約650人が会津遊撃隊や伝習歩兵隊、松前正儀隊、全国の土方歳三ファン
で構成された新撰組など各隊が当時の衣装をまとって行進、五稜郭公園を目指した。その五稜郭公園
では、箱館奉行所脇の広場で榎本武揚率いる旧幕府軍と新政府軍との戦い「箱館戦争」の激戦の模様
や五稜郭を明け渡したときのシーンを再現、集まった大勢の観衆から大きな拍手がおくられる...
前日、五稜郭公園に作られた特設舞台で、「土方歳三コンテスト」が行われた..。コンテストの
参加者は11名、函館市内はもとより愛知県や土方ゆかりの地東京都日野市など全国各地から集ま
り、箱館戦争で新政府軍による総攻撃で土方歳三の戦闘シーンや銃弾に倒れる場面を熱演,会場を盛
り上げる。55年という半世紀以上にわたって行われてきた「箱館五稜郭祭」は、祭りあり方を検
討されており、現在行われてきた「維新行列」や「土方歳三コンテスト」は今年が最後となるよう
だ。これで終わりでないとのことなので,来年どんな形で行われるか、これも楽しみに待ちたい..
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( 04/29 撮影 )
3連休の最終日、朝方のドンヨリした曇り空も昼前には薄日が差し頃天気に回復...。少し風
が強かったので、五稜郭公園のサクラは?、と少し気になりカメラ片手にウォーキングを兼ねて
公園に足を運ぶ。案の定、サクラの花は散り始めサクラの木の下はピンクの絨毯に変わってい
る。濠の中を覗き込むと、散ったサクラの花びらが公園の濠に舞い落ち、裏門橋から東の方向に
風に乗って水面をピンクに染めながら流れ、その流れに乗ってボート遊びで楽しんでいる...
「サクラは散っても楽しめる“花筏(はないかだ)”」といわれている..。“花筏”とは水面に散っ
た花びらが連なって流れているのを「筏」に例えた言葉で、まさに今日の五稜郭の濠の流れ。五
稜郭公園のサクラの花はほぼ終わり葉桜に変わりつつあるが、まだまだ春の風情を魅せている.
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観測史上2番目の早さで開花した函館の“サクラ”..。開花から5日目の23日函館地方気象台
から「満開」を観測したとの発表、しかし、その後の雨と強風で「満開」の“サクラ”が見られな
いのではと心配したが、満開の“サクラ”は健在で今朝も青空の下に弾けんばかりに花びらを広げ
待っていてくれた。早速、カメラ片手に花見を兼ねながら五稜郭公園1周ウォーキングに...
特別史跡・五稜郭跡の土塁に登り、満開のサクラの上に乗っかった気持ちにさせてもらったり、見
上げて五稜郭タワーとのショットも絶景ポイントの一つに...。今年も、最後はタワーの展望
台からと五稜郭タワーに向かうが搭乗客で溢れ、とても昇れそうな気配もなく諦める。五稜郭公
園の“サクラ”、散りザクラまでもう少し楽しめそうで、その後はお濠を流れる「花筏」も...
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気象庁のマスコットキャラクター「はれるん」(中央)が、五稜郭タワー公式イメージキャラクター「GO太くん」(右)、
函館観光イメージキャラクター「エキゾーくん」(左)を引き連れて“サクラの開花”を発表
函館は日中の最高気温が17.5℃と5月中旬並みの気候...。この陽気に促されたのか、
今日の午後、「標本木」のある五稜郭公園内で函館地方気象台の職員が“サクラの開花”の基準
となる5輪の花が咲いているのを確認、気象庁のマスコットキャラクター「はれるん」から
「函館で“サクラが開花”した」との発表があった。函館の“サクラの開花”は、昨年の4月14
日よりは4日遅れたが、平年より10日も早く昨年に次ぐ観測史上2番目の早さでの開花..
札幌でも今日午前に開花の発表があり、函館と札幌のサクラが同じ日に開花したのは令和元
年(2019)以来5年ぶり..。ところで、サクラの開花予想「500度の法則」で行くと3
月1日以降の最高気温の積み重ねは445度で55度早い開花。これは、3月の気温は平年
並みに推移したが、4月に入って急に気温が高くなったことによることが要因のようだ。サ
クラは開花後3,4日で満開になるそうなので、来週初めが見ごろ、忙しくなりそう...
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函館の冬の風物詩ともなった “五稜星(ほし)の夢” イルミネーション..。12月から史跡・
五稜郭跡を「地上に降りた大きな星」に見立て、約2千個の電球を並べ仄かな灯りで五稜星形
を浮かび上がらせ、幻想的で「夢」を与えてくれたこの輝きも、早いもので最終日の29日ま
で残り3日。今年も五稜郭公園へのウォーキングの際には、何度となくこのイルミネーション
に付きあってもらった。ところで昨日の夕方、“五稜星の夢”の終わりを告げる花火が打ち上げら
れた。打上げは、午後5時過ぎの昼花火とあって手持ちで挑戦。来年はせめて6時にして!!..
( 昨夕、“五稜星の夢”の終わりを告げ打ち上げられた花火 )
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