２５日に開花した五稜郭公園のサクラ、満開を迎え今が見頃．．．。今日の気温は２３℃とこの春一番
の暖かさ、半袖姿のでお花見客も目立つ五稜郭公園周辺は大賑わい。しかし、この暖かさはサクラ
の命を短くしているようで、気の早いサクラは散りザクラに向かっている。“桜花爛漫”．．．、そんな言
葉がピッタリの五稜郭公園だが、サクラの下ではジンギスカンにビール、その匂いがたまらない．．．
昨年に引き続いて寄港の「セレブリティ・ミレニアム」（91,000㌧）．．．。下船後、客船歓迎ボラン
ティア団体「カムカム会」の皆さんが用意した、歓迎の横断幕の前に集まり記念撮影。約２千人
の乗客の皆さんは満開のサクラ見物など函館観光を楽しむ．．．。出港は午後７時、入港時から
通訳として活躍した高校生と市民が、強い風の吹く岸壁から函館名物“いか踊り”で見送る．．．
柏木町と松陰町の町境をなす“桜ヶ丘通り”．．．。通りの名前が示すように、電車通りから約
６００ｍの沿道両脇に約１００本ほどの桜の木が植え込まれ桜並木となっている。ちょうど今が
満開で、桜のトンネルを通り抜ける見物客の目を楽しませている。普段は閑静な住宅街だが
この時期サクラ見物に訪れる車で、昼夜を問わず渋滞に。出来れば散策しながら楽しんで．．．
満開まであと一息の「ソメイヨシノ」．．．。しかし、五稜郭公園には大勢の花見客で大賑わい。陽
が落ちると約５００個の祭り提灯に灯りがともり、ライトアップされた五稜郭タワーと十三夜月が一
緒に“夜桜”を引き立てる。提灯の下でのジンギスカンやビールはさぞかし旨いんだろうなあ、どの
輪も盛り上がっており羨ましい限り．．．。明日は桜は見ごろを迎え、今日以上に賑わいそうだ．．．
今朝早くオランダ船籍の クルーズ客船“フォーレンダム”（61,214㌧）が函館港に入港した．．．。
“フォーレンダム”は毎年函館に寄港するお馴染み船で、今回は横浜港発でカナダ・バンクーバー
港へ北太平洋横断クルーズの途中の寄港．．．。船内は数多くのアートや骨董品が飾られ、船内
のインテリアや広々とした客室、さらに中型船ならではの行き届いたサービスが人気とのこと．．．
クローズ客船が寄港する際、入出港はほぼ予定通りの時間であるが、今回の“フォーレンダム”
は何度か変更になり対応する関係者は悩まされたようだ。お陰で、予定していた函館名物「イカ
踊り」での見送りも出来ず、さらに出港時間近くに船内で事故があったらしく救急車や消防車、
パトカーに海上保安庁の職員も駆けつけ出港時間が大幅に遅れたようだ。こんな事も珍しい．．．
所用でＮＨＫ函館放送局を訪ねると、「函館愛光フォトサークル」の作品展がギャラリーで開催
されており見学させてもらった．．．。同サークルは今年で創立６５周年を迎え記念の作品展で
会員やＯＢ１７人の作品が並ぶ。会場には今年２月に亡くなった会長の吉江和幸氏の遺影が飾
られていたが、「見てくれる人に“感動”を与える写真を撮って．．．」と何度か声を掛けていただ
いたことを思い起こしながら、それぞれ撮影者の気持ちのこもった１枚を楽しませてもらった．．．
函館港には、今年延べ３１隻のクルーズ客船の寄港が予定されている．．．。その第１船“ダイヤ
モンド・プリンセス”（115,906㌧）が、横浜港発着の「きらめく春の周遊クルーズと韓国９日間」の途
中、今日昼函館港に入港した。生憎の空模様だったが、乗客の皆さんは早速市内観光を楽しんだ
ようだ。出港は２３時とあって見送りは出来なかったが、光り輝く“ダイヤモンド・プリンセス”を．．．
昨夜からの雨が、明け方には屋根を叩くほどの強い雨に変わり、サクラの開花を目前にして少し
心配になる．．．。しかし、この時期に降る雨を“催花雨”といい「春、早く咲けと花をせきたてるよ
うに降る雨」で草木にとっては重要な雨のようだ。五稜郭公園のサクラもすっかり雨に濡れ、つぼ
みは萎んだようにも見えたが、午後、函館地方気象台から「サクラの開花を観測」と開花宣言．．．
五稜郭公園の「サクラ」の花が気になり、カメラ片手にウォーキングを兼ねて出掛けてきた．．．。標
準木の「サクラ」はつぼみから弾けんばかりで、予定通り２６日の開花か？．．．。ところが、箱館奉
行所脇の“梅の花”が咲き出した。今年はつぼみが多く、今週末にはこの梅の木、満開の花を咲か
せそうで、こちらも楽しみ。五稜郭タワーには巨大こいのぼりが泳ぎ、「花よ咲け」と嗾けている．．．
厚沢部町の「エゾノリュウキンカ」を見物の後、折角ここまで来たのだからと“カタクリ”の群落
地として知られている乙部町の市街地を見下ろす高台にある宮ノ森公園へ．．．。“カタクリ”は、
ちょっと大ぶりで淡い紫色の花びらを反り返るように丘一面に今が見頃とばかりに咲き誇ってい
る。下向きにひっそりと咲く姿は「春の妖精」といわれているが、そんな風情を漂わせている．．．
知人のブロガーさんから「厚沢部と乙部の“お花畑”見頃だよ」とのメールをもらう．．．。早速、
少し早起きをして厚沢部町我虫沢の谷に車を走らせた。メールのとおり、“お花畑”に化した沢
一面に朝露を乗せた黄金色の「エゾノリュウキンカ」と白い「ミズバショウ」が咲き誇っている．．．
沢を囲む山肌にはカタクリ、エゾエンゴサク、エイレンソウ、フクジュソウ、イチゲなどの花々が咲き
乱れ、ちょうど今が見ごろでまさに山の中の花屋さん．．．。あちこちから聞こえてくるウグイスなどの
小鳥の声と小川のせせらぎを聞きながら、この花々をファインダーから眺めていると心癒される．．．
昨日朝函館港に入港した深海調査研究船“かいれい”が、弁天岸壁で一般公開が行われ研究船の
内部を見学してきた．．．。“かいれい”は、無人探査船「かいこう7000-Ⅱ」の支援、海底下深部構造
の探査、深海底の表面の探査という３つの役割を持っているという。残念ながら「かいこう7000-Ⅱ」
は横須賀港で整備のため同航していないが、それぞれの調査で深海の謎に迫る活動を続ける．．．
（「かいこう7000-Ⅱ」の格納庫） （「かいこう7000-Ⅱ」の操作席）
函館の最高気温が今年初めて２０℃を超えた．．．。五稜郭公園の大きく膨らんだ“サクラ”のつ
ぼみが気になり、ウォーキングを兼ねて確かめに出掛けた。外堀散策路傍にある“サクラ”の
木の幹に咲く“サクラ”にカメラを向けていると、「お菓子屋さんの裏の“サクラ”が咲いてる」と散
策中の方が教えてくれる。確かに建物の壁際に咲く「ソメイヨシノ」が、一足先に開花．．．。公園
は夜桜を楽しむ提灯の取付も終わり、後は気象台の職員の方の「開花宣言」を待つばかり．．．
函館の街に春を告げるかのように走り出したチンチン電車「箱館ハイカラ號」．．．。赤を基調に
したレトロな車体を揺らしながら函館の街を１０月末まで明治時代の情緒を漂わせながら函館
の街を走り続ける．．．。今年は、老朽化した車両保全のため、土曜、日曜、祝日を中心に運行さ
れるため、走る姿にお目に掛かる機会も少なくなるが、時間を見つけて追っかけてみようかな．．．
海洋研究開発機構(JAMSTEC)所属の深海調査研究船“かいれい”（4,517㌧）が、今朝函館港に
入港．．．。“かいれい”は、最大潜行深度7,000mまで潜行調査することが出来る無人探査船「かい
こう7000Ⅱ」の支援母船として、深海低の地形や海底下の様子を調査する最新の機器を搭載する。
明日からの２日間、弁天岸壁で一般公開が予定され船内見学が出来る。是非、行ってみよう．．．
