２７日（月）に函館港に入港した航海訓練所所属の練習帆船“海王丸”が西ふ頭で帆を休めてい
る．．．。今回は実習生を乗せての航海訓練の途中での函館港への寄港で、実習生の休養や物
資補給のためで市民への一般公開などの予定はないが、夜イルミネーションが行われていると
聞き、夕食後西ふ頭に車を走らせた。大きく弧を描く灯りは、函館夜景に彩りを添えている．．．
“海王丸”は全長110ｍ、全幅13.8ｍで４本マストの帆船で、帆船としては世界最大級で４本
マストのうちメーンマストの高さは水面50mにもなるという．．．。姉妹船の「日本丸」は帆を広
げたときの姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれ、“海王丸”は「海の貴婦人」と呼ばれている．．．
今朝早く、函館港にイタリア船籍のクルーズ客船 “コスタ・ネオロマンチカ”（57,150㌧）が入港．．．。
生憎の曇り空ながら、真っ白な船体を港町ふ頭に向かって進んでくる。クルーズ客船の中でも中型
だが、その迫力はたまらない。福岡港から釜山、新潟経由で函館に寄港し、最終寄港地は東京港で、
出発港に戻らない片道クルーズ．．．。夏休みの思い出づくりなのか、子ども連れが目立ったなあ．．．
港町ふ頭で開催された 「はたらくのりものたち大集合」 に協賛して、大湊を母港とする護衛艦
“ゆうだち”も参加、一般公開が行われた．．．。“ゆうだち”は、平成11年3月に就役、全長151ｍ、
全幅17ｍ、排水量4,650㌧で乗組員は約170名。乗船前に手荷物検査を受け、艦上に装備されてい
る76ミリ速射砲、艦対艦ミサイル等の攻撃武器や後部甲板に搭載している哨戒ヘリコプターなどを
見学したが、今回は艦橋には上がれず。さすがに、今回は見学者が多く乗船、下船は大渋滞．．．
（後部甲板の哨戒ヘリコプター） （７６ミリ速射砲）
港町ふ頭で開催された“はたらくのりもの大集合”．．．。今年は第７回目だそうだが、初めて足
を運んできた。毎年大混雑しているとの話を聞き、午後遅くなってから出掛けたのだが、駐車
場に入るまでが大変だ。広い港町ふ頭岸壁に、消防車、パトカー、クレーン車、高所作業車など
工事車両を含め１３０台ほどが所狭しと並べられ、子ども達が触れたり、乗ったりと大喜び．．．
道南ドクターヘリのヘリコプターも参加をし、全長１３ｍ、全高３．４ｍの機体に触れさせてくれ
る。と、ヘリコプターは基地の函館空港に戻るため飛び立つ、その瞬間を大勢の子ども達は
固唾をのんで見守り、ヘリコプターが上空を旋回する間大きく手を振っていた．．．。今年は
天候に恵まれ１万人を大きく超えたとのことで、子ども達の笑顔を見ながら楽しんできた．．．
函館生まれの４人組ロックバンド“ＧＬＡＹ”．．．。５年ぶりに函館港に浮かぶ「緑の島」に２万５千
人を集めて２日間の野外ライブが行われた。函館の街は“ＧＬＡＹ”一色に染めライブを盛り上げて
いたが、初日の昨日は台風崩れの低気圧による強い風に邪魔されたものの無事終了．．．。一転
今日は青空も覗く野外ライブ日和に、大勢のファンがライブ会場の「緑の島」を埋めているようだ．．．
残念ながら会場には足を運べなかったが、何とか応援できないかと「緑の島」に近い摩周丸の係
留されている若松ふ頭へ．．．。すでにライブは始まっており、風にも流されず“ＧＬＡＹ”の演奏が
聞こえてくる。大型スクリーンも見える、まさに無料のエリアで大勢の市民も耳を傾けている。と
もえ大橋から、海岸町の船溜まりを見るとここにもビックリするほどの車が、緑の島の方向に頭を
向け整然と並べられている．．．。さて、函館の夏を熱く燃やす“ＧＬＡＹ”ライブ、次はいつかな．．．
スペインの画家サルバドール・ダリの版画を並べた特別展 “奇才・ダリ版画展” が道立函館美術
館で開催されている．．．。期間は明日２６日まで、まだ時間があると行きそびれていたが、今日慌
てて鑑賞してきた。並べられている作品は２００点を超え、ダリの言葉や写真を交えて紹介されて
いる。奇想天外な表現で描かれた作品に驚かされるが、一面繊細さも垣間見ることが出来る．．．
２つの台風が北海道に向かって北上しているが、今朝の函館はそんな気配は感じられず青空も
覗き穏やかだ．．．。しかし、夕方から雨が激しく降り始め、避難準備情報も発令されている。
久し振りに少し早めに朝の香雪園の散策を楽しむ。相変わらずカメラを手にした方や犬を連れ
て歩く市民の姿が見られるが、しょっこり現れた “エゾリス” と遭遇．．．。木の切り株の上で食事
中、キノコにかぶりついている。 “エゾリス” は雑色性でキノコや昆虫も好んで食べるらしい．．．
今日２３日は二十四節気の一つ“処暑”．．．。“処暑”の「処」は止まるという意味合いから、「よ
うやく暑さが収まり、和らいでくる頃」という。ところが、今日の函館の最高気温は３０．９℃と約
３週間ぶりの「真夏日」、しかも今年最高気温を記録、何が“処暑”だ!!．．．。しかし、最も台風が
上陸しやすい時期ともいわれており、それに呼応してか２つの台風が北海道を狙ってくる．．．
（五稜郭タワーの上に浮かぶ雲は秋を感じさせるのだが．．．）
明け方、我が家の屋根の上を雷様が走り出すような凄まじい音とともに激しい雨音に驚かされ
たが、その雨も８時過ぎには何事もなかったように上がり青空も覗き出す．．．。そんな青空の下
をクルーズ客船“飛鳥Ⅱ”（50,142㌧）が１ヶ月振りに姿を現した。今回は、横浜港から「夏の北
海道クルーズ」で釧路港を経由し函館港が最終寄港地。折り返して、函館港から「函館発夏の
日本海クルーズ」で酒田港経由で最終寄港地の伏木富山港に向かうという珍しいクルーズ．．．
入港時、市民による歓迎のイベント「イカ踊り」を予定していたが、雨で中止となったが、出港時に
はききょう幼稚園の園児６０名によるヨサコイソーラン踊りとイカ踊りでの見送りのイベントが行わ
れた。“飛鳥Ⅱ”は北上する台風２０号に向かうこととなるため、途中寄港地の酒田港を抜港し日
程を短縮して伏木富山港に向かう。園児達の踊りは、見送りとともに航海の安全を祈っていた．．．
函館市内では“ハマナス”が直径２～３㌢の赤い球形の実を輝かせ始めている．．．。大森浜の啄木
公園では今年６月上旬から淡いピンクの花を咲かせていたが、今はミニトマトのような赤い実が潮風
に揺れている。子ども達は海辺で水遊びをしているが、街の彩りは少しずつ秋色に変わっている．．．
函館の夏のイベントとして定着した “YOSAKOIソーラン祭り” 道南大会．．．。今年は道内外から
２１チームが参加して函館朝市と函館駅前の２カ所で開催された。１チームに与えられた時間は約
４分、赤や紫色など彩り豊かなそろいの衣装に身を包んだ踊り子たちは、アップテンポな曲に合わ
せて躍動感溢れる演舞を披露し、沿道を埋める観客も曲に合わせて手拍子を叩き声援を送る．．．
演舞の途中、各チームで演舞のバックで盛り上げる旗振り隊が一堂に会して旗を振り続ける「大旗競
演」．．．。縦横７，８ｍもある大旗を振り続ける体力は相当なもの、この日の気温は２２℃と少し肌寒さ
もあったが、さすがに旗振り隊の皆さんの額は玉の汗．．．。今年も爽やかな笑顔に元気をもらう．．．
道南の夏まつりもいよいよ終盤を迎える．．．。今夜は「湯の川温泉花火大会」 と 「しかべ海と温
泉（いでゆ）のまつり」が被ってしまった。いずれも打ち上げ花火が好評で、出来れば両方に行っ
てみたい．．．。最後まで悩んだが、最近ご無沙汰の「鹿部町へ!!．．．」と決め、車を走らせる．．．
今年で３７回目を数える鹿部町最大のイベントで、朝から 「カッター競漕」 や豪華景品の当たる
「ビンゴゲーム」 などで一日中熱気に包まれていたそうだ．．．。ちょうどステージでは、お笑い
芸人のフォーリンラブのお二人がお得意のネタで 「イエス、フォーリンラブ」 の締めセリフで会場
を盛り上げている。フォーリンラブのバービーは北海道栗山町出身とのことで、身近に感じた．．．
お目当ては約４千発が打ち上げられるという “花火大会” ．．．。打上場所は、漁港を囲む堤防の
上、大勢の見物客が漁港の荷さばき所にゴザを敷き頭の上を見上げている．．．。花火とともに聞
こえる音の迫力に圧倒されながら、一心にシャッターを切る．．．。海の傍とあって冷え込みは身体
に応えたが、見物客の皆さんも行く夏を惜しみながらこの夏最後の“花火大会”を楽しんでいた．．．
今朝の最低気温は１１℃と冷えみ、９月中旬の気温だという．．．。秋が来ないうちに “ひまわり
畑” を探そうと、車を走らせた。昭和公園近くの昨年咲いていた場所から少し離れたところに、そ
れほど広くはないが目に留まった。雲間から顔を出す陽を浴びて大きく羽ばたくように花びらを広
げ、気持ちよさそうだ。道南いさりび鉄道線を走る朱色の車両、“ひまわり畑” が盛りたてる．．．
市民や観光客に懐かしい日本の夏祭りを楽しんで貰おうと、大門で“はこだて夜祭り”が行われ
た．．．。高い櫓が組まれ、祭り提灯が吊された下で太鼓のリズムに乗って盆踊りを楽しむ、一
昔前まではこの時期あちこちでよく見られた光景だが、そんな雰囲気を再現させてくれた。盆踊り
りは大門音頭、函館音頭にいか踊りで櫓をに囲み思い思いに踊りを楽しみ、行く夏を惜しむ．．．
ここ暫く太陽を見ていないし、気温の低い日が続く函館．．．。今日も一日雨が降り続き、現在
（午後９時）猛烈な雨が屋根を叩いている。街路樹や各家庭の庭先に植えられている“ムクゲ”
の花が満開に咲き誇っている。“ムクゲ”は８月から９月頃にかけて白、紫、赤など１０ｃｍから
大きいのは２０ｃｍほどの大輪の花を咲かせてくれる。この大雨にも負けず咲く “ムクゲ”．．．
